朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

「イコマド」の「茜×藍」イベントに参加しました

2024年02月25日 19時25分35秒 | 身の回り
あかねさす紫野行き
標野行き野守は見ずや
君が袖振る
(額田王)

生駒市のコワーキングスペースである「イコマド」の「茜×藍」イベントに参加した。
イコマドで「専門家登録」しているのだが、その関係で誘われたので。

特に「茜」はよく知らなかったのだが、
教えてもらったこと、その他いろいろと思い浮かんだことを備忘で。

・色番号で指定できる「茜色」という色は存在しないのではないか。
単色で指定できる色ではなく、あくまでも日の色、特に日没時のグラデーションが「茜」なのではないか。
「茜」という字は「草冠に西」である。
西に沈む夕日の色であり、その色を採る草が「茜」なのではないか。

・「茜」は禁色らしい。
天皇、あるいは高貴な人しか付けられない色。
天皇を象徴するのが日であり、その色が「茜色」。

・江戸末期に薩長が持ち出した「日の丸」は、「茜色」で染められていた。
言わば皇室の色。
戦後は気にせず色番号で指定された「赤」になっているが。

・「茜」はいわば雑草。棘のある草。
マンガで「茜」或いは「あかね」と言えば、
私のイメージでは「らんま1/2」の「天道あかね」。
棘、ありますよね(笑)
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咲太夫死去

2024年02月19日 09時36分17秒 | 歌舞伎・文楽
人間国宝で人形浄瑠璃文楽太夫の豊竹咲太夫さん死去 79歳 _ NHK _ 訃報

1月末に咲太夫が亡くなったことを、先週くらいに知った。
文楽自体への私の関心が低下しているせいでもあるが、
根本的に言えば咲太夫に「興味がない」。

基本的に住太夫を中心に見てきており、嶋太夫はそれはそれで好きだったけど、
綱太夫は好きではない。
という中で咲太夫って、嫌いではないけど全く好きでもない人。
千歳の方がまだ面白いと思っていた。
長い間見ていない(住太夫の引退興行が最後?)から、
良くなっていたのかも知れないが。
声があまり通らず、何言っているかよく分からないオネオネしている人、という印象なんだよなあ…。

# そもそもが津太夫好きで越路はそこまでではない、という人間なので、仕方ないのではあるが。
4世竹本津大夫の熱演 野澤勝太郎 盛綱陣屋の一部 文楽

今見たら「クサい」んだけど、こういう芸もあって良いでしょう?(笑)

最近の大夫さんは、全く追いかけられていないが、
「団菊じじい」になるのも良くないので、
また文楽劇場に足を運んでみるかな…。
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