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もう一つの打ち上げ

2006-06-16 02:25:01 | Weblog
「愛の讃歌」ようやく本当に打ち上がりました。

キャスト、スタッフ、それぞれの家族達。
総勢20名以上で一泊二日の打ち上げ温泉旅行に行って参りました。
場所はキルビル姐さん(生方さん)の親戚の方が営んでらっしゃる群馬の沢渡温泉。
山や川、自然に囲まれた静かな温泉街の中にある「まるほん旅館」という宿。
見事な檜張りの大浴場に行くとそこには地元の老夫婦。

そう、ここは混浴なのです。

ま、だからといって自分達は現役バリバリの男子女子。
勿論時間をずらして男女別々に入りました。
いざ、湯に浸かってみるとさすがに源泉掛け流し。
身体に絡みつくような実に見事な湯でした。

湯から上がると豪勢なお食事が用意されており、ワイワイ言いながら
小一時間程の食事タイム。
しばし休憩した後再び湯につかり、
それから朝まで大部屋を借り切っての大宴会。

実に下らない下ネタやら、それぞれの暴露話(R-指定な内容の為非公開)、
はたまた進化論やらガイア理論やらが飛び出す高尚なスピリチュアルな話に至るまで、
夜が明けるまで、飽きる事無く僕らは話続けました。
夜中の2時頃到着して、朝9時には出発するという猛者(もしくはバカ)達もいました。

このカンパニーの解散を惜しむかのように寝る時間を惜しみ話し込み、
祭りはずっと続くかのような錯覚すら覚えました。

しかし、形あるもの必ず終わりがやって来ます。
いつまでも同じ所に留まるわけにはいきません。
別れを惜しみつつも、それぞれがそれぞれの場所へと帰って行きました。

これで本当に打ち上がりました。
明日からは別の日常が始まります。
僕は新たな”祭り”の準備にとりかかる次第であります。

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泥人間

2006-06-09 03:04:28 | Weblog
いやあ、ここ数日ひどいもんでした。
ほぼ廃人でした。
例えて言うなら泥人間でした。

よく寝てました。
一日12時間くらい寝てました。
普段どれだけ寝ても9時間で起きてしまうのにです。
そう、たしかに9時間くらいで一度起きるのです。
顔洗って、水飲んで、植物に水をやって、魚に餌をやって、
横になって新聞を読んでる内にいつのまにか寝ているのです。
しかもきっちり3時間です。
これはもう二度寝とかいうレベルのものではありません。

そして、何だか身体のあちこちが痛いのです。
出番が少なかったくせに、そしてそんなに動いてないくせに。
たしかにバック転に失敗して突き指したりはしました。
山中たかシが持ち込んだと思われる風邪に苦しんだりもしました。

けれどそんなものを超越した、何か身体の奥の方からの指令のようでした。

「今はとにかく休みなさい。」

まるでそう命令されてるかのように、身体は動こうとしませんでした。
生産性のある行為は何一つしませんでした。
ネバーエンディングストーリーに出てくる亀(あまり定かな記憶ではない)
のように動こうとしませんでした。

この3、4日何もしなかった事により、
どうやらパワーが充電されたようです。
明日あたり社会復帰が出来そうです。
次回公演の構想なんぞも浮かび始めました。
いよいよ”ひげ独身”完全復活です。

さようなら!泥人間!
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祭りのあと

2006-06-06 03:35:57 | Weblog
終わりました。 

全て終わりました。 

勿論、諸々の後処理など、プロデューサーとしての仕事は残ってるわけですが、
とりあえず<やり終えた感>は凄くあります。
それを身体は理解したのでしょう。
あまり動こうとはしません。
今まで自覚してない箇所が痛かったりもします。

そんなボロボロの身体を再生させる為、ラクーアに向かいました(独りで)。
温泉に入ったり、サウナに入ったりした後、
ちょっと休んでから帰ろうかと長椅子に横になった瞬間、
記憶を失ってました。

