小山剛志のNO PLAN,NO LIFE

「仙丹とエリクサー」

無事終幕致しました。


観に来てくださった方々、ありがとうございました！


そして沢山の差し入れ

ホントにありがとうございました！


今回の舞台、体力的にもスケジュール的にも

非常にきつい感じでしたが、

何とか乗り切る事が出来ました。


日々、劇団員の皆さんをいじったりで、

何だかんだ言って楽しかったですしね。


それに舞台上の出来事とはいえ、

久々に

＜恋愛的ドキドキ感＞みたいなものを味わえたんでね。


バーチャルな世界とはいえ

忘れかけてた＜あの感じ＞を思い出す事が出来てね。


何か嬉しかったです。


俺、まだ現役だったんだ。


って事を思い出す事が出来ました。


リアルの世界でも是非

＜あの感じ＞を味わいたいものですね。




・・・


一体いつになるやら。




ま、

そんな切ない話はさておき、

今日は数ヶ月ぶりの完全オフという事でね。


日帰りながら温泉に行ってまいりましたよ。


ある意味・・・


＜聖地＞と呼ぶべき場所・・・


箱根にね！



勿論・・・


一人でね！



芦ノ湖をボーっと見たり（一人で）

箱根園の水族館に入ったり（一人で）

大涌谷の黒たまごを食べたりしました。（一人で）


黒たまご、

ホントは一個だけ食べたかったのですが

ばら売りは不可との事なので、

５個共全部食べました。（一人で）


せっかくなんでデジカメにおさめようと、

黒たまごを手に持って自分撮りに挑戦をしたのですが

なかなか上手くいきません。


その時！


天使の声が聞こえてきました。


「写真、撮りましょうか？」


振り返るとそこには

優しい感じの素敵なおねえさんが立っていました。


とっても切ない感じになってる中年の姿・・・

見るに見かねたんでしょうね。


「写真、撮りましょうか？」


天使のような笑顔で

話しかけて下さいました。


「あ、ありがとうございます。」


動揺する中年を尻目に、

素敵なおねえさんはデジカメを半押しにし

僕にピントを合わせようとしてくれてます。


僕は急いで

精一杯真面目なポーズを取りました。


「カシャッ」


シャッター音がしました。


「ありがとうございました。」


僕がカメラを受け取ろうとすると


「今、ちょっと逆光でしたね。立ち位置変えて撮りましょうか？」


何とその優しいおねえさん、

二枚目を撮ろうとしてくれました。（被写体はnot二枚目）


「カシャッ」


再びシャッター音がしました。


僕は再び精一杯の真面目なポーズをしました。（冒頭の写真参照）


「今度は大丈夫だと思います。」


おねえさんは笑顔で僕にそう言いました。


「キュン。」


僕の中で何か音がしました。



これはもしや・・・


恋？



「あ、あの・・・、


　ありがとうございました。」



残念なくらいのシャイボーイ


いや、


シャイ中年。


お礼を言うのが精一杯でした。


リアルな世界の恋は難しいですね。（てへっ！）