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SILENT HILL
(2006/アメリカ)
元の題材はコナミの大ヒットゲーム。
灰の降る街、霧の中のサイレントヒル。
そこへまぎれこんだ母と娘の運命は・・・?
そして隠された真実とは?
久々に観た本格派(なのかな)ホラー作品でしたが、完成度はまあまあでは。
ただスプラッタ系でもあるのでむごいシーンもありで、この手に弱い方はおすすめしません・・・
PG12指定
●ストーリー●
ローズ(ラダ・ミッチェル)とクリス(ショーン・ビーン)は娘シャロンの情緒不安定さに悩んでいた。
シャロンが口ずさむ「サイレントヒル」という言葉・・・
「サイレントヒル」という街がウェストバージニア州に実在することを知ったローズは、クリスが止めるのも聞かず、シャロンと車で訪ねる。
途中、路上の少女を避けようとして事故を起こす。
意識を取り戻したローズだが、シャロンの姿が消えていた。
そしてまわりは霧に覆われた「サイレントヒル」。
恐怖と戦いながら、ローズはシャロンをみつけだそうとするが・・・
![](http://img04.pics.livedoor.com/004/8/b/8b1a8972bc0b5893885b-M.jpg)
何年ぶりに劇場でホラー映画を観ましたが、音が耳に不快(例えると黒板に爪をたてるような音)で気になりました。
サイレンの音も不安感をもたせますね。
娘シャロンは実は養女。シャロンの生い立ちが関係している物語。
「サイレントヒル」という街は30年前の大火災で、たくさんの人々が亡くなっているのです。
誰も近づかない曰くつきの街。
「サイレントヒル」はローズがいる世界と、ローズを探しにきたクリスがいる世界と二つ存在するのです。
ローズのいる世界はまるで悪夢。
途中出会った女性警官と二人でシャロンを探し出しますが、女性たちは度胸があるなあ。
黒こげのゾンビやら三角巾をかぶった得体のしれない物たちが次から次へとローズ達に襲いかかる。
顔が包帯で覆われた女性の看護師さん(?)の団体が突然メスで切りあうところもすさまじい。。。血しぶきが!!(>o<)
これゲームに出てくるキャラたちですね。
CGを駆使し、地獄とはこういうところなのかなあと思わせてくれます。
個人的には“奴ら”は気持ち悪くて苦手。。なんとか堪えました・・
要するに、30年前に狂言的な街の一部の人たちによって“ある悲劇”が生まれ、ローズたちが巻き込まれてしまったのです。
見どころは娘を救いたい!!というローズの母性が強調されてること。
現実と非現実がうまくとけあっていると思いました。
最後はミステリアスで余韻が残りますね。
もしかして続編あり?
主に活躍(被害者、加害者ともに)するのは、みな女性というのが面白い。
そういえば、映画の中でジョニー・キャッシュの歌が流れてました。
この前、「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」を見たのでたぶん。
![](http://img05.pics.livedoor.com/005/3/0/30bd19d40855c40d308e-M.jpg)
ショーン・ビーンの父親はあまり役にたっていなかったなあ。ちょっともったいない。
男性の影が薄い映画でしたねえ。
シャロン役の子役のジョデル・フェルランドはなんと3役こなしていますが演技がうまかったです。
土屋アンナが歌う日本版のテーマソングも耳に残りました。
幻想的な映像、ラダ・ミッチェル好演で高評価も、むごいシーンは好きじゃないので0.5減点で
★★★☆(5段階☆は0.5)
「サイレントヒル」公式サイト
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最近の映画はゲームとか、コミックの作品ばかりで、伯母さんの私には付いていけない
ホラーって観たあと必ず嫌な気分になるのにどうして観てしまうんでしょう・・?
一説には架空の恐怖を味わうことで現実の境界線を確かめて安心したいから・・だそうですが・・。
ところで恐怖映画って襲われるのが母と子供っていう設定が多くないですか?
やっぱり主役が弱い存在だと、それに自分を投影して観る側も恐怖が大きいからなんでしょうかね。
ホラーで主役がマッチョな男だったら駄目ですよね^^
うーむ・・・しかしこれ・・観たいような観たくないような・・・
>私には此れ位は平気でした(笑)。
おお!!恐いものは平気ですか^^
いや~私はちょっと堪えるのに大変でしたよ・・・
久しぶりのホラーだったのでオヨヨ!でしたけど、
それなりにきちんと作られていましたね。
ゴキブリもそうだけど、女性教祖の最後は悲惨で唖然でした。。
オーメン、観たかったな。
>ホラーって観たあと必ず嫌な気分になるのにどうして観てしまうんでしょう・・?
この作品は良さげという話聞いていたので、鑑賞しましたが
二度目はもういいかな^^;
恐いものみたさもあるでしょうけど、非現実の世界を見てみたい欲求があるのかも。
>一説には架空の恐怖を味わうことで現実の境界線を確かめて安心したいから・・だそうですが・・。
そうかもしれない!ホラーを見た後、現実に戻ってあーよかった、ホッってなりますもん。
悪夢を見た翌朝の感じかな。
ファンタジー映画はこのままこの世界に浸りたいと思いますが、それと逆ですね。
そういえば最近のホラーは母と子のパターン、多いですよね。
主役がマッチョだと、恐さが半減しちゃうでしょうね^^
観客層はゲームやってると思われる方がいっぱいいましたねえ。
一度ご覧あれ!
ショーン・ビーンは珍しく普通のいい人の役だったのに、出番少なくて残念でした。しかもあんまり役に立ってないし・・・。ぐすん。
>看護婦のクリーチャーが出てきた時なんかはやっぱりゲームっぽいな~と思っておもしろかったです。血ぶしゅ~はERiは平気ですが、虫の大群はちょっと・・・ねぇ・・・苦手です。
看護婦のところはえぐかった・・・
ERiさんも血ブシューはいけるんだ。
私堪えるのに必死でしたよ。。
公式サイトで予習しておけばよかったかな^^)ゞ
>ショーン・ビーン
ほんとに影薄かったですね。
彼でなくてもよかったような・・・もったいないかな。
私は、あの婦人警官さんが気になりましたね~。
「ママ、一緒にいて。」とつぶやいて、
無残にも火あぶりになってしまうシーンは泣いてしまいました。
彼女の母に対する強い想いが、
娘を助けようと必死になっているローズを見て、
自分が犠牲になってでも助けたい!と思った要因なのかなーと。
続編ありそうですねー。
もしあっても、劇場では観ないなー、今度は。
いつもありがとう♪
>私は、あの婦人警官さんが気になりましたね~。
登場のしかたもかっこよくって、まさか火あぶりにされるとは・・・
泣かれましたか・・・。むごかったね。。
犠牲になってもかまわないか・・・
母性を主題にした作品でもあったのかな。
続編は私も同じく劇場では見ないでしょう・・・
最近、こわい~って思う映画がなくてさびしいです。。。
まさかあの警官殺されちゃうなんておもいませんでした。。。ここの部分だけは裏切られましたね~
最後もあらあらパパのいるおうちには帰れなかったの・・・う~ん。パパもっと頑張って欲しかったわ。
アイマックさんコメント&TB有難うございます
((((( ̄_ ̄;)サササササッと引いてしまう位に凄かったですね(笑)
hide的には、スプラッターも含め怖さの感覚が今までと違って新しい感覚でしたし、世界観が物凄く良いのが気に入りました。
変にハッピーエンドではなく、女性警官も逝っちゃって、ラストの衝撃などが、逆に良かったです