竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

秩父巡礼 その4

2014-04-13 21:04:10 | 旅行

4月8日(火)従兄と一緒に秩父巡礼に出かけました。
昨年の秋は暑かったり従兄の具合が悪くて出かけられませんでした。
今回は久しぶりの秩父です。

この冬秩父でも大雪が降って1メートル以上積もったようです。
巡礼中に地元のお年寄りに聞くと、経験したことのない大雪で、100年に一度かもしれないということでした。

秩父まで来る電車からも、林の中に雪が残っているのが見えました。
でもこの日は暖かく、桜がちょうど満開で、どこへ行っても美しい花であふれていました。

巡礼の楽しみの一つは人との出会いです。
都会とは違って出会う人たちとは挨拶したり話を交わしたりします。
巡礼の人、地元の人、納経所の人、食堂のお姉さん。


今回お昼に立ち寄ったのは小さな餃子屋さんでした。
いつもなら秩父名物の蕎麦屋さんに寄るのですが、
この日は道端にあった六畳ほどのプレハブのような店でした。
40前後のお姉さんが一人でやっています。

言葉がちょっと違うので聞いてみたら中国出身、ハルピンから来た人でした。
日本に来て13年、日本語はちょっとなまりはあるけれど上手です。
地震の話から東北の震災、四川大地震の話をしました。
餃子も野菜炒めもおいしかった。


外来の人がこうして日本の地方に定着しているのを見るのはうれしいことです。
中国と日本の間にはいろいろ問題があるようです。
でもそれは国家の指導者たちの問題です。
私たち庶民の間では見知らぬ人たちは興味の対象です。



私たち庶民の間ではこちらに興味を持つ見知らぬ人なら誰でも歓迎です。
海外旅行でもどこに行っても親切な人たちがいました。
私が四国の宇和島、島根の石見銀山、掛川の山村で暮らしてこれたのも、
親切な周りの地元の人たちのおかげです。



日本では少子化、高齢化、人口減少による危機が叫ばれています。
もっと積極的に外国の人を受け入れてはどうかと思います。
もともとこの国はいろいろな地域から人が入ってきて生まれた国ですから。

新秩父橋

巡礼に出ると気持ちが明るくなります。
飛び切り忙しい毎日の間にぽっかりあいた休日でした。


新秩父橋から見た荒川の流れ




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