晃ちゃんの喫茶室

皆さんと語る憩いの場です。

国語力

2012-09-21 09:09:49 | Weblog
今朝(9月21日)の讀賣新聞の一面の見出しに「漢字書く力 衰えた」とあった。

 ボクも日々の日記は手書きで、手紙も出来るかぎり手書きしているが、確かにパソコンやケイタイのメールを使用するようになって漢字が書けなくなった。(加齢とともにど忘れもあるのだろうが・・・)
日記・手紙を書くときは座右の辞書をひくが、メールでは漢字を変換するのでしばしば誤字が出てくる。誤用といえば、誤った使い方や意味の取り違えの例が載っていたが、これらはまだ分かり良かったが、「まったりする」(ゆっくり、のんびりする)「がっつり食べよう」(しっかり、たくさん食べよう)にいたっては、全然分からない。
「言葉は生きている」から、時代や年齢層によって変わっていくものかもしれないが・・・

 正しく美しい日本語 を使いたいものだ。

 ちなみに ボクの好きな語  潤(うるおい) 古語では もののあはれ 

母を偲ぶ

2012-09-07 10:17:58 | Weblog
今日 9月7日は亡き母の誕生日である。

10年前 94歳で天国へと旅立ったが、生あらば104歳になる。
母のことを思い出すといくら書いてもきりがないが、ボクの
幼き頃の思い出を少し書いてみよう。

小学校に入った頃だったろうか、毎月母がとっていた「主婦の友」に
連載の山本有三の「路傍の石」を読んで聞かせてくれていた。それが
どんなに楽しみだったか! のち ボクが読書好きになった
母の愛ではなかったか。

またこれも小学生の頃、授業参観があると決まって一番に教室に入ってきて
後ろで微笑んでくれていた姿は今でも忘れられない。

その後、戦争・疎開・戦後の混乱期の貧しき時代にも6人の子供を育て上げた
明治の優しくも強靭な女性であった。

母の辞世の歌

 "いつの日か 神に召されん その日まで 
                   心ゆたかに ありたきものを”