台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

冬記餡餅粥坊

2004年08月13日 | うまいもの
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今日は、黒シャツ隊のT君と、
長栄路と東寧路の路口の近くにある
” 佟記餡餅粥坊 ( トンチーシェンピンゾウファン ) ” に行った。
 
ここは、名前の通り
”餡餅(シェンピン)” や、
” 粥 ( ゾウ ) ”
なんかのミセだが、
台南のこういう食い物ヤ ( 麺食館 ) にしては珍しく、
ビールがおいてあるんで、時々晩メシを食いに来る。

” 佟記 ”は、
別にどエラい美味しいミセってわけじゃあないんだが、
まぁ何を食べても平均点だから安心だ。 

同じようなミセで東寧路のもっと東の方にある
” 萬福楼 ” ( 今は市内のど真ん中にある )
とはいい勝負 ( 佟記の方が勝ってるけど ) だナ。 

中でオレが薦められるのは、
” 牛肉餡餅 ( ニョーローシェンピン ) ” とか
” 韮菜盒子 ( ジョーツァイハーツ ) ”
とかだ。
 
今回は良い機会だから、こういう
” 麺食館 ”
で売ってるような食い物について、少し説明をしておこう。

餡餅: シェンピン
- 薄いパンみたいな皮で、牛肉とか豚肉のネタを包んで
オーブンで焼いたまんじゅう。 
表面がサクッとして、中から肉汁が出てくるようならOK。

葱油餅: ツォンヨウピン
- お好み焼きみたいなモンで、生地にネギが混ざっている。 
油を引いた鉄板で焼いてある。
 
卵が入っているのは
” 蛋餅 ( タンピン ) ” だ。
放射線状に8枚に切って出すのがお約束。

抓餅: ツァーピン
- 葱油餅と似ているモンだが、生地がお好み焼きみたいな
” 一枚もの ”
風じゃなくて、パイみたいに層がある。

捲餅: ジェンピン
- 牛肉とか豚肉のネタを小麦生地で巻いてから揚げたもの。 
揚げていないのは、
” 潤餅 ( ルンピン ) ”
という。

鍋貼: コーティエ
- 焼き餃子のこと、日本のものとは皮の包み方が違う。 
棒みたいな形で、両端が空いていて、
肉汁がこぼれてしまっているものが多い。
 
紅油炒手: ホンヨウツァオソウ
- わんたん ( みたいなもの ) にラー油 ( 紅油 ) がふってある。

猫耳朶: マオアートウ
- 小麦生地を猫の耳みたいな形にして、ゆでたもの。 
野菜や肉なんかと一緒に炒めものにする。

胡椒餅: フーチャオピン
- 餡餅と同じモンだが、
中身にネギがいっぱい入っていて、胡椒が沢山使ってある。 
形は餡餅が平らなのに対してこんもりと盛り上がっている。

( ホントはこういう
” 麺食館 ” の食いモンとして、
” 胡椒餅 ” を挙げるのはマチガイだし、
ミセにおいてあることも殆ど無い。 
-というのは、 ” 麺食館 ” って言うのは、
元来大陸北部の文化なんだが、
” 胡椒餅 ” は福建省の名産だからナ。 )

焼餅: サオピン
- ホットドッグのパンみたいなもの、
中心が割れていて、油條(ヨウティアオ)を割れたところに挟んで食べる。

盒子: ハーツ
- 餡餅と同じようなモンだが、中にニラなんかが入ってるヤツを
” 盒子 ( 元々、ふたのある箱なんかの意味 ) ”
という。

生煎包: ショウゼンパオ
- 外側を油を引いた鉄板で焼いた肉まんみたいなもの。 

烙餅: ローピン 
- 中に何もはいっていない、パイ生地のようなもの。 
生地自体にチーズ、バターっぽい風味がある。

書いてみて、
「 こンなにまとめて説明してある資料は、他で見たこと無いゼ。 」
って自分で思っちまった。 

追加・訂正の情報があるヒトはどんどんコメントしてくれ!


写真手前の方が ”韮菜盒子 ” で
奥の方が ” 鍋貼 ” だ。


昨日はウェイトだけをやりました。
今日は朝、60分のJOGとウェイトを少しやりました。

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