みんなの畑の日記~農業実践教室

フォトシンセシスが運営する農業実践教室の講義の内容、様子を公開。週末を活かして野菜作りを学びたい方に。

えこ庭

2006-06-30 00:23:59 | Weblog

今日は、竹のセレクトショップをやっている奈々さんのお台場の事務所にお邪魔しました。

お台場の海を一望できるステキすぎるロケーション。しかも建物の上層階。セレブな気持ちになりました。

さて、奈々さんは何をやっている人かというと、「えこ庭」のネットでの販売、竹製品の販売ナドナド・・・。

この「えこ庭」というものは、箱庭のようなものになります。ブロックのように組み合わせられる箱に軽石と土を入れたもののになります。

えこ庭のえらいところは、2段に分かれていることです。

下半分が軽石、上半分が栄養たっぷりの土になります。水はけがよく、お手入れが簡単!

実は、この箱は何段も積み重ねていくことができて、根野菜等を育てるのであれば、箱をどんどん上に積み重ねる、なんてこともできます。ボックスタイプなので、気にいった形や設置場所の問題に応じて、自由自在に箱庭づくりが楽しめます。

えこ庭はカワイイので、農業教室で使う苗をコレに入れて育ててみようと思います。こーいうポップな感じの農って大好きです。

ナナさんとは、いろーんな話をしました。仕事の話、農業の話、オンナの生き方の話まで!楽しい仲間です。

ナナさん、また、遊びに行きますね~

 

 


野菜の味の濃い薄いの話

2006-06-28 11:39:51 | Weblog
野菜の誉め言葉の一つに「味が濃い」という表現があります。でも最近の子供には味の淡い野菜が割に人気のようです。人参の味がするから人参は嫌い、レタスはあんまり味がしないからドレッシングやマヨネーズをかけたら食べられる、みたいな。大分前に見たテレビ番組で、人参ギライの子供でも食べられる人参というものが紹介されていました。これは味があまりしない人参です。ワタシには結構衝撃でした。味って野菜の魂のような気がして、それを無くしてしまうなら、例えば、その味のあまりしない人参は、人参の形をした巨大サプリメントみたいな感じではないかと思うのです。サプリメントより食べ物の形をしているから、食事してるっぽい感じはしますけれどね。ただ、癖のない味を、という消費者ニーズは確実に増えているような気がします。料理の仕方の変化とかも背景にあるかもしれません。。最近の食育なんかもこのあたりが焦点の一つなのかもしれません。そして、ここでどんな野菜を作るかという選択は、農家さんの経営哲学なんでしょうね。つくづく、モノヅクリ
の奥の深さを感じます。

レタスメーカーさんの話

2006-06-27 00:19:11 | Weblog
以前、レタスを工場で作っているメーカーさんに話を聞いたことがあります。今、私は敢えて「生産者」ではなく「製造業者」という意味の「メーカーさん」と表現しました。気づかれました?

レタスって、最近は土の上で作るだけでなく、ハイテク工場で作っているモノも結構あるんですよ。光源は、発光ダイオードだったり、蛍光灯だったり、空気の調整は手作業のところもあれば、自動のところもあったり・・・。
ウチの近所のスーパーでも工場製のレタスを取り扱っています。うーん、価格は200円台前半というところでしょうか。
工場製であろうが、土耕栽培であろうが、レタスはレタス。素人目には見た目は殆ど変わりません。


さて、話を聞いていてすごく面白かったのは、工場の主力戦力であるパートさんのこと。パートさんたちがそれはそれは生き生きと働いているというのです。
まだ地方では、植物工場は珍しい存在であり(東京だってすごく珍しいと思いますけれど)、また工場での生産管理は、相手が「生きもの」ゆえに、細かい管理が必要なのですが、それを喜んでやっている、というのです。
工場も、パートさんに栽培方法の工夫をほぼ任せて、すごくいい感じで仕事をしているらしいのです。パートさんも、植物工場で働くのをとても楽しみにしているって話なのです。
生産者の話というより、メーカーっぽい話だと思います。


農業教室へ電車で通いたい場合、雨の場合、時間に遅れてしまう場合ナドナド

2006-06-26 19:27:16 | Weblog
農業教室に関する質問を受けました。
ご本人様の了解を得て、ブログで公開いたします。

①電車で通う場合のピックアップ場所
以前、コメント欄から質問いただいた時に少し触れましたが、電車でお越しの方につきましては、皆さんのご都合の良い最大公約数的な駅でピックアップする予定です。
今のところ、新宿駅または東京駅または成田駅のいずれかを検討中です。

