1960年に登場した時は抑揚の激しい50年代ルックそのものだったコンパクトカーのバリアントですが、年々進化を続けこの67年型で「普通の折り目正しいセダン」になりました。
フェンダー前端には「ターン シグナル インジケーター」がついています。
65年型プリマス バリアントはこちらをご覧ください。→Plymouth Valiant 1965
Plymouth Valiant 1967 Tokyo 1966年撮影
Plymouth Valiant 1967 Tokyo 1968年撮影
Plymouth Valiant 1967 Tokyo 1967年撮影
フェンダー前端には「ターン シグナル インジケーター」がついています。
65年型プリマス バリアントはこちらをご覧ください。→Plymouth Valiant 1965
Plymouth Valiant 1967 Tokyo 1966年撮影
Plymouth Valiant 1967 Tokyo 1968年撮影
Plymouth Valiant 1967 Tokyo 1967年撮影
バリアントがお好きとはこれまた渋いです~
高級TAXIのエピソードはとても面白いですね。
ブランドではなく大きさで車種の選択をしていた当時のハイヤー事情がよくわかる気がします。アメ車=外車=ハイヤーの図式の中で扱いやすいサイズと予算を考えると他の選択肢はなかったんでしょうけれども。
山梨のお客様に納車するため調布から大月までは中央高速で、その前後は一般道でした。お客様に納車の直前に満タンにして計算したら10km/L以上! 当時のアメ車は大食い(サテライトやフューリーの例)、都内では4~5km/Lいけば良い方と思っていましたがこの燃費には驚きました。約3.7LのOHVエンジンにボア径1-1/2in(約38mm)のキャブが一個、しかし低速時はそこそこのトルクで加速も良く、100km/h程度の巡航なら充分な性能でした。激突の中のエンジンも直6・225エンジンでしたネ!?いかさしさんとご同様、いかにもセダンタイプのこの車は好みでしたネェ。
いつもながら具体的でわかりやすい説明をいただきありがとうございます。
この好燃費を伺うにつけ、いかさしさんのコメントにありますハイヤーとしての需要に納得がいきます。
好燃費で大きすぎず取り回しがよく、見映えもよい外車・・・すべてがハイヤーとしての条件を満たしていますね。
勉強になりました!
またお暇がございましたらコメントをお願いしますね。
私の好きな本にマルティン・ベック シリーズというスウェーデンの警察小説があります。
警察モノなので勿論パトカーが随所に登場します。スウェーデンが舞台なのでボルボやサーブのパトカーが登場するかと思いきや、何故か圧倒的に”プリマス”や”クライスラー”名での登場回数が多いのです。
たいてい自国に自動車産業を持っている国家の警察は国産車を採用するものですが、何故に米国車なのかが長年の疑問でした。
インターネットという便利なものが出現して漸くこの長年の疑問が解けました。
当時(小説の舞台は'60年代から'70年代にかけて)クライスラーはスウェーデンに組立工場を持っていたのでした。そこで生産された車両をパトカーとして採用していたのです。
それがこのヴァリアントでした。
この小説は登場する車がメーカー名だけでなくモデル名まで記載されていることが多く、車が解決の鍵となる事件もあり、古い車がお好きな方は楽しめると思います。
登場する刑事の一人はEMWなどという珍しい車に乗っていたりもします。
バリアントが日本のハイヤー業界だけでなく、スウェーデンでも活躍していたとは知りませんでした。クライスラーの工場があったとは初耳です。
このバリアントは本国モデルとは外観に違いはあったんでしょうか~気になるところです。小説から判断するのは難しそうですが・・・
EMWって何でしょう。これもナゾですね。
この顔付きのパトカーの写真も見たことがあるのですが、ちょっと後のモデルでは('73年か?)、オリジナルに比べてあまり変化は無いように思えます。ヘッドライト周りの化粧板が外されているのは最初からでしょうかね。(http://sv.wikipedia.org/wiki/Plymouth_Valiant)
>EMWって何でしょう。これもナゾですね。
これもご丁寧に小説の中で解説してあります。(”テロリスト”M・シューバル、P・ヴァールー著)
「・・・EMWとは東ドイツのアイゼナッハ・モーターヴェルケ(Eisernacher Motorwerke)製の、独特の味のある車なのだが、その略語を見ると、たいていの人間はBMWの綴り間違いではないかと思うらしい。・・・」
(http://de.wikipedia.org/wiki/Automobilwerk_Eisenach)
時代は冷戦真っ最中の頃なのに、EMWの他にもスコダ、ワルシャワ、ワルトブルク等の車が出てくるのはお国柄でしょうか?
いや~珍しいパトカーの写真を見せていただきました。
化粧版が最初からないとするとなんとも大胆なデザイン。
グリル自体は本国の73年モデルと同じですね。
EMWの件、アイゼナッハの名は見たことがあります。
後のワルトブルクを作った工場だったんですね。
ワルトブルク 353はデビューしたとき、東欧のわりにはモダーンだなあ、と思ったものです。今見るとそうでもないですが・・・
燃費の話がでましたが私のバリアントはエンジンV8の273(4500CC)3速ATの仕様ですが
通勤と町乗りで7キロ~8キロ、高速で10キロ前後ですよ!!車両重量が1450kgと当時にしては軽量で、
アクセルをあまり踏まなくてもトルクで進んでくれる
のが好影響なのかもしれません。信号待ちから一気に
ベタ踏みしますとホイルスピンしてしまいます、雨の日にやると前に進みません!色々な故障が続いていますががんばって所有していきたいデス。
69年式だとフロントが2分割をやめて少しダッジ ダートっぽくなったモデルですね。
今もお乗りとは素晴らしいことと思います。
ぜひ長く乗っていただきたいものです。
当方、Photo BBSもやっております。
何かの折にでも写真をご紹介いただければ嬉しいのですが。
こちらです。↓
http://car.5.bbs.fc2.com/
今後ともよろしくお願いいたします。