ナショナル・ジオグラフィック日本版 2014年4月号読了しました。
表紙と特集記事の目次です.
4月24日(木)19時からザ・シンフォニーホールで開催された、大阪交響楽団 第185回定期演奏会を聴きに行きました。
パンフレットとプログラムです。シェイクスピア生誕450年記念「オセロー」 自然・人生・愛 ~マーラーとそのライヴァルたち1~ と銘打った演奏会です。
開演の15分前に、指揮の寺岡清高氏のプレトークがありました。2月の定期演奏会に次いで2回目ですが、寺岡さんの指揮の時には毎回続くのでしょうか。楽しみが1つ増えた感じです。
プレトークの要約です。
・マーラーのライバルとしてあまり名前が挙がっていないドボルザークを取り上げたのは、生まれ故郷のボヘミアが一緒だから。当時の作曲家はウィーンで活躍する人が多かったが、ドボルザークは一時音楽院の校長としてアメリカに渡ったほかは、ブラームスに呼ばれたにもかかわらず、ずっとボヘミアで過ごした。
・またドボルザークは鉄道マニア(いわゆる鉄チャン)として知られる。曲の中に、車輪の音、車窓風景など感じ取れることもある。今日の演奏では聞き取れるだろうか。
・作曲順は交響曲第7番の方が前。この曲はブラームスの交響曲第3番から大きな影響を受けている(第6交響曲がブラームスの第2交響曲から影響を受けたほどでは無いにしろ)。第1楽章、第2楽章は特によく似ているが、第3,4楽章になると、全く異なってくる。
・前半の3曲の序曲は、第9交響曲「新世界」作品95とほぼ同時期に書かれたもの。作品91,93は、新世界とよく似ている旋律がある。また3曲は自然、人生、愛について書いたもので、3曲通しで演奏されることが多い。第1曲目の主題が、2,3曲にも入っている。また第3曲「オセロ」はワグナーを意識しているようだ。
全てドボルザーク作品で、前半は「自然と人生と愛より」 序曲「自然の中で」作品91、序曲「謝肉祭」作品92、序曲「オセロー」作品93です。今回指揮の寺岡さんが話されたように、通しで演奏されました。1曲目の冒頭に出てくる主題が、2曲目では中間の静謐部で繰り返されるのですが、3曲目では効果的に何度も何度も繰り返されます。演奏もどんどん良くなって行き、最後はノリノリに・・・。とても良い演奏でした。
後半の交響曲第7番、寺岡さんがプレトークで語られたように、第1楽章の冒頭は演奏しにくそうではあったものの、指揮、オーケストラとも最初から全開。スッキリとした好演でした。終わったあと拍手が鳴りやみませんでした。
3月28日のブログで紹介したミニ胡蝶蘭が満開になりました。2輪咲いてから約1ヶ月、11輪の花がついています。十分楽しませてもらいました(4月25日撮影)。
この写真は今が盛りの赤紫の石斛です(4月25日撮影)。
4月19日(土)14時から、尼崎市立中央図書館で平家物語を読む会がありました。
先月は所用で行けなかったため、2ヶ月ぶりの出席でした。
巻第十一 「剣」は終了、巻第十一の「一門大路渡」の七行目から読み進めます。
元暦2年4月26日、生け捕りにされた平家の人びとは、京に入り牛車に乗せられさらしものにされる。その情景を述べたくだりだが、砂川先生のコメント等を記しておく。
①源平合戦は源氏の復讐戦と見ることも出来るが、平家物語はそのようには見ていない。諸行無常、盛者必衰、忠節といった観点から書かれている。
②この場面は、「玉葉」、「吾妻鏡」にも記述があるが、内容はほとんど同じ。しかしこちらは単なる記録、平家は人間を描いている。
③「やせ衰えていた宗盛は、四方を見回して、思いに沈んでいるように見えない」と書かれているが、落ち着かない態度ということか(堂々としているとも読めるが・・)
