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年新た義母の形見の龍一尾//龍の軸懇ろに掛け松の内

2012年01月04日 12時25分19秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ





>>年新た義母の形見の龍一尾

>>龍の軸懇ろに掛け松の内


   2012年は「辰年」である。
  「たつ」には3つ漢字がある「龍・竜・辰」である。

 「龍」は象形文字であり、もとは頭に冠をかぶり、銅をくねらせた大蛇の形を描いたもの。
 それにいろいろな模様を添えて「龍」の字となった。
  
 「竜」は大蛇に似て、四足、つの、長いひげのある想像上の動物。
 雲を起こし雨を降らせ、春分には天に昇り、秋文には淵に隠れるという。
 四霊{(玄武:亀)(白虎)(朱雀:鳳凰)(青龍)}の一つで縁起の良い動物。

 「辰」は十二支の五番目。時刻では午前8時を挟んだ前後2時間。
 季節では晩春から初夏の動植物の震い立つ頃。
  辰は「蜃」の原字で、二枚貝が開いて、弾力性のある肉が覗いた様子を描いたもの。
 それぞれが、違う意味を持っているのが面白い。「漢字源」を参照

  kouのところには龍が何匹いるだろうと思い探して見たが2匹さがして止めてしまった。
 一匹は義母の手慰みに作っていた、色紙の龍。一匹は中国で買い求めた掛け軸である。
 この掛け軸は、六万元でないと売らないといったものを、その半分ぐらいの値で買った記憶はある。  もう10年は経つだろうか。

  ワニはなんと数えるのが正しいのだろうか。と、疑問がわいた。
 中国の古い書籍には「角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼、うなじは蛇」と書いてある。
 しかし、龍の数え方までは書いてない。
 
  爬虫類学者の青木良輔氏の「ワニと龍」(平凡社新書)では、「龍は実在の動物で、
 その正体は古代中国に生息していた体長7mほどあった「マチカネワニ」だという。
 ワニだとしたら、一匹か一尾だろうと思った。
 俳句では「一尾」がいいだろうと思ったが、果たして正解なのだろうか?

  生息していたワニが絶滅して、想像上の動物となり「青龍」となった。
 虎も絶滅危惧種となりつつある。これまた想像上の動物となり「白虎」とならないようにと願うものである。
      


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (ハナ)
2012-01-06 07:18:04
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

素晴らしい龍のパッチワークですね。
大島で作られたようですね。
母も我流のパッチワークでタペストリーなど
作ってましたが、腰痛で同じ姿勢ができないので、止めてます。

龍・竜・辰について詳しい説明有難うございました。
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ハナさん・ありがとう^-^ (kou)
2012-01-06 11:35:02
 ハナさん、こんにちは^-^
 今年もよろしくお願いしますね。

 まだまだ龍のものありそうなんですが、
 探すのをやめました。

 龍・竜・辰の使い分けは確かに面白いですね。
 またね~~

 誰も来てくれませんよ。><(泣)
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松も取れました (non)
2012-01-08 17:46:21
じぃじ様今晩は。
おかあさまの色紙の龍、可愛いですね^^お人柄が偲ばれます。綺麗に保存されて先生の性格もよく分かります^^
勢いのある龍たちもこの1年この国を飛び回って守って欲しいですね^^
お正月も過ぎ普段どおりの1日が終わりました。
仕事のPCの調子が不安定になり、新年早々の入れ替えでした~。
今年もよろしくお願いいたします^^
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nonさん・ありがとう^-^ (kou)
2012-01-09 23:38:52
nonさん、カキコありがとう^^
 久しぶりのカキコと言う感じがします。
 正月も終りましたね。もう9日ですものね。
 昇り龍になって、日本の景気を良くしてほしいですね。
 kouも俳句の欄がおかしくなってしまって、
 困っています。
 また、お金がかかります><
 またね~~
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