1967年にモデルチェンジをして3代目に生まれ変わったフォード タウヌス 12Mです。
同時に発売された15Mの変形ヘッドライトに対し12Mは丸型2灯を踏襲しています。
フォード タウヌス 15Mはこちらをご覧ください。→Ford Taunus 15M 1967-
先代のフォード タウヌス 12Mはこちらをご覧ください。→Ford Taunus 12M 1962-
Ford Taunus 12M Tokyo 1967年撮影
Ford Taunus 12M Tokyo 1967年撮影
同時に発売された15Mの変形ヘッドライトに対し12Mは丸型2灯を踏襲しています。
フォード タウヌス 15Mはこちらをご覧ください。→Ford Taunus 15M 1967-
先代のフォード タウヌス 12Mはこちらをご覧ください。→Ford Taunus 12M 1962-
Ford Taunus 12M Tokyo 1967年撮影
Ford Taunus 12M Tokyo 1967年撮影
ドアならと調べてみたら4m23もありました。
ホイールベースも2m52あり、これでコンパクトなV4のFFでしょ。
随分広い室内を持つ‘アンダー1.5クラス”だったと想像できます。
車重が850kg前後、最高速度は130km程度とはいえ今のこのクラスは馬鹿みたいに死重を積んでしまっています。
現在、地上の道を走る全ての車が巨大化、重量増しているのに、一方では石油が不足して高騰しているのは皮肉な現象ですね。
コメントいただき、15Mと共通のボディになったので大きめにしたのではと思ったのですが、調べたら旧モデルのWBと同一でした。
おっしゃるとおり元々広い室内を持っていたんですね。勉強させてもらいました。
当時タウナス(タウヌス?)はオペル・レコルトと共に近所でよく見かけた欧州車の一つでしたが、乗ったことも触ったこともない小学生の自分には「何か国産車にはない魅力があってオーナーさん達は乗っているのだろうけどそれは一体なんだろうな」と流麗なスタイリングのクルマばかり追い掛けていたせいか分かりませんでした。まだ自動車雑誌を読むこともなかったので・・。
2,052mmといえば当時の国産車だとスカイラインクラスよりも大きくセドグロ、クラウンに匹敵したのではないでしょうか。しかもV4エンジンだったとは夢にも思いませんでした。何か上級車種のV8フォードエンジンを半分にして造ったのかな?一体どんな乗り味だったんでしょうね。
いずれにしても設計者/デザイナーの斬新なアイデアいっぱいのクルマだったんですね。おかげさまで勉強になりました。有難うございます。
そういえば先日、ある自動車メーカーさんとお取引されている知人とやはりどんどん重くなっていく自動車についての雑談の中で、「衝撃吸収と乗員保護を突き詰めていくとどんどん骨格が複雑化し重くなってしまうらしい」と言っていました。時代の要請なのでしょうが、しかし素人の自分としては「重くなったらなったで衝突時の衝撃エネルギーそのものがどんどん大きくなるんじゃないかな」とも感じるのですが。もちろん自爆事故、もらい事故など事故の状況に寄るんでしょうけれど、このイタチごっこはつらいものがあります。燃費も重要な性能ですし・・。
プジョーも205と206を比べてみれば分かります、いわんや3ナンバーになった207は。
そのくせ室内は特に左右が狭くなっています。Y10とイプシロンの関係ですが80年代のY10の方が大人が後部座席に収まります。
衝突安全性ですが、これはベンツやBMWが路上に増えたことが間接的にあるでしょう。
先に立派な丈夫なクルマが完成し増えて来ると、弱い古い車はぶつかった時紙切れみたいに壊れます。
片方がマッチョになると大衆車、小型車もプロテクトしないと時代に付いて行けない、その繰り返しで小型車が鈍重に、窮屈になるのです。
「万が一」のため車は装甲車になり死亡事故が減ると云う大きな成果はあげられました。
その皺寄せを一番くったのは1トン以下の車が絶滅して、小型排気量が減ってしまったことでしょう。