パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

クリスマスケーキありがとうございます

2010-12-25 19:26:15 | 生徒さんの話題
12月24日、ゼラチンさんにクリスマスケーキをいただきました。

   

普段からおいしい食事処を食べ歩いて、またご自分でお菓子づくりをしているので、手造りのケーキは見栄えはもちろんのこと味も見事なものでした。
家に持ち帰って、妻と娘の3人でペロッと3分の2が胃袋に収まりました。

今日の朝までに消えてなくなっていました。専門のケーキ屋さんでもこれほどさわやかはケーキは探すのは難しく、もっと食べたいと思うケーキって手に入らなくなりました。
お世辞抜きでおいしかったです。
ゼラチンさんありがとうございました。

海の武士道

2010-12-18 18:23:52 | 塾長のまじめな話
12月16日、「沖縄と日本の安全を考える」をテーマとした講演会に行ってきました。
書籍・DVD「海の武士道」の著作者、惠龍之介氏の話を聞くことができました。
 

イギリスやアメリカで「日本武士道の実践」として讃えられた駆逐艦工藤艦長の話です。
太平洋戦争の最中、連合国海域で沈没して漂流していた400名超のイギリス海軍の将兵を危険と時間と燃料の損失を顧みず、全員を救出した物語です。
工藤艦長に救出されたイギリス海軍の軍人のひとり、そして帰国後外交官としてつとめその功績により国からサーの称号を授与されたサムエル・フォール卿はことあるごとに工藤艦長と日本海軍勇気ある行動を称えてきました。
「日本の武士道とは、勝者は驕ることなく敗者を労り、その健闘を称えることだと思う」と。
しかし、日本では、工藤艦長は一言も語らず全く知られていない話でした。

さかのぼって日露戦争後、時のアメリカ大統領ルーズベルトを感動させたのは、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊に勝利した東郷元帥の連合艦隊解散の辞でした。こんな言葉で締めくくっています。
「神明は唯(たゞ)平素の鍛錬に力(つと)め戦はずして既に勝てる者に勝利の榮(えい)冠(くわん)を授くると同時に、一勝に満足し治平に安んずる者より直(たゞち)に之を褫(うば)ふ。古人曰(いは)く勝って兜の緒を締めよと。」
工藤艦長が戦った太平洋戦争は負け戦だったものの相通じるものがあることを実感します。
世界から称賛される行動をしてきた日本人がいることをもっと知るべきでしょう。

惠氏は「海の武士道」の話をさらに広げ、太平洋戦争はただ一方的に非難されるべき侵略戦争だったのでしょうか?と疑問を投げかけます。

日本海軍による戦艦プリンス・オブ・ウェールズの撃沈をもってイギリスに「帝国主義は終わった」と言わしめたそうです。その後のアジア諸国は植民地から解放され独立した国家を持つことができるようになりました。当の日本は大きな痛手を被り戦争経験者は口を閉ざし、世界に対してはいまだに懺悔を繰り返しています。

自虐史観にとらわれたゆがんだ日本の歴史教育を見直して、日本人として誇りを持つべきことを教えられました。

戦中の父母祖父母の苦難と努力をもっと正当に評価すべきでしょう。