台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

港都茶楼-台南郷巴LKK的高雄探検1

2005年04月26日 | うまいもの




今日は、
台南ではめったに見られない、本格的な
” ワゴン式香港飲茶 ”を食べるために、
高雄の中信飯店の3階にある、
すごく有名な
” 港都茶楼 ”に行った時の話を書く。

それで、
今後は高雄の話を書く時は,
わりと好評だった
” 台南いなかオヤヂの台北探検 ” シリーズの
” 高雄バージョン ” だっていうことで、
” 台南郷巴LKK的高雄探検 ” シリーズとして
紹介することにした。

そして今日のは、その第一回ってことになるゾ。

  

” 港都 ” は味もおいしいが、とにかく食べ物の種類が多い。
下の方に、メニューのコピーを載せるが、
このメニューに載っている、いつもある料理だけで
30以上の種類がある。
その上、
その日その日で、メニューにない品物が何種類も追加されるので、
食い物を見てるだけで目移りしてしまい、
胃袋が3個位欲しくなるミセだ。

上の写真のように、ワゴンは食べ物の種類別に、

冷菜のワゴン、
蒸し物のワゴン、
野菜のワゴン、
デザートのワゴン、
飲み物のワゴン
- 等、何種類もある。

また、ワゴンとは別に、出来立ての料理を持った小姐達も、
客席の間を動きまわって、お客に勧めに来る。

  

上の写真は、最初に食べた冷菜2種類。

左上の写真は、
” 焼味拼盤 ( サオウェイピンバン、鶏+家鴨のBBQ盛り合わせ ) ”。
オレ達がよく、突き出しに頼むものだが、まぁまぁの出来だった。

右上の写真は、名前は特にないんだが
” 章魚 ( ザンユイ、タコ ) ” をゆでたものの
にんにくソースがけ。
タコの頭はうまいけれど、
オレは、ワサビ醤油で食いたかったナ。

  

上の写真は、次に食べた焼き物2種類。

左上は、
” 蠔油叉焼包 ( ハオヨウチャーサオパオ、叉焼入りパイ ) ”。
ごく普通の点心だナ。

右上の写真は、名前はちょっと確かじゃないが、
” 奶油鶏蛋塔 ( ナイヨウチータンタオ、クリームスープのパイ皮のせ ) ”
( かな ? )
西洋料理みたいなものだが、なかなかウマイ。

ところで、ここみたいな、
” 港式飲茶、カンスーインツァー ” のミセに行くときは、
普通、3人とか6人とかで行くことを、オレは推奨している。
なぜかっていうと、
この左上の写真と、右下の写真を見ると判るが、
” 港式飲茶 ” の点心って
3個セットで、出てくるものが多いからサ。

  

左上は、今日一番美味かった、
” 百花魚翅冬 ( パイホアユイツートングー、ふかひれ入り五目煮込み ) ”。
ふかひれ、色々なきのこ、野菜、肉が入って
味が深い !
本当は、大きな入れ物で持ってきたんだが、
無理を言って一人前だけ、スープのカップに入れてもらった。

右上は、飲茶の定番、
” 蝦仁蒸餃 ( シャーレンツェンチャオ、エビ蒸しぎょうざ ) ”。
透明で、ふるふるしたもちこの皮に、エビの赤い色が透けて見えて
きれいな一品だ。

  

左上は、
” 鼓汁蒸排骨 ( グーツーツェンパイグー、蒸しリブ肉の豆ソースあえ ) ”。
鼓汁、っていうのは、ドウチーという時もあるが、
いわゆる発酵した塩大豆のことだ。
日本では、浜納豆 なんて訳してあることもある。

右上は、これも飲茶の定番、
” 紅焼鳳爪 ( ホンサオフォンツァー、鶏の足の醤油煮込み ) ”。
食えるところは少ないが、にゅるりっとした食感と
ピリ辛にした醤油の味付けが好きで、
オレはよく食うものだ。

「 よくそんなモン食うな ! 形がキモイ ! 」
なんて言う人がいるが、
そんなこという人は、鶏の ” 手羽 ” も食わないのであろうか?
    
 

左上は、もう腹いっぱいになったころに取った
” 明蝦腐皮捲 ( ミンシャーフーピージェン、蝦の湯葉まき ) ”。

これを無理して食いながら、オレは胸中激しく後悔した。
「 しまったぁ、
 今日の食い物の選択は、かなり行き当たりばったりだった。
 他にもうまそうなものが、いっぱいあるのに、
 腹の皮が突っ張っちまって、もう、何も食えやしねー! 」

みんなが、オレと同じ後悔をしないために、
一つ、助言をさせてくれ。

こういうミセに入ったら、まず一品を取って、
それをゆっくり食べながら、一応全部のワゴンをチェックするのが良い。
そして、じっくり計画を立ててから、料理を取り始めるんだ。
( ここら辺、寿司をじっくり食うときも、同じやり方かナ。 )

それと、このGWに
” 港都 ” に行く人のために、
オレが特別に、ミセから借りて、コピーさせてもらった
メニューを下に載せておく。
これを、事前に検討してから行くのも、いいかもしれないゾ。





最後になるが、

台湾南部には、” 港都 ” みたいな、
食べ物をワゴンに乗せて、客のテーブルを回るタイプの飲茶で、
まともなミセは殆どない。

この形式で、ずっとやっていくためには
相当数の客に、コンスタントに来てもらう 必要があるので、
台北、上海、香港 のような人口が多く、街の密度が高い所でないと
商売が成立しにくいようだ。

だが、” 港都 ” は、
高雄みたいな、それほど過密でない都市で営業しているのに、
広いスペースを、常時客でいっぱいにしている。
( 下の写真参照 )
こいつは、本当にミセ自体の魅力がないと、おそらく不可能なことだろう。

そういうことで、
みんなも、このミセに来て、絶対に後悔しないと思うから、
機会があれば、ぜひ行ってみるといいゾ。

 


今回の報告はここまで。
チャン、チャン ♪



一昨昨日のヒット数 - 545
一昨日のヒット数 - 495
昨日のヒット数 - 349

一昨日は、ウェイトだけやりました。
昨日は、夜、成功大学のトラックを14kmJOGしました。
今日は、練習は休みでした。

舒跑盃ロードレースまで、あと26日

最新の画像もっと見る

コメントを投稿