BLOF理論入門講座1日目終了しました。
今日は、懇親会まで畑でやっていたので、夜の畑がいかに寒いかを実感しました。夜7時で水が凍って出なくなります。。。露地のトンネルも夜7時でバリバリ凍っていました。雪の女王の世界です。
さて。
これはナンの話でしょう。
これを自分の中でちゃんと説明をつけることができたら・・・たぶんそれ、正解!です。
BLOF理論では、重要なポイントになります。
今回の入門講座。
自分なりにBLOF理論を勉強してやってみたけれど・・・という方が多く、中級講座に近い質疑応答が飛び交っていました。
初日に太陽熱養生処理を始めるハウスがあったので、太陽熱養生処理の重要なキーポイントである水分量も実際に見ていただきました。
太陽熱養生処理については、かなりカスタマイズしてやっていらっしゃる事例をネットでチホラ見かけます。
効果を限定してオリジナルな目標設定でやっているのかもしれませんが、正確にポイントを押さえてやるのとそうでないのとでは、効果の出方が全く違います。なので、細部まで正確に論理的に理解するのが大事だと思います。
今回(に限ったことではありませんが)、鋭い質問もたくさん出てきて、正確に実践するために必要な細かい情報が結構出てきたと思います。どーせ手間をかけるなら、キッチリ効果を出したいところです。
明日もう1回見るチャンスがあるかと思います。自分がやることをリアルに想定して、あれ?ここはどーするんだ?と思った部分が出たら、ラッキーですね。
夜は畑で懇親会。
今は高値のレタスたっぷりのレタスサラダ、白菜等畑の野菜をたっぷり使った鍋等を召し上がっていただきました。
懇親会は、楽しい勉強会です。
出てきた質問に対してちょうどいい動画が小祝先生のスマホにあったので、全員でガン見。
ワタシも懇親会で、この秋冬作で感じていた疑問を色々と質問させていただきました。
BLOF理論で栽培していくと、収穫適期の概念が変わってきます。適期というのは、「大きさ」とか「重さ」が大分参考になるかと思いますが、どうやらライフワークになりそうな「栄養価コンテスト」(野菜の栄養価を競うコンテスト)を意識した収穫適期を狙おうとすると、糖度、ビタミンC、抗酸化力が最も高い状態で収穫できる時期になるので、一般的な収穫適期とはちょっとズレる部分もあるようなないような・・・。ホウレンソウとか、そういう意味での収穫適期はホントに分かりにくいです。どうやら、分析を重ねて自分で見出すしかないようです。
ちなみに、たとえばトマトがBLOF理論で”ちゃんと”栽培できていると、成熟速度が速くなるので、ビタミンCが高い状態で完熟を迎えられるようです(→このあたりのことは、作物のライフサイクルと栄養価の変動の話になるんですかね。10月のBLOF理論中級講座でも話題になりました。)
BLOF理論の仕組みを理解すれば、そーだよな!と納得です。改めて、栄養価コンテスト的収穫適期のことを考えて、折り返してその話を聞くと、何とも合点がいきます。
BLOF理論で栽培をしていくと、野菜作りが本当に奥深くて面白いのと、野菜の商品としての付加価値を高める技術が確実にあることに頼もしさを感じます。
というわけで、今日も色々と勉強できて、楽しい一日でした。
明日に備えて・・・あ、もう今日だった!、早く寝なきゃ!
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