とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

手ごろな和仏辞典を探していたら。。。

2007年12月13日 19時50分17秒 | フランス語
手ごろな和仏辞典はないかと探したところ、なかなかちょうど良いのが見つからなくて困っていた。仏和辞典は「ロワイヤル仏和中辞典」を使っているのだが、この語数に匹敵するような和仏辞典は今のところないからだ。電子辞書でも同じ状況。

僕の場合、日頃のニュースなどで耳にする用語やIT用語などを知りたいことが多いので「プチ・ロワイヤル和仏辞典」では用をなさない。また別の用途としては単語の暗記用に使えればというのもある。その場合は見出しが日本語のほうが都合がいい。

とりあえず単語の暗記用として掲載画像の「講談社パックス日英仏3ヵ国語辞典」を買った。見出しは日本語で対応する英語は普通の文字、フランス語は太字で表記されている。英語とフランス語を両方確認できるのは楽しいし暗記の効率も上がるというものだ。見出し語は3万語あるので暗記用やちょっとした調べものには十分である。辞書を開くとこんな感じだ。



さて、ニュース記事で使われる用語やIT用語を引くための和仏辞典だが、オンライン辞書ではどうだろう。

以前「無料のオンライン仏和・和仏辞典を発見!」を書いたが、ここで紹介している辞書では明らかに役不足だ。

他にないものかと探していたところとてもいいのを見つけた。「ウィキペディア」という無料オンライン百科事典は有名だが、その辞書バージョンというべき「ウィクショナリー」という無料辞書サイトだ。どちらにしても多言語で使えるのがすごい!

今日現在、ウィクショナリーの日本語の登録語数は2万7千語、フランス語は63万6千語、英語は60万6千語だ。ユーザーがボランティアで編集に参加することにより、日々登録語数は増えていく。

ウィキペディアのほうも今日現在の記事数は日本語が44万5千、フランス語が59万4千、英語が212万5千と巨大な知識ベースになっている。言語間で共通の記事については多言語で同じ内容が読めるようになっている。(現在216言語の辞書の任意のペアが利用できる。)

ウィクショナリー」を和仏や仏和の辞書として使う場合、日本語の見出しが少ないだけに実際に引くことができる語数は十分ではないのだが、英語を介して「和英仏」や「仏英和」で検索すればたいていの場合は望みの言葉が見つかる。手間がかかるようだが英語での表現も学べるので、その手間が逆に楽しみになるのだ。またウィキペディアも気になる分野の記事をフランス語や英語で読めるので、それぞれの言語での表現を効率的に学習できる。。まったく便利な世の中になったものだ。

以下に「ウィキペディア」と「ウィクショナリー」の入口を紹介しておくので、フランス語を勉強している方は試してみてほしい。


ウィクショナリー(オンライン辞書)

日本語の入口
http://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
フランス語の入口
http://fr.wiktionary.org/wiki/Wiktionnaire:Page_d%27accueil
英語の入口
http://en.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Main_Page

ウィキペディア(百科事典)

日本語の入口
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8フランス語の入口
http://fr.wikipedia.org/wiki/Accueil
英語の入口
https://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page
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