暑さ寒さも彼岸まで
と言いますが、ここ数日の真夏日。
これからは涼しくなって一気に秋めいてくるのかな?
ジュリー様は、18日の福岡ライブを終えて今週末23日の横須賀ライブまでしばしお休み。
おうちでのんびり、にゃんことまったりされてるのでしょうか?
ハードなツアー進行のなかじっくりお体休めてくださいませー。
初遠征神戸をようやくまとめ、10月の国際フォーラムまおとなしく自宅待機いたしましょう・・とめずらしく殊勝なこと言ってたきんぴらですが・・
24日加須参加!!
ということになりました。
え!また!?
いや、もう娘なんかはそんなことも言わず「あぁ はいはい~」と流されておりますが。
これがねぇ。もうチケットもないでしょう、とあきらめていたら・・なんとチケットぴあで買えちゃったんです。
Twitterで「買えた!」という情報見つけて「おぉ!!」と速攻見に行ったらはじっこだけど1階中ほどあたりのお席が取れてしまった。
なんかのタイミングだったのでしょうかね?ラッキーだったかも
ってことで、ちょーっと遠い道のりではありますが加須参加いたします。
この会場には初参加ですが、電車移動がそこそこかかるのはわかってたけど びっくりなのは最寄駅から会場までが徒歩30分!
・・いや、まぁバスとかあるよね?と思ってたら「公共交通機関(バスなど)はありません。」の注意書きが
ほぉ~~、そうなのね~
いやいや、まぁ30分だから、ウォーキングと思えばちょうどよい距離かもね?(まさか山の上とかいうことはないよね?)
できれば雨が降らずに適度な気温だとありがたいなぁーと思いますが
(あ、タクシーはあるそうです。お財布に余裕がある方はだいじょぶですよー。)
やはりジュリー様を拝観するには体力が必要!日々鍛錬しながらライブに臨みます~(鍛錬‥3日坊主ですけど)
で・・本題。
だいぶあいちゃいましたが、7日に観に行った「恋人よ われに帰れ」
いまさらですがちょっと取り上げますねー。
ファーストカットは瀬戸内海に浮かぶ島が映って、主人公ケン・オオタの姉ナオミ役の小川真由美さんのナレーションで
「なぜこの無人島にローマ字の墓碑があるのか?」という語りから。
そしてタイトルカット
きれいなイラストに見えますが、後方に立ち上っているのは原爆によるキノコ雲。
そう、この物語は終戦後すぐの広島を舞台に始まります。
黒人系アメリカ兵が運転するジープの助手席に乗って登場するケン・オータ。
原爆投下時に広島に住んでいた姉・ナオミを探すためにやってきた日系アメリカ人の彼。
道を尋ねて「英語はわかりません」と拒むお巡りさんは小坂一也さん。(ちょこっと出てくる俳優さんもけっこう有名な人ばかり)
これに「だいじょうぶ、ボクにほんごできるから。」とちょっとカタコト的な日本語を話すケン・オータ。舌足らずっぽい日本語がなんともかわいいんです
(今ツアーで「イギリス暮らし長いから」と言うあの言い方に似てるかも)
・・同じ日系二世役だったチャーリーは普通に流暢な日本語だったので対照的です。
家のあった場所・・と言っても一面なにもない焼け野原。それでも「あのあたり」と教えられた場所を目指して
「Let`s Go!」とジープで走り去る二人。
・・大柄な相棒さんがケンに使われても快く尽くしてる様子になんか萌えてしまったなー
行きついた先でケンの財布を盗んだ少女が大竹しのぶ演じるケイコ。
原爆で弟は重体、自らもひどい火傷を負っているケイコに「東京の病院に行ったほうがいい。このお金で行けるから」と盗まれたお金を渡すけど同情でもらうお金はいらない!と突っぱねられて。
「ではにほんのうたをうたってください。できればよいまちぐさがいい。」と母の思い出が残る歌をリクエスト。
ケンはアメリカで家族とともに収容所に入れられ、家族を助けるために志願して兵隊に。しかし母は終戦前に収容所で亡くなってしまった・・という身の上をぽつぽつと語り。
(うう・・ケンにそんな話聞かされたら心揺らぐよね?)
