きらせん

仙台のきらめき










東北大学公共政策大学院准教授
佐分利 応貴

 「避難訓練」

2007-09-18 22:49:04 | Weblog

  9月1日の防災訓練に半月遅れての避難訓練。
  ばーっと吹いた炎にがーっと消火器使って、どーっと避難トンネルを3階から滑り降りる

  
  … はずだったが、雨のため屋内で消防署の方の話を聞くことに。あーあ(@_@)。

  

  いつ地震がきてもおかしくない仙台。きらっと仙台、ぐらっと仙台。
  これまでの約200年間に26年~42年の周期で6回大地震があったそうな。
  前回が1978年6月(29年前)なので、確かに要注意。
  
  1.まず自分の身を守る。
  2.ドアを開けて出口を確保する。
   (マンションなどはドアが開かなくなることがある。)
  3.グラッときたら火の始末。

  など。ちなみに普通の消火器は15秒しか消火液が出ないらしい。
  初期消火は重要だが、天井に火が移ったあとは危険なので無理は禁物、とのことだった。

  大学院のワークショップ。中間報告会まであと1ヶ月。加美町佐藤町長表敬まであと10日。スケジュールはいよいよ大詰めになってきた。
  … が未だに中身が詰まってこない。副担当の坪野先生からも「例年1ヶ月前から中間発表の準備を始めるが」との苦言が呈される。んー。議論や段取りはいいが空論ばっかりしてもしょうがない。さっさと情報を集めるべきじゃないか。


  18時からは2ヶ月ぶりの生協の月例理事会。
  青葉山厚生会館の改修問題など。

  生協経営は課題山積。これまでの『低廉なサービスの地域独占』が崩れ、コンビニ、激安店、amazon等の通販との競合にさらされている。

  生協未加入の大学職員にどうやって加入を呼びかけていくか。
  … といっても加入のメリットがないと2万5千円も出資しないだろうし。
  本来はSuicaのような非接触カードを使って、組合員の利便性とポイントがたまるなどのメリットを導入すべきでは。

  生協職員・パートの労働インセンティブの導入について、資料を配付し提言を行う。6月に理事を引き受けて依頼、毎回審議事項に対し意見を表明してきたが、理事権限での議案提案は初めて。
  生協運営の「自治」の原則を貫くためにも、もっともっと理事側からの提案が必要である。目の前の問題を自ら解決できずして、国家や世界の問題解決などできはしない。といっても、せっかくの提案が採用されないと提案意欲もでない。学生からの提案は、事務局は一つ一つ真剣に回答する必要がある。

  生協で一番偉いのは、理事長でも本部でもなく、現場で毎日料理を作ってくれるパートのおばさんたちである。彼女たちが笑顔で働ける環境をどうつくるか、どうやって労働意欲を高めてもらうか、日々の気づき・改善提案をどうやって採用するか、『いろどり』の横石さんのいうとおり、おばちゃんたちの「気を高める」ことにもっと意をつくさなければならない。