④平家物語は巻七以降平家が没落してゆくころから平氏に同情的に記述している。中国の人が昔の出来事を忘れず、恨みをずっともっているのとは大違い。杭州にある南宋時代の英雄岳飛と謀殺した秦檜(しんかい)の像《岳飛を拝み、秦檜には唾棄する》を例に引き説明される。
⑤見物人がとても多かったくだりに出てくる治承、養和の飢饉で、どのぐらいの人数が亡くなったかなどについてレジュメの方丈記で確認。
⑥宗盛の牛飼い出会った三郎丸の逸話は人間を描く平家物語に相応しい「良い話」。平家滅亡の原因を作った宗盛にも良いところがあったのだろう。
一昨日のブログの続きです。
常照皇寺からバスでおよそ10分、黒田の春日神社の境内に黒田百年桜があります。立て札には「この桜はヤマザクラの突然変異で、十から十二枚の八重の中に一重が混じる珍種であり、紅色の大輪の花が手毬のように固まって咲く、三木の太さは約2.8m、高さは約6m、樹齢は300余年ともいわれている」とあります。突然変異のため種はできないが、佐野藤右衛門親子が執念で育苗に成功、黒田百年と名付けたのだそうです。
春日神社の鳥居の左側に見えるのが「黒田百年桜」。まだつぼみですが、もうすぐに咲きそうです(よく見ると一輪咲いています)。
後ろにある子供の桜には花が咲いていました。
境内の梅は樹齢300年、痛みは激しいけれども美しい花を咲かせるので生命力の神秘の札がかかっています。
春日神社付近の枝垂れ桜、ソメイヨシノは満開でした。
バスはいよいよ帰途につきました。途中休憩した道の駅ウッディ京北のそばの弓削川の桜は見事なものでした。
4月17日(木)、神戸北野美術館で開催されている、新屋進 写真展に行きました。
招待状(表・裏)です。
新屋さんは芦屋写真協会では理事・アドバイザーとして、また「パリを日本に、日本をパリに」活動などを通じて国際的に活躍されている写真家。
今回の写真展は <Paris & Japan> と題し、日本作品、パリ作品を4室で展示しています。すべての作品が一目見て新屋さんの作品だとわかる素敵な作品です。特に最近取り組んでおられる(P+R)写真作品はまるで絵画です。
代表作「日本の精神基盤」も展示されていました。
一昨日のブログの続きです。いよいよバスツアのメインイベントである常照皇寺です。境内は府の史跡に指定されており、光厳法皇によって開かれたお寺で、皇室ゆかりの寺です。境内には3種類の桜の銘木があります。国の天然記念物である樹齢650年の「九重桜」をはじめ、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」、岩倉具視が御所から株分けしたといわれている「左近の桜」です。
参道を上がってゆくと新緑が目に眩しい。
皇室ゆかりのお寺ですので、菊の御紋があちこちにあります。
御車返しの桜です。一枝に一重、八重の花が咲きます。
枯れ山水と新芽がとても美しい大きなツツジ。
国の天然記念物に指定されている九重桜。一重の花です。九重とは宮中を表すそうです。
左近の桜は満開でした。
花の時期が異なるため、同時に見ることは難しいといわれていますが、幸運にすべての花を見ることが出来ました。
池の向こうに九重桜が・・・。
駐車場のそばにある、紅枝垂桜です。まさに満開です。
常照皇寺を出発、最後の目的地 樹齢300年の 黒田の百年桜に向かいます。
続きは明後日のブログで。
一昨日のブログの続きです。
場所を移して、懇親会が始まりました。世話人のSさんの司会でM氏の挨拶のあと、全員で乾杯です。
胸に小学校時代の写真をつけ、話していると何十年ぶりにあった人もだんだん当時の面影が甦ってきます。いよいよお開きに近くなり、次回の開催日を相談。
次回開催日が決まったところで校歌斉唱。何十年も歌っていないのに、覚えているものですね。
集合写真です。