木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

books32「DVDで覚える手話辞典」(谷千春著・池田書店)

2005年07月24日 21時28分37秒 | books
DVDの手話辞典がついに出た!と思って購入したのですが、単語検索機能が「?」でした。

普通にパソコンを使ってる者の「辞書」イメージとしては、検索窓があってそこに単語を入力するとその言葉の手話表現や解説が表示されるという感じですが、この本は「書籍と一体的に使用するDVD辞典」なのです。

なんと検索キーは書籍版の「ページ数」。3桁の数字を入力するという方式なのです。例えば検索番号を「122」と入れると書籍の122ページに掲載されている指文字「き」の表現のあと、「木」「黄色」「消える」という同じページに載っている3つの手話表現の動画が連続して表示されるのです。解説などはいっさいありません。ただ手話を表現する動画が3つ流れるだけです。価格を抑えるために(書籍版が480ページもあってDVD付きで2300円+税)、検索機能にアバウトな方式を選択したのでしょう。

DVDはあくまでも「手話表現の動画を見てもらうだけ」という割り切った使い方です。解説などは書籍版の本文に詳しく書かれていますので、あくまでも書籍版と一緒にお使い下さい。っていうか動画を見る必要がなければ書籍版だけでも十分「辞書」の役割を果たせる内容になっています。各単語の表現は写真で解説してありますし、解説文に例文、それに関連ワードも掲載されていてそれなりに便利です。見出し語ベースで約1700語程度を収録、索引は約4500語程度掲載されています。

ちなみに、著者は、あのサウスポーの谷千春さんなので各単語には「手話技能検定試験」の「何級」かが掲載されています。

DVDで覚える手話辞典

池田書店

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専門学校見学して来ました(^_^;)

2005年07月24日 20時42分53秒 | Weblog
今日は障害者自立支援法の学習会があったのですが、姉貴の娘の高校卒業後の進路の検討のため、東京・巣鴨にあるとげぬき地蔵に行ってきました…ってワケなくて同じJR巣鴨駅の反対側にある「東京服飾専門学校」の見学に行ってきました。彼女は午前中から一日体験入学ということでティーシャツ作って喜んでました。私は午後からの学科別説明から参加、なかなか好印象でした。
2年間で実践的な能力の習得を目指し、卒業後は現場で即戦力になれるという専門学校のエネルギッシュな姿勢はとても新鮮な、かつ緊張してドキドキするような説明会でした。自分が大学に5年間もいて、就職活動もさっぱりだったので、余計にそんな印象を受けました。

私は販売系のバイトをやった経験がなく「接客」も苦手なので、とてもこの学校には入れそうにありませんが、彼女は「人と接する仕事がしたい」そうなのでなかなかフレンドリーな校風は良いかも。受付の応対も良かったし、案内してくれた女の子もハキハキしてて学校楽しそうでしたので、私的には「おお、ここいいじゃん、ここに決めなよ!」って感じです。彼女の進む道は、私にとっても全て「初めて経験すること」ばかりなので、いつもおろおろしてしまいます。

早く彼女の「卒業後」が決まってくれるといいなぁ~。

ちなみに写真は、見学後、彼女と行った巣鴨の「とげ抜き地蔵」の本堂ですが、どれが「とげ抜き」なんだろう・・・? ホントに大量のジイさんバアさん+女装したおっさんもいて不思議な空間でした。
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地震で地下鉄止まってます(+_+)

2005年07月23日 17時45分05秒 | Weblog
4時35分頃東京地方に強い地震が発生して地下鉄全線止まってます。僕はたまたま田舎から出てきたオフクロと日本橋会館にコンサートを聞きに来てて地震に遭遇、トホホ…。

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手話学習と情報機器

2005年07月22日 00時37分32秒 | sign language
今年は地元の手話通訳士養成講座の手伝いをすることになって、先日受講生の聞き取り表現のビデオ撮りをした。問題文は、過去3年分の士試験聞き取り試験問題。

まず、この過去問題は、聴力障害者情報文化センターのホームページからパソコン(※1)を利用してダウンロードしたものだ。
それを僕が読み上げてボイスレコーダー(※2)に録音した。カセットテープと違って、ボイスレコーダは「頭出し」が非常に簡易にできる。もちろんMDレコーダーという方法もあるが、僕が持っているのは再生専用のMDウォークマンなので録音はできなかった。ボイスレコーダーはフラッシュメモリにMPデータとして録音するタイプのもので、パソコンのUSB端子に直接差し込んでデータを移すことができる。

