K.テツのひとりごと

行動記録、趣味の話などを書いてゆきます

ギャラリー島田での写真展

2024年05月20日 | 展覧会

5月9日(木)三宮のハンター坂にある「ギャラリー島田」に写真展を見に行きました。

「APアートなギャラリー訪問」という芦屋写真協会のグループで紹介されていたのですが、なかなか行く時間がなく、結局展覧会の最終日になってしまいました。

ここで開催されていたのは 下記3つの展覧会。

1.栗田紘一郎 BEYOND SPHERES -もしソローが写真家だったら-

 (HPより抜粋)このシリーズはソローの時代に現存していたカロタイプ(紙ネガ技法)で撮影し、支持体に手漉きの雁皮氏を使いソルトプリントやアリュブメンプリントで印画しています。写真黎明期であったこの時代の写真術は時代を超えてまさしく光の絵としての存在感が有ります。日本では初公開のシリーズです。(抜粋終わり)

2.MASA Kato 物の物語 The story of objects

 (HPより抜粋)それは光と影が織り成す不思議な世界の物語です。闇の中に隠れた物の姿が、光が当たることで次第に明らかになります。私はこの光と影の掛け合いを、Photographic expressionという技法で捉え、作品制作に心を傾けています。(抜粋終わり)

3.山本幹夫・山本功巳・福川真理子 写真展

  *少女幻影 山本幹夫   *A distance of atmosphere ・空気感の距離 山本功巳   *イマージュ 福川真理子

DMです。

(DMより)感性や年代が違う3人が、古典技法を用いて制作した作品。

 

栗田氏の紙ネガ技法は初めて見聞したのですが、支持体に手漉きの雁皮氏を使いソルトプリントやアリュブメンプリントで印画した作品ははじめて観るプリントで圧倒されました。

またMASA Katoさんの作品は大判カメラを使ってスタジオ撮影した図形的でとても魅力的な作品でした。

3人展の作品はデジタルデータからデジタルネガを作成しサイノア、アルブメン、プラチナパラジウムプリントなどの古典語法を用いて制作した作品。古典技法は手間はかかると思いますが表現力がすごいと思いました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KYOTO GRAPHIE 4日目 その... | トップ | KYOTO GRAPHIE 4日目 その... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

展覧会」カテゴリの最新記事