みんなの畑の日記~農業実践教室

フォトシンセシスが運営する農業実践教室の講義の内容、様子を公開。週末を活かして野菜作りを学びたい方に。

農業実践教室第23期:8回目~もみがら燻炭を作りながら焼き芋を作りました

2017-11-06 13:43:48 | Weblog

土曜日に農業実践教室で作った焼き芋。

美味しかった~

農業実践教室では、詳しいテキスト付でコッテリと学んでいただく基本アイテムの他、基本アイテムの応用でできる作物や、半年で栽培が終わらず受講シーズンを2期にまたぐ作物については、お楽しみアイテムとして栽培して、管理作業や収穫を楽しんでいただいております。

 

春に植え付けて収穫が晩秋のサツマイモは、お楽しみアイテムのひとつです。

 

霜が降りる前のこの時期に、皆さんで一気に堀りあげました。

 

青空の下の芋ほりは、気持良いです。

 

芋ほりは、子供の農業体験として定番イベントですが、実は、大人もまた大好きです。

「何かを掘り当てる感じ」が、ワクワクするんでしょうね。

 

さて。

土曜日は、風もない穏やかな一日でしたので「もみがら燻炭」を作りました。

もみがら燻炭は、お米のもみがらを熱して炭にするものです。燻炭は、多孔質のため微生物の住処になります。微生物あっての有機農業なので、有機農業をやっている方は、堆肥に入れたり、畑に直接入れたり、黒いので温度が低い時期のマルチ代わりにしたり・・・。色々と利用しています。

 農業実践教室では、燻炭も使いますが、燻炭をさらにそのまま熱し続けて、できれば「灰」にするようにしています。

土作りの一環として、「もみがら灰」を入れることで、教室の畑に不足するミネラル成分を補うのであります。

 

で、このもみがら燻炭を作る時に一緒に作ることができる嬉しい副産物が焼き芋です。

もみがらの山の中に芋を入れて、炭焼きにします。

 

 

燻炭づくり&焼き芋づくり、スタート!

燻炭づくりは、枯れ枝に火を上手に点火できたら半分成功です。

 

あとは、熱がジワジワと伝わっていくのを待ちます。

 

もみがら燻炭(灰)づくりは、1日がかりです。

教室では、お昼前に仕込んで、火の様子を時々気にしながら色々な作業をこなして・・・

 

そうすると、焼き芋は、15時前後が食べ頃になります。

取り出したばかりの焼き芋は、手で持つには熱すぎるのでしばらく地面に転がしておいて、また別の作業をして・・・・

 作業を殆ど終えてからいただきました。

身体を思い切り動かした後の焼き芋は、格別です!

サツマイモは、蒸すより、焼き芋の方が断然美味しいです。

焼き芋にすると、皮の裏が特にパリパリしていいんですよねぇ~。。

 

ところで、メインのもみがら灰ですが

この日は、残念ながら、皆さんがお帰りになった後にゲリラ豪雨がありまして・・・

灰が思ったよりも少なめの燻炭が出来上がりました。

でもまあ、全部炭以上にはなったので、良しとしましょう。

次は、もっとたくさんの灰を作りたいと思います!

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 農業実践教室からのお知らせ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

フォトシンセシスでは、現在、下記の参加者を募集しております。

農業実践教室春夏野菜コース(2018年3~7月)

毎週土曜日・水曜日に現地説明会も開催しております。

直近の説明会日程は下記の通りです。

・11/8(水)10:45~12:00

・11/11(土)10:45~12:00

・11/12(日)10:45~12:00

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・11/18(土)10:45~12:00※教室見学形式の説明会

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