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Windows 8.1「スタート」復活にユーザーの反応は

2013-06-24 20:01:59 | 日記
Windows 8.1「スタート」復活にユーザーの反応は という記事を見つけました

 米Microsoftは2013年5月末、Windows 8.1、コードネーム「Windows Blue」のプレビューサイトを公開し、バージョンアップサイクル短期化計画の実行を開始した。しかしWindowsについて、今後はあまり間を置かずにアップデートを実施するというMicrosoftの施策は、世の中の情勢に遅れまいとする企業のIT部門に、好ましくない影響を及ぼすおそれがある。

 コンサルティング会社、米Directions on Microsoftのアナリスト、マイケル・チェリー氏は、「Windows 8のアップデートが現在発表されている通りのペースで実施されるとすれば、組織のIT部門は逐一アップデートを適用するか、あるいはアップデートを何度か見送るか、選択しなければならない」と話す。

 この点について、印刷サービスの米Innovative Print and Media Groupでテクノロジー部門を率いるロバート・ケーチグ氏は、「どちらを選択しても、アップデートの適用を早めることはIT部門のスタッフの負担が増すことになる。よく考えて方針を決めなければならない」とコメントする。

 ちなみに、ケーチグ氏の会社では通常、最新のテクノロジーは適用しないという。「最新の先進的なテクノロジーを採用することで、運用中の実務で新たなリスクを抱えることを避けたいからだ」。ただし、仮にIT部門が「OSの更新サイクル短縮に追随せず、アップデートを見送る」と決断した場合、技術上のギャップを抱えることになりかねない。

 「そうなれば、IT部門の管理者は全員そのギャップを意識しながら業務を進めざるを得なくなる。次期バージョンのリリースが早まれば、最新のOSと自社システムとのギャップはどんどん広がる」(同氏)

 一方で、Windows 8.1の更新スケジュールが前倒しになるのは、歓迎できる部分もある。「製品が改良されることで、ユーザーの不満は軽減されるだろうし、組織のIT部門ではシステムのセキュリティレベルを高められる」と語るのは、バイオテクノロジーおよび医療専門の広告会社、米Dudnykの副社長でIT部門の責任者でもあるブレット・アンダー氏だ。

 「この変化には素早く対応する必要がある。プログラムのリリースとアップデートの適用は非常に重要だ。アップデート用ファイルの質に問題がある場合は別として、リリースの時期が早まることで、システムへの展開をより短期間で終えることが求められるようになる」(アンダー氏)

 だが、米IDCのアナリスト、ボブ・オドネル氏は、「MicrosoftはWindows 8.1を2013年後半にリリースする準備をしているというのに、大企業の中にはこれからようやくWindows 8にアップグレードしようかというところが何社もある。Windows 8の導入を既に終えた組織は多いとはいえないが、Windows 8を既に導入した組織は、より進歩的で、新しいテクノロジーを採用するペースも速い。ただし、ハイペースのシステム更新を長期間継続するとすれば、IT部門にとっては大きな課題となる」と話す。

 Windows 8.1へのアップデートによって、変わった点を少し整理してみよう。まずWindowsロゴの形をした「Start Tip」をクリックすると、スタート画面を表示させることができる。色の選択肢が増えているなど、パーソナライズ機能もある。さらに、タイルのグループ化など、画面レイアウトの調整もより簡単になっている。

 インターネットやクラウドとの連携については「Internet Explorer 11」が搭載された。検索エンジンの「Bing」では、Webだけではなく、ローカルのファイル、アプリおよびSkyDriveの内容を検索対象に含める「グローバル検索」に対応する。SkyDriveに文書を直接保存することもできるようになる。

 だが、Microsoftは、多くのユーザーが望んでいたものを復活させなかった。それは「スタート」メニューを表示させる、昔からのユーザーにはなじみ深い「スタート」ボタンである。旧バージョンのWindowsデスクトップのルック&フィールに愛着がある個人ユーザーと大企業の顧客は少なくはない。なのに、この機能を搭載しなかったことで、新しいOSに対する不満はなおも残るだろう。ただし、Start Tipをクリックしたときの表示は、タイル画面だけでなくアプリビューを直接表示するように設定することもできる。

