きらせん

仙台のきらめき










東北大学公共政策大学院准教授
佐分利 応貴

 「総理辞任」

2007-09-12 23:20:54 | Weblog


  あちゃ~ やっちゃった。
  突然の辞任劇。
  社民党の福島代表が「おぼっちゃん辞任」と言ったらしいが、今回だけは当たってるぞ。
  
  13時からの大学院の教授会が終わって事務局に行ったら、テレビでニュースが。
  「ウソだろ~」
  国会会期中でしかも所信表明演説が終わったこの時期に?
  日本中でおそらく同じ叫びがあがったことだろう。
  今月末の国連総会はどうすんの?
  テロ特措法はどうすんの?
  北朝鮮問題はどうすんの?
  健康問題とか言われているものの、ほとんど自暴自棄としか考えられないが。

  だが、社会学では「すべての行動には理由がある」。
  今回の突然の辞任劇も、2日前から辞意を漏らしていたらしいし、何か理由があるのだろう。健康上の理由もあるだろうし(大腸の)。

  しっかし前代未聞だ。
  まだ対外的な代表権は総理にあるわけで(継承順位は高村防衛大臣だが)、どうなんの? 村山総理が病気で倒れて権力の空白ができた時も後に大問題になったが、今回の混乱はどう評価されるのだろうか。