南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

ものすごいトレーニングです

2010-11-16 13:16:03 | ユニオン
昨夜の富士・富士宮地協定期大会での挨拶では、つい本音の言葉が出てしまいました。
「…最近ほんとうに疲れを感じます。
忙しくて体が疲れるということではなく、これまで経験したことのない対話集会での疲れです。
これまでは私の思いを一方的に話していればことすんだ(と、思っていた)訳ですが、この対話集会ではひたすらみなさんの声を聞き取る(聴き取る)作業です。
それも全身全霊を傾けないとみなさんの思いを聞き取れませんから、わずか2~3時間ですが終わるとドッと身体が重くなります。…」

まだ3地協しか回っておりませんが、現在私はものすごいトレーニングを受けている感じです。
こんなにも聞き取ることが大変な仕事なのかということをあらためて実感しました。
そしてみなさんからいただいた意見をいったん受け止めてから(身体のなかに入れてから)切り分ける作業もかなり重たい仕事です。
この作業を言葉で表すならば、たとえば私の挨拶を切り分けてみますと、
「最近、疲れる」
「体の疲れとは違う」
「経験したことのない対話集会」
「ひたすら聞き取る」
「全身全霊で聞き取る」
「ドッと身体が重くなる疲れ」
と、なります。
この挨拶を聞いた参加者はどんな感想を持ったでしょうか?
私が伝えたかったことは「聞き取ることの大切さ」でしたが、ひょっとしたら参加者のみなさんは「対話集会で疲れたんだ」と受け取ったかもしれません。

あらためて思います。
“聞き取る”ことも“伝える”ことも、ほんとうに難しいですね。
ほぼ1年間の対話集会でみなさんの声を“聞き取った”のち、みなさんに来年の連合静岡定期大会で何かを“伝える”まで、このものすごいトレーニングは続きます。
果たしてどうなることでしょうか?