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旅行記紀伊半島編その5<温泉中年>

2007-07-27 23:14:21 | Weblog

さて、2日目です。


朝7時頃起床した僕は

洗顔、歯磨き、そして放尿を済ませると、

早速運転席に乗り込み

車を発車させました。


ちょいと急ぎ気味です。


何故なら本日の目標は


<熊野三山>を今日1日で回る!


でしたから。


<熊野三山>というのは

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称でしてね。


本当はね。

何日もかけて歩いたり、

あるいは川下りしながらね。

ゆっくり時間をかけて参詣したいところではあるのですが、

流石にスケジュールにそれ程の余裕はないわけで。


とにかく回れるだけ回っておこうと。

今回はそっちを重点に置く事にしました。


<道の駅 伊勢志摩>を出発し、しばらくすると


やがて・・・


海が見えてきました!



海だとか山だとか、


良い景色を見たりすると人は何故


奇声を発してしまうのでしょう?



七不思議の内の一つです。(あとの六つは知りません)



やっぱり発してしまいましたよ。


「フォー!」(古)


とね。



海沿いの道を走りながらね。


しばらくはね。


いちいち車を停めて写真を撮ったりしてたのですが、


何せね・・・


ひたすら海!



これまた不思議なものでね。


人間には


「慣れ」


というものがありましてね。


どんなに素晴らしいものでもね。

それがひたすら続くと

やっぱり慣れてしまいましてね。


それが<当り前の事>になってしまうわけです。



<非日常>





<日常>


になってしまうわけです。


つくづく

<相対的>に生きてるんだなあって事を

再確認してしまいました。


ひたすら海沿いの道を進み、

出発から4時間くらい経った頃ですかねえ。


第一の目的地

<熊野速玉大社>に到着しました。


観光バスでやって来られたご老人達の集団に混じって

お参りさせて頂きました。


祈らせて頂きました。


勿論・・・


舞台の成功といつか結(以下略)をね!



そして、次の目的地は


<熊野本宮大社>であります。


熊野川沿いの道をひたすら進みます。


また、この道が素敵でしてね。


窓を開け、風を受けながら走るとね。


とてつもなく


気持ちE!


心地良い風を感じながら小一時間。


<熊野本宮大社>に到着です!


ここは熊野三山の中心であり

また、3000社以上ある全国の熊野神社の総本宮らしく、

さすがに雰囲気が凄いです。


門を一歩くぐった瞬間に

世界が変わりました。


凛とした空気に満ち溢れております。


平日のせいか

参拝する人も少なく、

静かで厳かな雰囲気に包まれながら

僕は心地良いひと時を過ごしました。


素敵な時間を過ごした後、

いよいよ本日最後の目的地

<熊野那智大社>へと向かうわけですが、

一つ、どうしても寄らねばならない

ポイントがありました。


この近くに何と!

世界で唯一、<世界遺産>に登録されてる温泉が

あるというではありませんか!


<温泉大好き中年>と致しましては

ここに寄らないわけにはいきません。


山道をしばらく行くと

なんかいい感じの雰囲気の温泉郷がありました。


<湯の峰温泉>であります。


そして、その中にある世界遺産の温泉


<つぼ湯>!



受付で支払いを済ませ


川沿いの道を進み


いよいよ<世界遺産>とのご対面です。



古めかしい情緒たっぷりの小屋の扉を開けました!



小っちゃ!



大人二人入ればいっぱいという

小さな岩の湯船がそこにありました。


勿論、写真で見てましたからね。

ある程度の大きさは知ってたのですが

まさかこれ程とは!


ま、でもね。

大きさなんてどうでもよろしいですわ。



どうせ独りなんでね!




いつものように

あっという間に裸(ら)になりましてね。


いざ湯船に手を伸ばしてみると


熱っ!(写真参照)



尋常な熱さではありません。


100度近くあったのではないでしょうか?



おそらく・・・


卵入れたら<温泉卵>が出来ます。




このまま入ったとすると・・・


あっという間に・・・


<温泉中年>


の出来上がりです!




水でうめ、何とか入れる温度になりました。



ゆっくりと湯につかってみると・・・


何だか芯に来る感じ!


さすが世界遺産!


ビバ!世界遺産!



・・・実にいいお湯でした。




こうして


身体の芯までポッカポカにった中年独身は


次の目的地を目指しましたとさ!





つづく!









皆様・・・



長くてすんません。



どうぞ懲りずに最後までお付き合いください。



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