②雨の場合
雨が降った場合は、翌週に作業は延期になります。2週連続で雨が降った場合には、申し訳ないのですが1回分飛んでしまいます。ただ、テキストは写真付きできちんとまとめますし、また、体験が必要な作業については、できるだけ他の週に別の野菜を使って体験できるように努力いたします。講義日以外に畑に来れる日があれば、溝口さんとスケジュール調整をしていただいた上で、個別にコツを教わりながら作業をすることは可能です。

毎週末雨が降ったら・・・・。多分、大丈夫だと思いますが、本当に毎週末雨が続くようでしたら、弊社としてもさすがに考えます。

③農業教室を当日に開催するか否かの連絡
農業教室が決行するか否かに関わらす、講義予定日の前日20時までに一斉にメールにて翌日の状況をお知らせします。
絶対に明日は晴れ!と分かっている日はよいのですが、微妙な日もあろうかと思います。できるだけ鮮度の良い天気予報で判断したいと思いますので、宜しくお願い足します。

なお、講義日のスタート時間には間に合わないけれど、できれば参加したいというお話を別の方からいただきました。弊社としても出来る限り対応したいと考えておりますので、同じようなことをお考えの方、一度ご相談ください。

7月8日(土)に成田で農業教室説明会を開催いたします(詳細はHP

当日は、私、講師である農家の溝口さん、ミレーの早川さんも参加します。
ちょっとした質問、参加したいけれどこの点がちょっと・・・・といったご相談・ご質問も、もちろんお受けいたしますので、お気軽にご参加ください。

もちろん、説明会に参加せず直接農業教室へお申込みいただいてもかまいません。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

農家さんのノウハウは価値のあるコンテンツだと思うのです

2006-06-24 08:47:50 | Weblog
今回の農業教室は、「お稽古」としての農業教室です。

おいしくて、なおかつ安心して食べられる野菜にものすごーく関心が高まってきています。
だったら、おいしくて、なおかつ安心して食べられる野菜を作れるノウハウってものすごーく価値のあるコンテンツだと思うのです。

クドイけれど「おいしくて、なおかつ安心して食べられる野菜を作れるノウハウ」は、これまで大した努力もせずに出た結果では決してなくて、農家さんが試行錯誤して、セブンイレブンで言うところの「仮説と検証」を繰り返す中で築き上げてきたものだと思います。
ワタシは、そのコンテンツを構築した農家さんを尊敬するので、農家さんには「先生」になってもらって、「学ぶ」というスタンスでノウハウを教えてもらいたいと思っています。

農家さんの副業って言うと、多くの人が「土木作業」とかを想像するかと思います。でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イイのかなあ言っても・・・・・・・・・・・
えーい、言っちゃえぇ!!
生意気!と叱られるかもしれませんが、私は、農家さんが、もし副業をやるのであれば、ご自身が構築された素晴らしいノウハウを「教える」ということであってもよいのではないかと思っています。せっかくの価値あるコンテンツが勿体ないと思います。
この時代、安心できるおいしい食べ物の作り方って、みーんな興味があると思うんですよね。どうでしょうか?


ワンセグはイイらしいです

2006-06-23 02:57:43 | Weblog
先日購入した車に、ワンセグがついたようです。
・・・・ついたようだ、というのは、私がこの目で確認していないからです。

夫が仕事を抜け出して、車をオートバックス川崎店まで持っていき、ワンセグ対応カーナビ(バックモニターにもなる!)、リアモニター(後ろの座席用のモニター)、ETC、ボックスタイプのキャリア(屋根の上に乗せた物入れ)、さらには、ガソリンタンクの中に入れるとガソリン使用量が減るグッズ、まで取り付けてきました。かなり重装備!

そうそう・・・・オートバックス川崎店の店員さんは、すごく対応が良かったようです。ガンバレオートバックス!

