今日は手話通訳者養成講座だった。
内容は12月に行った聞き取り通訳実習の振り返り。
書かれた文章を手話で表現するのと違って、実際の講演会通訳はまず日本語との格闘だ。繰り返しや回りくどい言い回し、あるいは二重否定など・・・「で結局何が言いたいのか?」を瞬時に理解できるかどうかが勝負だ。
あるいは同じテーマをいろいろな言い方で何度も話しているような場面では、「言い回し」よりも「意味・趣旨・主張」をどう把握し、聴衆であるろう者へシンプルに伝えていくのかが求めれるように思う。昔は「まとめて通訳すればいい」とよく教えられたけれども「まとめる」というよりは話のエッセンスをギュッと「圧縮」してわかりやすい手話で表出するのがコミュニティ手話通訳に求められる能力ではないかと思う。
もちろん大学などの講義の通訳などでは、むしろ「言い回し」「どう言ったか」が大切であるので、日本語対応というか「元の日本語をできるだけ忠実にろう者の頭の中に再現してもらえる」ことを重視して表現すべきであろうと思う。
講座の終りに受講生から「要約力」をつけるための勉強方法について質問が出たけれど、総合的な「日本語力」を磨くことが大切だろう。
朝日新聞の土曜日の夕刊に「検定・腕試し」というコーナーがあって【漢字能力・3級】や【ビジネス文書・3級】の問題が載っている。これが意外と難しいのだ。1月5日版では、次の5つの「フク」を書き分けなさいという問題にてこずった。
(1)フク利計算
(2)フク雑な仕事
(3)指示のフク唱
(4)意味の重フク
(5)書類のフク写
それから話のポイントをつかむ力をつけるという意味ではNHK教育テレビで平日の夜10時50分から10分間やってる「視点・論点」を見て(聞いて)、要点をつかむというトレーニングを薦めた。どんな内容だったかを家族の誰かに自分のことばで話してみるだけでも、自分の「理解力」や「要約力」の程度が明らかになって勉強になると思う。
内容は12月に行った聞き取り通訳実習の振り返り。
書かれた文章を手話で表現するのと違って、実際の講演会通訳はまず日本語との格闘だ。繰り返しや回りくどい言い回し、あるいは二重否定など・・・「で結局何が言いたいのか?」を瞬時に理解できるかどうかが勝負だ。
あるいは同じテーマをいろいろな言い方で何度も話しているような場面では、「言い回し」よりも「意味・趣旨・主張」をどう把握し、聴衆であるろう者へシンプルに伝えていくのかが求めれるように思う。昔は「まとめて通訳すればいい」とよく教えられたけれども「まとめる」というよりは話のエッセンスをギュッと「圧縮」してわかりやすい手話で表出するのがコミュニティ手話通訳に求められる能力ではないかと思う。
もちろん大学などの講義の通訳などでは、むしろ「言い回し」「どう言ったか」が大切であるので、日本語対応というか「元の日本語をできるだけ忠実にろう者の頭の中に再現してもらえる」ことを重視して表現すべきであろうと思う。
講座の終りに受講生から「要約力」をつけるための勉強方法について質問が出たけれど、総合的な「日本語力」を磨くことが大切だろう。
朝日新聞の土曜日の夕刊に「検定・腕試し」というコーナーがあって【漢字能力・3級】や【ビジネス文書・3級】の問題が載っている。これが意外と難しいのだ。1月5日版では、次の5つの「フク」を書き分けなさいという問題にてこずった。
(1)フク利計算
(2)フク雑な仕事
(3)指示のフク唱
(4)意味の重フク
(5)書類のフク写
それから話のポイントをつかむ力をつけるという意味ではNHK教育テレビで平日の夜10時50分から10分間やってる「視点・論点」を見て(聞いて)、要点をつかむというトレーニングを薦めた。どんな内容だったかを家族の誰かに自分のことばで話してみるだけでも、自分の「理解力」や「要約力」の程度が明らかになって勉強になると思う。
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