 長年のWindowsユーザーの多くが、まだWindows 8の新しいルック&フィールを受け入れていないという認識がありながら、スタートボタンを完全復活させる案を却下して、この程度の機能変更にとどめたところに「Windows 8に早く慣れてほしい」というMicrosoftの戦略が垣間見える。

 Microsoftのブログ上でも、OSに対する感想のコメントでは好意的なものと否定的なものが入り混じっている。ユーザーの間でも賛否両論があるようだ。ユーザーらはブログにこう書き込んでいる。

「簡単な解決法がある。スタートボタンとスタートメニューの組み合わせ、またはスタート画面のどちらを表示させるかをユーザーが選べるようにすればいい。Windows 8の最初のリリース時にこの選択肢を表示していたら、Windows 8はもっと売れていただろうし、現状ほど酷評されることもなかっただろう」

 「スタート画面を表示させる“ホットボタン”を画面の左下隅に増やした程度では物足りない。リモートデスクトップと仮想マシンを利用している私のようなユーザーなら、スタートボタンの復活を切実に願っているはずだ。ウィンドウの隅をクリックするのは苦行だ」

何か 話が違うようだ

Android向け無料GPSアプリ比較、最強はどれか

2013-06-21 22:01:31 | 日記
Android向け無料GPSアプリ比較、最強はどれか という記事を見つけました

 Android OS向けGPSマップおよびナビゲーションアプリは、無料/有料を問わず豊富に出回っている。これら無料アプリの中で最高のパフォーマンスとオプションを提供するものはどれか。このレビューでは、無料の有力GPSアプリとして、「Googleマップナビ」「Telenav GPS Navigator」「GPS Essentials」「Waze」の4つを取り上げる。この中からベストなアプリも選定する。

Googleマップナビ
 Android端末を使ったことがある人なら、恐らくGoogleマップを使ったことがあるはずだ。このアプリを使ってGPSでルートを確認したこともあるかもしれない。だが、Googleマップには、本格的なGPSナビゲーションシステムが付属しているのをご存じだろうか。「Googleマップ ナビ」(Google Maps Navigation)という何の変哲もない名前のこのシステムは、以前のGoogleマップには用意されていなかったさまざまな機能を提供する。例えば、3D表示、音声ルート案内、別ルートの自動検索などだ。

 米Googleが提供するものの多くと同様に、Googleマップ ナビは、正式にはまだβ版と位置付けられている。完全に正常に動作するという保証がないまま使うことになるということだ。ただし、Googleは他社製アプリの正式版と遜色なく動くβ版を提供することでも有名だ。

 Googleマップ ナビもその例外ではない。かなり洗練された、シンプルだが効果的なナビアプリという感じを受ける。Googleマップ ナビの真の強みは、Googleの大規模な地図データベースに加え、航空写真やストリートビュー画像を利用できることにある。Googleマップ ナビは、単に「目的地まで366メートル」と知らせるのではなく、目的地に近づくと自動的にストリートビュー表示に切り替わる。このため、近くの様子を分かりやすく確認できる。

 また、Googleマップ ナビはオンラインデータに依存しているが、キャッシングを活用することで、データ接続が失われた場合でも、ナビゲーションを継続したり、必要ならば別ルートを自動検索したりできるようになっている。オフラインでのGoogleマップ ナビでは、地図全体が端末上にある場合のような安定した信頼できる動作は望めない。それでも、Googleは、オンラインナビゲーションの大きな欠点をうまく回避しようとしている(Google Playへのリンク)。

TeleNav GPS Navigator
 「TeleNav GPS Navigator」は、ほぼGoogleマップ並みに広く利用されている。多くのスマートフォンにプリインストールされているが、大抵は「AT&T Navigator」や「Sprint Navigation」といった別の名前が冠されている。