憎いアメリカ兵と思いつつも、「宵待ち草」を歌いだすケイコ。それを聴きながら黙って立ち去るケン。
一度きりの出会いかと思ったけれどあとで再会するわけです。
このときもうひとりナオコを探しに来ていたのがナオコの恋人でケンの上官でもあるジョン。
彼はここで1週間彼女を探し続けたことでのちに原爆症発症します。
舞台は東京に移り、新橋の闇市でナオコを探すケン、復員兵の泉谷しげる(役名が?)に「心当たりがある」と言われて一緒にいるときにやくざの抗争に遭遇。
目の前で撃たれたやくざの親分は財津一郎、ケンは「早く病院に運ぼう!」と親分を介抱・・そこにその妻として現れたのが姉にそっくりな女性ユキコさん。小川さんの二役です。
初めてユキコに会った時、ケンは「ねえさん!」と声をかけるんだけどユキコさんは「どうも・・」って感じでスルー。
ユキコさんは「姐さん」って呼ばれたと思ったんでしょうね
このあと親分は亡くなってしまいますが、その場で唯一助けようとしてくれたケンに「姉にそっくり」と言われ、ユキコもケンに親しみを感じた様子。
(・・あんなかわいい人に「ねえさん」と慕われたらそりゃあ心揺らぐわ)
泉谷しげるもすっかりケンにくっついちゃって離れません。
「ぼくはアメリカ人だ。でも血は日本人だ。」というケンと口論したり反発したり・・とありつつも離れません。
・・っていうか、泉谷さんジュリーにくっつきすぎ・さわりすぎ・からだ寄せすぎ!いちばんの役得だな~ ケイコさんよりくっついていたかも。
で、世渡り上手的な彼(悪い人ではない)は、ジャズクラブを開きたいので楽器をなんとか調達してほしい、とケンに頼みます。
アマチュアだけどアメリカで自分もジャズをやってたケンはこれに協力。
アメリカ軍から楽器の寄付を取り付け(学校になら寄付する、と本部に言われたのでジャズクラブの名前をSCHOOLにする苦肉の策)、楽器の贈呈式に出る上官役をジョンに頼み無事クラブ開店。
ケンとジョンはたぶんアメリカで別れて以来なのかな?東京で再会を喜び合います。
ナオミとはダンスパフォーマンスのパートナーであり、結婚を誓った仲だったからにとってケンは実の弟みたいなものだったのでしょうね。とってもかわいがってます
ジュリーさまの無敵の弟キャラ炸裂!
こんな美しい弟がいたらそりゃあ嬉しいでしょうとも
大柄な彼と並ぶと華奢なケンがまたとってもかわいいんです
しかしふたりともナオミが見つからないことを憂います。と、同時にナオミそっくりのユキコに出会ったジョンは彼女に惹かれていく・・こらこらー。早いよ。
開店したクラブでの贈答式。
写真を撮るケンの可愛すぎる笑顔
このクラブで演奏する面々が・・歌手に真梨邑ケイ、ちょこっとだけ出てくる盲目の少女ピアニストは吹雪ジュン!う~~ん、以前見たときは気づきませんでしたー。
ここで泉谷さんが「ケン!歌えよ」と振って・・
ケン、ステージに登場~ GIファッションで歌うのは「Lover Come Back To Me」
それはそれはあまぁいお声で素敵に歌われます。そしてなんとも美しい きゃ~! ジュリ~~
あんな小さなお店で。いいなぁ~ 聴きたいなぁ~
あ!ヒロインをわすれてはいけません。
続きますー。