地協事務局長会議を開催した。
単組でも多忙な方ばかりで恐縮するが、地協組織の要である重要な役回りだ。
心より感謝申し上げる。
いよいよ２５日召集の通常国会で労働者に関連した法改正が審議される。
さすがに「残業代ゼロ法案」に代表される企業寄りの提案は選挙後に回すようである。
しかし前向きの長時間労働是正や格差是正に向けた法改正も見られない。
逆に危惧すべきはどさくさまぎれの改正案。
ひとつは「派遣社員の事前面接解禁」。
ひとつは「派遣期間の延長あるいは撤廃」。
ひとつは「裁量労働制の対象労働者の条件緩和」。
そして「労使合意不要の就業規則による労働条件変更を合法化」などなど。
圧倒的な自公与党体制の下では、いくら野党ががんばっても阻止できない。
頼りになるのは世論だ。
みなさんにも協力いただいた３０万人の署名活動は、それを原動力に「逃亡ブラジル人犯罪者代理処罰」に向かって日本政府を動かした。
みんなで取り組んだ「クレサラ県民会議」の運動も全国的な盛り上がりを見せ、「グレー金利」撤廃に追い込んだ。
決してあきらめてはいけない。
ひとりでも多くの組合員、県民に世の中の不条理を訴えていきたい。
そのためのツールがまたひとつ増える。
県内１１地協のブログだ。
今日の事務局長会議で賛成をいただき発進（発信）する。
早速、今日から「静岡地協ブログ」がスタートした。
楽しみである。