眠ってました。
しかも3時間。
ラクーアに出かけたのが夕方5時。
それまで泥のように眠っていたのにですよ。
これはもう仮眠ではないわけで。立派な睡眠なわけで。
結局ラクーアに6時間程滞在してました(独りで)。
おかげで身体も蘇り、こうしてパソコン開く気力も戻ってきました。

時の流れというものは本当に容赦ないですね。
昨日まで目の前にあったものが、もう思い出に変わろうとしています。
別にいつまでも余韻に浸るつもりもありませんが、
「はい!次!」
と簡単に切り換えてしまえるような<日常>の出来事ではなかったようです。
やはり<非日常>=<祭り>だったわけです。

目をつぶると色んな出来事達が頭をよぎっていきます。
決して良い事ばかりがあった訳ではありません。
(千秋楽は、あの最後の最後、ママが歌い上げるあのシーンで
音響トラブルがあり音がブツ切れるというアクシデントが発生。
キャストはおろか、お客様も固唾を飲み、言いようの無い緊張感に包まれる。
一番緊張感に包まれていたのは言うまでも無く僕である。)

そんな思い出したくもない冷や汗エピソードも何もかも全て含め、
僕にとっては一生忘れる事の出来ない珠玉の日々でした。

若い頃、軽い引きこもりのような状態になった事があります。

「僕は一体何の為に生まれてきたのだろう?」

今となってはちょっと気恥ずかしい問いかけではありますが、
当時の自分にとっては暗闇の中で手探りをするような悲痛な問いかけでした。
日々自分に問いかけ、その答えを探す毎日でした。
当時出した結論はこうでした。

「結局の所わからない。一生かけて気長に、そして楽しみながら探そう。」

何故か今、当時のそんな出来事を思い出しました。




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あと一日。

2006-06-04 02:23:36 | Weblog
いよいよ明日が千秋楽です。
この半年程、全身全霊をかけて取り組んできたモノが幕を閉じるわけです。
勿論まだ感慨にふける余裕などありません。
明日観ていただく方々に楽しんでいただけるよう、
今もまだあがいてる最中です。

最後のカーテンコールを終えた時には、僕の中で一体どんな感情が生まれているのでしょう。
今は想像も出来ません。
明日になれば全て判明します。

ただ、間違いなく、今まで感じた事のない感情が沸き起こってる事でしょう。

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平日公演終了。

2006-06-03 02:43:08 | Weblog
三日目が無事終わりました。
若干無事じゃない人もいますけど(僕)。
本当はかっこ良く決めなきゃいけないあのシーンであんな事になり、
あの部分がちょっとだけクキッってなって(以下ネタバレの為自粛)。
舞台ってやつぁ、つくづく生物ですなぁ。
同じものを提供したいのは山々なのですが、日替わりで何かしら起こりますね。

とにもかくにも平日の公演は終了しました。
心配された動員の方も、おかげさまで連日満員札止め。
補助席、座布団、キャンセル待ちも出るくらいの大盛況となっております。
ありがたいかぎりです。

役者、スタッフなど芝居関係者のお客様が多いせいか、
面会の列も物凄く、どこぞの劇場で見た事のある顔ばかりで、
面会の場も実に豪華なものとなってます。
目の肥えた辛口な方々から、思いのほかお褒めの言葉を沢山いただき
ホッとしている次第であります。

残りのステージ、大切に、そして楽しんで過ごせたらと思っております。

シリーズ<役者紹介>は時間の都合により、
舞台が終わった後再開したいと思います。
(あれ書くの、何気に2時間くらいかかるので。)
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無念

2006-06-02 03:44:34 | Weblog
二時間くらいかけて書いたものを投稿しようとしたら
全部ぶっ飛びました。
さすがに書き直す気力がありません。
今日はおとなしく寝ます。
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