帰り道に夫はデジタル放送を見ながら帰ってきたらしいのですが、すごく映像がキレイだったようです。・・・うーん、何せ自分が見ていないので、リアリティがないです。。。。。

それにしても、ワンセグ早く見たいです。ライトエース時代のカーナビは、映像の写りがものすごく悪かった上に、音が出なくなっていたので、結構分岐点前はドキドキしたし、テレビも音がないからちっとも面白くなく、ストレスを感じていたので、このものすごいグレードアップは、かなり衝撃的です。
しかし、テレビがこうどこでも見れてしまうと、テレビがないと物足りない人になりそうで怖いです。そういえば、ワタシのお友達は家に帰るとまずテレビをつけて、本を読んだり仕事をする時は、消音でずっとテレビをつけっぱなしにしているそうです。何か、映像がソバで動いていないと落ち着かないんですって。
へぇーって思いました。

週末、久々にカーナビの音声にナビゲートしてもらって運転予定です。楽しみ~。

全国農業会議所

2006-06-22 00:00:59 | Weblog

全国農業会議所というところに行ってきました。

全国農業会議所は、農業関係のイロイロな団体や学識経験者が集まった全国レベルの団体です。

 ココにこの前から農業教室のチラシを置いてもらうことになりました。

電話で「農業教室をやるので、チラシを置いてもらえませんか?」とお願いしたところ、あっさりと「いいですよ」と許可してくれたのです。

というわけで、ご挨拶をしに全国農業会議所行ってきたわけですが、ついでにどんな風にチラシが置いてあるか見せてもらいました。さらに、ついでに、農業会議所の方の許可を得て、写真まで撮ってきてしまいました。

チラシは、これから農業をやりたい、と考える人が相談しにくるブースの机の上に置いてありました。

よく、学校の先生が机にビニールシートを1枚かけて、机とビニールシートの間にお知らせ等を挟んで常時見えるようにしていますよね。あんな感じです。

 正確に言うと、「新規就農相談コーナーのブースの机の上の透明ビニールシートの下」にありました、という感じでしょうか。写真のちょうど机の一番右下に見える紙がそのチラシです。

相談者から一番よく見える特等席です。ありがとうございました、全国農業会議所さま!そしてよろしくお願いいたします。この位置をキープさせてください~。


お車で行けない、とお考えの皆様へ

2006-06-21 00:08:41 | Weblog

先日、ブログのコメント欄を利用してご質問がございました。
同じようなことをお考えの方がいらっしゃるかもしれないので、ブログの方でも回答内容をアップしておきます。

■千葉の畑でうまくいっても自分の家庭菜園でうまくいかないかもしれない
 本講座で使用する種や苗は、ご希望される方には全て同じものをご自宅に持ち帰ってもらい、ご自宅でも野菜の生育状態を観察(もちろん、手入れもしてあげてくださいね)していただきます。畑では順調なのにご自宅の庭でうまくいかない場合、溝口さんの管理とご自身の管理の違いを比べていただき、ご不明点がございましたら、ぜひ、講義の時にご質問してみてください。

■車で行けない
 車をお持ちでない方やたどり着くかどうか不安・・・という方は、新宿駅等ターミナル駅に集合してもらい、(先日購入したばかりの!)グランヴィアに一緒に乗って行っていただくことも考えております。なお、グランヴィアはワンセグのカーナビ(後ろの席ではテレビとかDVDが見れます)対応予定です。
アクセス方法についてお悩みの方は、どうぞご遠慮なくお問い合わせください。


どんな些細な事でも、ご質問があればドシドシご連絡ください。
お待ちしております!!!



ミレーで過ごした土曜の一日

2006-06-20 10:47:39 | Weblog

土曜日に、ミレー農場に行ってきました。

この日は早川さんの楽しいお友達とお昼から夜まで、一日中行動を共にしました。

ちなみに、楽しいお友達とはどんな人たちかというと・・・・

いきいきロハスライフ!主宰のイデトシカズさん,、オーガニック煎餅をつくる精華堂あられ総本舗の清水敬太さん、学生の頃からいろいろなビジネスをやっていて、今でもなお会社で新規事業をバンバン立ち上げることをお仕事とされている守屋さん、ハワイで有機農場を展開される中村さんご夫妻、成田でオーガニックレストランを開いている風子さん、そしてミレーの早川さん。それぞれ独特の意見をお持ちの皆さんで、ロハスって何??という話から農業の話、お煎餅の話、ハワイの農業の話まで、1コ1コの会話に発見も多く、とっても刺激的でした。

ミレー農場につくと、ハワイで有機農場を経営されている中村さん夫妻が「灌漑(かんがい=水を引いて田畑を潤すこと)はどうやっているの?」と開口一番に質問。

日本では、雨も適度なタイミングで適度な量降るので、おテントーさまにお任せ!なのですが、ハワイでは、そーもいかないらしく、灌漑設備を整えて、水撒きまでやるそうです。

