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第二次安倍政権の終焉

2020年08月31日 12時18分53秒 | 政治
辞任表明の安倍首相、7年半の政権運営を年表で振り返る:朝日新聞デジタル

安倍首相が体調を理由に辞意を表明した。
「連続在職日数」が憲政史上最長を更新し、
「歴史に名を残した」直後に。

本来、安倍は首相になるべき存在ではなかった。

父、晋太郎の
「この男(晋三)には政治家として一番大事な情がない。決して政治家にしてはならない」と
いう発言が本当かどうかは分からないが、
個々人の生活に対して目を向けているとは思えない、
あくまでも己の「名」を残すための
(それは、己の知識や政治家としての適性の欠如をカバーするための虚飾だろう)
金額や言っていることは大きいが空虚な政策しか打ち出していないことが傍証となるだろう。

官房長官以外の閣僚を経験しないまま、安倍は首相になった。
そして「暗黒の民主党政権時代」という感情的・非論理的なイメージ戦略を徹底し、政権に復帰した。
# 彼を引き立てた小泉は、その点だけで充分非難されるべき。

能力もなく、国民のために政治をする気もない者が、再び首相になった。
権力はある。皆、ちやほやしてくれる。
人治主義に走る。事実を捻じ曲げ、隠蔽して政治を行う。
憲法により授権されている構造を理解しようともせず、理解する能力も持たないまま、
マスコミをアメとムチで懐柔し、ただただ名を残すために政権の地位にとどまった。

しかし、安倍は正しくない、
法治国家、「自由主義」と「民主主義」を掲げる国家の首相として不適格である、
と本気で国民が真剣に考えれば、安倍はもっと早くその座から降ろされ、
正しく司法の裁きを受けたのではないか。

(見かけの)「景気」が拡大しているから、
(年金資金を投入した結果)株価が上昇しているから、と
黙認した結果、法治国家を朽ち果てさせても安倍はその座に留まり続けた。

安倍をその座にとどまらせたのは、国民の責任である。

安倍は、(個人的に好きではないが)佐藤栄作や吉田茂のようなレベルの宰相ではないだろ?
何を残した?逆に、何を失わせた?
そんな愚劣な安倍が、何故その座に留まれたのか?

本来その座に値しない者が首相になり、
「憲政史上最長」の名を残させた。

これは、国民の劣化を後世に伝える恥ずべき墓標であろう。
コメント (1)
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