 Telenavはマルチルートオプションなど、Googleマップ ナビよりも多くの機能を提供している。しかし、高度な機能を利用するには料金が掛かることが多い。

 具体的には有料版のTelenav Premiumではリアルタイムの交通事故報告、速度制限警告、交通監視、音声操作といった機能を利用できる。利用料金は月額3ドルまたは年間21ドル。

 一方、Telenavの無料版は結局のところ、機能豊富でパフォーマンスの高いGoogleマップナビと比べて明らかに見劣りしている。

 Telenavは2012年から、Telenavブランドの新展開を目指し、「Scout」という新しいモバイルGPSアプリも提供している。Scoutは、PCからも、ルート案内など各種機能にクラウド経由でシームレスにアクセスできることや、一部の車載AV機器と直接統合されていることなどが特徴だ。Android端末とiPhoneに対応しており、Telenavは現在、TeleNav GPS Navigatorの上位アプリとして、Scoutの提供を推進している(Google Playへのリンク)。

GPS Essentials
 「GPS Essentials」は、まずは“Googleマップのデラックス版”と考えても許されるかもしれない。Googleの地図データおよびAPIに依存しているからだ。

 だが、GPS Essentialsでは、Googleマップが全く対応していない多様な要素をカバーしており、ルートや速度だけでなく、高度、所要時間、距離、日の出時刻、月の出時刻、バッテリー温度、目標高度などを調べられるようになっている。

 GPS Essentialsは、誰にでも役立ちそうな機能も提供しているが、一部の機能が特に小型飛行機のパイロットをターゲットにしていることは明らかだ。スマートフォンのカメラと加速度計によって一種の「ヘッドアップディスプレー」を実現するモードも用意されている。

 こうした機能と、マップやナビゲーション、ルート検索、GPS衛星状態表示のような基本機能がセットになったGPS Essentialsは、非常に強力なだけでなく、極めて柔軟に応用できるパッケージとなっている。

 ほとんどの人にはGPS Essentialsが提供する全種類のツールは必要ない。しかし、ハイカーやパイロット、あるいは天文学者といった少し上級のユーザーにとっては、これこそ求めているアプリかもしれない(Google Playへのリンク)。

Waze
 Wazeは、GPSナビゲーションとユーザー生成コンテンツの融合を目指す試みだ。GoogleマップとPinterestの申し子であるこのアプリは、ユーザーの位置を追跡する。さらに、その情報を使って交通状況をリアルタイムに非常に正確に伝える。

 ユーザーは事故、スピード違反の取り締まり、道路整備、交通渋滞、さらには地図の間違いなどを報告できる。他のユーザーは、こうした状況にある場所に近づくと、アラートを受けられる。また、Wazeは自動ルート変更機能も提供する。そのおかげで、目指していたルートで交通渋滞や事故が発生すると、ユーザーは自動的にアラートを受け、代替ルートを案内される。

 しかし、先ほどの説明が気になる人もいるかもしれない。その場合、引っ掛かるのは、「ユーザーの位置を追跡する」というくだりだろう。位置データを収集できるアプリは多いが、実のところ、Wazeは、ユーザーがアプリを使用中に自分の位置情報をブロードキャスト(不特定多数に送信)し続ける数少ないアプリの1つだ。この位置情報は、Wazeの提供元のWazeに送信されるだけでなく、ユーザーの居場所が他のユーザーに分かるように、他のユーザーにアラートを送る目的でもブロードキャストされる。

 このため、当然のことながら、Wazeはかなり深刻なプライバシー問題を引き起こす恐れがある。確かにWazeのマップでは、アカウント登録を行わず、匿名を保つことも選択できる。しかし、だからといって全く安心はできない。自分がマップ上に表示されることに変わりはないからだ。Wazeのマップでは、個々のユーザーの位置を示す小さなブリップ(画面上の点)を誰でも見ることができ、それがどこから出発してどこで止まるか、どの経路をどのくらいのスピードで進んでいるかが丸見えだ。また、このアプリでは、Wazeとその開発者に、ユーザー端末上のほとんど何にでもアクセスできる権限が与えられている。

