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石原慎太郎は死んだが。

2022年02月05日 09時42分50秒 | 社会
石原慎太郎 - Wikipedia

石原慎太郎が死んだ。
自分のブログのプロフィールに書いている通り、
私はこの男が嫌いである。
死んだところで変わりはしない。

この男の差別的発言、個人を個人として尊重しない発言から、
この男は民主主義社会(多数決主義でない、本来の民主主義社会、のイメージ)を破壊する者であり、
そのような「民主主義の敵」は発言してはならない存在である、と考えている。
# 民主主義社会におけるルールの大前提は、個々の参加者を個人として尊重すること。
 それをしない者はそもそもこの「民主主義社会」というリングに上がる資格のない者であり、
 口を閉じてろ、黙ってろ、ということ。

この男が生前、醜悪な顔でどれだけの人を侮蔑し、嘲笑してきたか。
そしてそれを「リーダーシップ」であるかの如く持て囃してきたか。
反吐が出る。

しかし石原慎太郎が死んだとて、
同様の連中は消えていないし、
「本音で喋っている」と当時以上に称揚され、マスメディアで跋扈している。

石原慎太郎の生前の発言はきちんと検証し、非難すべきは非難する。
そして同様の発言を繰り返す連中は、同様にきちんと非難していかなければ。
「死者に鞭打つな」とばかりに生前の発言が肯定されてしまうことは、
結局後継者どもの非難されるべき発言が非難されずに定着していってしまうことに繋がる。

正直、石原慎太郎を嫌う感情は、以前よりも弱くなっている。
それはこの男以外にも酷い連中が跳梁跋扈しており、
私が麻痺してしまっているからではなかろうか。
この男の死を契機に、
改めて「不適切な発言は不適切である」ときちんと捉え、強く非難していかなければ。
コメント
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