石垣島に行った時に、必ず行こうと思っていたのが、竹富島。
石垣島からは、船で10分くらい。
石垣島の浜辺から竹富島は余裕で見えます。
竹富島は、サンゴ礁の隆起によってできた島で、山がなくて平坦です。畑も田んぼも見かけなかったのですが、サンゴ礁の島なので稲作はできず、税金を米で支払わされていた昔は、西表島まで「通耕」といって、通いで農業をしていたそうです。ちなみに、通耕は、本土復帰の頃まで続いていました。
いくつかある集落の地面は、白砂を敷き詰められていて道幅は狭く、車は滅多に通りません。そのかわり、自転車と観光客を乗せた水牛が通ります。
石垣のように見えるのは、珊瑚石灰岩で、積み上げただけで倒れないようになっているとのこと。
素晴らしき職人技です。
竹富島では、畑をほとんど見ませんでしたが、家庭菜園はありました！
家庭菜園の手入れをしていたおばあちゃんとちょこっと立ち話をできました。
この道路の白砂の下1.5ｍくらいの位地に、電気や水道管が通っていること（石垣島から通しています）、その工事をするために、重機が菜園の前で稼働していたのだけれど、その排気熱で、菜園に植えていたヤシの木が枯れてしまったこと、白砂は雨が降ると滑って危ないこと・・・・。
観光客誘致のための整備のせいで、逆に不便なこともたくさん出てきただろうに、とても親切に話をしてくれました。
優しいおばあちゃん、ありがとうございました。。。
島で一番高い「なごみの塔」からの景色。
写真撮影のセンスが悪いのでちっとも伝わらないと思いますが、この景観は、リアルで見ると圧巻です。
集落以外の場所は、私有地で立ち入り禁止エリアも多く、こんなエリアもチラホラと。
さて、竹富島から戻って、石垣のマングローブ林に潮が満ちていている状態です。
潮が引いているときには地面が露出していて、潮が満ちてくるとこんな感じに。
潮の満ち引きをこんな状態で実感するのはとても新鮮でした。
生まれて初めて見たサトウキビ畑。
株元に土寄せをしてあったので、そこをちょっと触らせてもらったら、土寄せをしているところでも土が硬く 、指でなぞっても指の跡がつかない・・・。コンクリートで固めたみたいに固いです。
この土をＢＬＯＦ理論に基づく土づくりを進めていくと柔らかく出来てしまうんですよね。
それは、ホントに凄い！
サトウキビ残渣、大変魅力的な有機物です。
ところで。
石垣島は、石垣牛という肉牛が有名です。特に「石垣牛の握り」が有名。
美味しいです。
地図にも何か所か大きく放牧場と書いてあったので、ちょっとその放牧場に立ち寄ってみました。
車から降りて牧場に近づくと、どんどん牛が近づいてきて・・・。
人気者状態になりました！
牛たちがとても人懐っこいので、愛情深く育てられているのかなと想像しました。
ちなみに、竹富島で水牛を見てカワイイと思い、石垣島で牛を見てカワイイと思った後、犬を見ると、少し物足りなさを感じます。
というわけで、石垣島の陸上でも、とても楽しく充実した時間を過ごせました～。
明日からまたお仕事を頑張ります！
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