 WazeがGoogle Playから60万回以上ダウンロードされていることから見て、多くの人がこうしたプライバシー問題を気に掛けていないことは明らかだ。しかし、一部の人は気に掛けているはずだ(Google Playへのリンク)。

  完璧ではないものの、Googleマップ ナビは間違いなく、シンプルなGPSナビゲーションのための最高の選択肢だ。だが、GPS Essentialsも特筆に価する。GPSアプリにおけるスイスアーミーナイフともいえるものだ。パワーユーザーにとって重宝するGPS Essentialsは、驚くべきカスタマイズ性を備えている。

モバイル、クラウドにどう対応 Microsoftの反撃が始まる

2013-06-17 19:48:59 | 日記
モバイル、クラウドにどう対応 Microsoftの反撃が始まる という記事を見つけました

 Windowsデスクトップへの攻撃は激しい。MicrosoftのOSビジネスは米Appleやコンシューマ向け端末による砲火にさらされている。

 稼ぎ頭のOfficeアプリケーションは、無数の新しいSaaSアプリ、モバイルアプリ、Webアプリからの影響を受けている。Microsoft Exchange、SharePoint、Active Directoryなどのバックエンドサービスでさえ、クラウドベースの製品が脅威になりつつある。

 この争いの象徴として最も顕著なのはクライアントPCだ。今後はWindows PCがクライアントPCの代名詞として使われることは少なくなっていくだろう。米TechTargetのエグゼクティブエディター、コリン・スティールも、「Windows PCがエンタープライズ分野で維持してきた安住の地が、最近タブレットやスマートフォンに攻め込まれている」と指摘している。調査会社の米IDCは、「端末市場に占めるWindowsのシェアは、2012年の31%から2016年には24%に縮小する」と予想している。Windowsアプリケーションから他製品への乗り換えも、この傾向を悪化させる可能性があるという。

 実際、Office、Exchange、SharePointなど、企業IT環境の主力製品は、どうだろうか。ユーザーが業務にモバイル端末を利用する時間が増えれば、OutlookやWordの利用が少なくなる可能性がある。

 米TechTargetのニュースライター、ジェームス・ファーブッシュは、「Active Directoryさえ影響を受けている」と述べる。ファーブッシュによると、「SaaSを利用している組織は、現在、米OneLoginや米OKTAなど新興企業が提供するクラウドベースのアイデンティティーアクセス管理ツールを導入している」という。データセンターにおけるActive Directoryの覇権を思うと、かつては考えられなかった展開だ。

 野心的なOfficeのサブスクリプション化

 Microsoftはこの状況に甘んじているわけではない。2013年2月に発表されたMicrosoftの野心的なサブスクリプションプログラム「Office 365」は、Officeスイートのホスティングバージョンをサブスクリプションとして販売することで、デスクトップ製品を21世紀にふさわしい形で提供しようとする試みだ。

 だが、米TechTargetのエグゼクティブエディター、エド・スキャンネルは、「サブスクリプション化はMicrosoft製品を運用してきた企業にとって、あまりに負担の大きい変更になり得る」と指摘している。特に、以前のバージョンの永続ライセンスと、オンプレミスソフトウェアのアップグレードを保証するソフトウェアアシュアランスが購入されていること考えると、この影響は大きい。

 さらに、米TechTargetのニュースディレクター、ブリジット・ボテリョは、SaaSとオンプレミスソフトウェアの長期にわたるコスト分析を行い、「SaaSは必ずしも有利にならない」と指摘している。

 Microsoftが数々の敵と戦うために十分な顧客を招集できるのかどうか、今後の情勢を見守りたい。

 大変ですね