ちょうど、ソラマメの商品としての収穫が終わった時期だったので、ポツポツ残るソラマメの収穫をさせてもらいました。みんな執念で、ソラマメを採っています。今年は、天候不良で、ソラマメの収穫量が激減しました。溝口さんの畑もやっぱり少なめだったとのこと。ちなみに、ハワイもまた天候不良(→集中豪雨が増えたりしているとか。。。)で調子がよくないって、中村さんがお話していました。もしかしたら、もうスポット的な天候の話ではなく、環境の変化で気候自体が変わってきているのかもしれません。

さて、最近の溝口さん(農業教室のセンセイ)のちょっとした投資が写真の包丁です。写真だと分かりにくいのですが、この包丁は鉄ではなく、セラミック製で、とっても高いのです。

セラミックの包丁は自分では研げません。そんな不便なモノをどーして???とお思いでしょう。

溝口さんに「どーしてセラミックを使っているの?」と質問すると、「収穫の時に鉄製だと、包丁の鉄に含まれる成分に切り口が反応して赤くなってしまいます。セラミックの場合、そうした成分が含まれないので、いずれは空気中に含まれる成分に反応して切り口は赤くなるのですが、その時間がだいぶ遅くなるので・・・」と答えが返ってきました。ちなみに、キリ心地は最高!サクっという感じでレタスなんかを収穫できます。サクッサクっという感触が病みつきになりそう。もっと収穫させて~!

先週からフォトシンセシスが心待ちにしていたのが、実はテント張り。この前ホームセンターで購入したテントを畑で張ってみました!そう、この前も書きましたが、キャンプの寝泊り用ではないテントってこんな感じ。コールマンのロゴが、右端に入っています。ココはポイント!コールマンの宣伝をするわけではありませんが、すーっごい機能的。テキパキとテントが出来上がってしまいました。

このテント、よほど大きな人でなければ、この中に普通に立っていられます。これで、農場に日陰ができます。暑くても大丈夫!

そうそう、この日は溝口さんが「もう収穫終わり時期だから」といって、いただいたモノがまだありました。「コールラビ」です。コールはキャベツ、ラビはカブの意味、だそうで、見た目確かにキャベツカブって感じ。

カブにちょっとトゲトゲがついていて、怪獣っぽいと思うのはワタシだけ?

コールラビは、ミレー農場で初めて見ました。包丁で割ると、中身の見た目はカブのよう。味は、キャベツの芯のような甘みがあってすごくおいしいです。家に帰ってスライスにして、何もつけずにバリバリと食べました。

溝口さんは、変わった野菜にいつも挑戦しています。だいたい畑の端の方で、初挑戦の野菜の苗とかを育てていて、訪問するたびにどんな姿になっているのかワクワクします。今回の農業教室も、変り種や、品種比べができるようなアイテムを考えてもらっています。とっても楽しみ。

そんなこんなで、畑でのあっという間のひと時が終わってしまいました。畑では、皆、勝手なコトをやっていたので、カメラのシャッターに気づいたメンバーだけで記念写真です。

もちろん、ワタシはシッカリ写っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


キャー!ミレーのホームページに!!

2006-06-16 15:06:46 | Weblog

キャー!!!という感じです。

 

 ミレーのホームページに、ワタクシの大きめのお顔がデカデカと載ってしまいましたぁ!

今回、またまたミレーのサイトで農業教室のコトをたくさん紹介していただいたのです。

本当にありがたい!ありがとうございます、早川さん、風子さん、並木さん、北浦さん、チラシを扱ってくださった皆さん~!

えーっと、この日は早川さんと風子さんと一緒に、いろいろな話をしました。

早川さんのど根性な思い出話も聞けたりしてすごく面白かったです。

それにしても、ワタシはいいタイミングで早川さんと出会ったんだなーと思いました。これより早すぎてもお互い無理だっただろうし、これより遅すぎたら・・・ワタシがオバサンになり過ぎて(今は・・・?)腰が引けていたかも・・・。ま、未来のことは分かりませんけれどね。

このタイミングで出会えたのも、ナツコンサルティングの青木さんに「千葉に面白いヒトがいるのよ~」と紹介されて、遊びに連れて行ってもらったおかげです。うーん、感謝!

あ!!そーいえば、あの時、私はサイフを忘れて青木さんにお金を借りたんだった!青木さんがいなかったら、初対面の早川さんにオカネを借りていた??恐ろしいこっちゃー。

まあ、そんなこんなを思い出した一日でした。

 

おっと!早くも回顧モードになってしまいましたが、農業教室はこれからです!