中国と契約したインドネシア新幹線がトラブル続きで暗礁に乗り上げた

インドネシア高速鉄道計画がトラブル続きで問題山積状態のうえに、契約に踏み切った一番の動機と思われる「低利融資で政府保障を求めない。（赤字になったとしても完成させる）」という、前代未聞の条件を中国が呑んで採用されたというのに、やはり心配した通りに・・・。

＞態度を一変させインドネシア政府の保証を要求してきた

ｗ( ゜Д゜)ｗ

フィリピン・マニラ郊外での南北通勤鉄道計画を中国が途中で投げ出して撤退してしまい、日本のＯＤＡで工事を続行することになったこともあったのにね。。まあ、政府高官に中国が得意の接待攻勢をかけたという噂もあり、更に日本が２億６千万円もかけた調査資料が盗まれて、さも自分たちの資料の様に振る舞い関係者を安心させたことも裏にはあったんだよね。。

中国は日本の新幹線技術提供を受けて高速鉄道網を敷設したというのに、その後、中国鉄道省は新幹線を独自技術だとして日本や欧米諸国で特許を申請するなんていうとんでもないお国柄ですもの。。。


だから、日本からしてみれば何を今さら慌ててるんだ？となりますねｗｗ

とはいえ、高速鉄道は安全性が命！インドネシア政府が頼ってきたら心の広い日本政府はＯＤＡで協力してあげてね！（●＾o＾●）

ちょっと余談ですけど、中国は紙パンツの国と揶揄してる方がいます。なぜって、技術提供されても技術革新がないから主な生産は縫製品と紙パンツだからですって！なので、低賃金で生産で来てた頃は良いけどだんだん物価が上がり主力輸出品もままならなくなってるようです。

中国のお国柄で日本ほどの勤勉さが無いのもありますが、あまりにも急激に成長し過ぎて、中国共産党の号令で動いてるから日本の様に町工場で技術力が向上する期間もなかったし、自主性のバックボーンもなく、今後中国経済の成長は期待できないでしょうね。。。とはいえ、世界経済の中心を担ってるわけですから穏やかな着地を目指してもらうしかないですね。

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中国を選択したのは最大のミス、高速鉄道計画の中止を野党議員が求める―インドネシア　配信日時：2016年2月7日 8時03分 [ ID:3059]

　2016年2月7日、インドネシアメディアによると、問題山積で暗礁に乗り上げている中国に発注した高速鉄道計画(ジャカルタ―バンドン間・約140Km、2019年開業)について、野党議員から中止を求める声が強まっている。

　中国に発注してしまったのは最大のミス。またこの区間での高速鉄道は優先順位として必須でないことから、建設前の現時点で早急に中止することが、インドネシアにとって最善だと説明している。

　中国の画期的な提案を信じて発注したものの、プロジェクトが始まってみるとトラブルの連続で、インドネシア側が想定していたものとはかけ離れていた。

　中国は、有力だった日本提案への対抗策として、インドネシア政府保証は不要だと画期的な提案(常識的にはあり得ない)をしていたが、態度を一変させインドネシア政府の保証を要求してきた。

　鉄道の運行保証期間は、中国から60年を提案されているが、インドネシア国土交通省は、早期地震検知警報システムの導入を含め100年を要求している。中国からの建設申請の認可審査を担当する国土交通省では、ずさんな中国の高速鉄道計画を承認した場合、運行開始後に事故が発生した時に責任が問われるため、ジョコ大統領からの強い指示があっても容易に許可を出せない。

　インドネシア政府内では、早期に着工すべきとの意見と、計画を精査し安全性をきちんと担保するべきとの意見の対立が起きている。

【編集：高橋大地】
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