今編んでいる籠の縁に巻く軟竹を探しに毎年竹を切っている竹林に入りました。
軟竹は虫が入った竹や、今年生えた若い竹、こんな竹は身の部分はもろいのですが、
皮は粘りがあって巻縁に適しているのです。
でも山に入って見ると今年生えた若い竹がありません。
よく見るとあちこちに穴が開いています。
イノシシがタケノコを食べてしまったのです。
イノシシが入るようになると竹藪は数年でめちゃめちゃになります。
以前私が真竹を取っていた竹藪はもうだめになっています。
とうとう淡竹(ハチク)の林にも入るようになりました。
このあたり今年になってイノシシの出没が一層多くなっています。
一昨日の朝河原を走るイノシシを見たばかりです。
農作物の被害は以前からですが、とうとう私の身にも迫って来ました。
籠の縁はなんとか去年生えた竹で間に合わせました。
次は持ち手を付けることになります。
近くにまだイノシシが入らない竹林を探さなければなりません。