たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

争いは「恐れ」の心から。

2013-08-06 23:42:43 | 日々の雑感
7月は更新しなかったのですが、色々と心の栄養をたくさんもらった貴重な月でした。

今日はヒロシマの日。そして父の命日。
原爆、戦争、核について…また、父の事を考える日でもあります。

戦争…戦いというのは、つきつめると個人の心の「ありよう」でしょう。
人の争う心のすべては「恐れ」からきているもの…
怖いから守ろうとする、守ろうとするから武器を持つ、相手がそれを脅威と感じると、相手も「恐れ」から逆に攻撃をしてしまう…負のスパイラルが起こっているような気がしてなりません。

攻撃をする人は、とてつもない「恐れ」の心と、自己否定があるのです。攻撃される人だけがしんどいのではなく、攻撃する人の心の辛さにも目を向けていかないと本当の意味の平和は難しいと思うのです。今の日本は平和ではあるのですが、個人レベルでの争いは多くあるでしょう。

いえ、でも人々の意識の変容は、じわじわ起きていると感じています。

7月末に、「降りてゆく生き方」が横浜上映だったので2回目を観てきました。
この映画は映画館では上映せず、希望した場所で上映されるもので、クチコミやボランティアで広がって、全国各地で上映しています。
4年目とおっしゃっていましたが、そこまで続いていることもさることながら、今回も会場は300人以上で一番前までいっぱいでした。

経済至上主義の「上ってゆく」生き方から、本来の人間のありのままな生き方にもどっていこうというメッセージがこめられています。
便利で簡単、なんでも安く手に入る消費生活…
やっぱり何かおかしいと気がついた人が増えているようです。

自然と対等の生き方は、争う必要がないのです。
すべて共存することだし、ゆだねることだし、自分がありのままでいいからです。
でも…都会でのそれは、ほんとうに難しい問題であるとは感じています。

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