録画はミニDVテープを使ったビデオカメラ(※3)だ。テープ1本あたり60分~90分しか録画できないので2時間の講演などの収録にはちょっと面倒だが、こうした短い手話表現の録画は実に手軽にかつキレイにできる。

手話や手話通訳の学習には、こうして録画した手話表現を繰り返し見てフィードバックすることが非常に大切だと思うのだが、集合研修の場で見る時間は限られている。できれば受講生一人一人にダビング(コピー)して自宅でもビデオを見て振り返ってもらえると良いのだが、このダビング作業が実はとても大変だった。一人15分録画したとして6名で1時間半だ。VHSビデオテープへのダビングでは1本のコピーを作るのに1時間半かかることになる。6本作れば9時間かかる。

ところが今年は士養成講座を担当するということで思い切ってHDD&DVDレコーダー(※4)を導入した。東芝のRD-XS36というちょっと古いタイプのものだが、価格の割りに編集機能が充実しているので東芝を選定した。これが実に快適。DVカメラからいったんハードディスクにコピーする際には実時間(1時間半)が必要だが、ハードディスク上で簡単な編集作業が可能で、録画したビデオの順番を入れ替えたり、不要部分をカットすることができる。また、各パートにタイトルなども入れてメニュー画面を作成することもできるので、あとから見るときにも便利だ。

こうして編集したものを最終的にVHSビデオテープやDVDにダビングするわけだが、ビデオテープなら丸々1時間半かかる作業がDVDならたったの7分なのだ。これは画期的。今回は残念ながら2名の方がビデオテープ希望だったので、プラス3時間の作業が必要になったが、DVDだけでよければ受講生のためにコピーを作るのもわずか40分ちょっとでできあがることになる。

また、講師として受講生の表現を何度も見直す場合にも、「頭出し」が簡単で繰り返し見ることが容易なのは言うまでもなく、その他にも年度ごとの表現を並べて再編集したり、モデル通訳の表現を加えたりして、チェックする上でも非常に強力なツールなのだ。こうした機器を利用して、もっと詳細なチェックをしていけたら良いなと思っている。
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books31「14歳からの仕事道」(玄田有史・理論社よりみちパン!セ)

2005年07月21日 22時17分00秒 | books
う~ん、久しぶりに「面白い!」と思える書き手に出会えた。
玄田有史(げんだ ゆうじ)さん、東京大学の社会科学研究所助教授なんだそうです。1964年島根県のお生まれとのことなので、まだ41歳だ!

2001年に書かれた「仕事の中の曖昧な不安-揺れる若年の現在」はすでに中公文庫に入ってるようなので、今度読んでみたい。

村上龍が「13歳のハローワーク」を出版したときにも面白い!と感じたが、さくっと手に取るには価格が高いし、姉貴の中学生の娘に勧めるには分厚すぎて、購入を見送ったことがある。その村上龍の話しも引用してあって「あの本(「13歳のハローワーク」)では、好きなことを仕事にした方がこれからは有利に生きられるとは書いたけれど、好きなことややりたいことがなければいけないとか、好きなことややりたいことがなければダメなんだとか、書いたつもりはない」なんだって。

もくじを読んでいただければちょっとイメージできるかな。

第1章 まだまだ「働く」なんてこれからのアナタへ
 ・やりたいことがないのは不幸なことではない
 ・「やりがいのある仕事」と「向いている仕事」は違う
 ・勉強とは、「ワケわからん」にあきらめないこと
 ・「安定」なんて簡単に求めるな
 ・悩んで、悩んで、悩みつくす
第2章 チャンスのつかみ方
 ・気楽に「頑張る」なんて言わないことだ
 ・「どんな仕事をしてきたのか」を聞いてみる
 ・とにかく行動してみること
 ・本当に「エライ人」がいる
 ・知らない誰かとのつながりから見えてくること
第3章 仕事に立ち向かうために
 ・個性や専門性なんて簡単には身につかない
 ・つまらない計算をしない
 ・自分のためのノート
 ・ポイントは「聴き上手」
 ・とにかく「ありがとう」だけは言っておく
第4章 働く中で起こること
 ・毎日がトラブル
 ・自分のボスは自分だ
 ・困ったときには相談してほしい
 ・仕事と男女
 ・リストラの真実
第5章 二十代ですべきこと
 ・フリーターではダメなのか
 ・「ウィークタイズ」という言葉
 ・自分の弱さと向かい合う
 ・働くことは矛盾に満ち、だからこそ美しい
特別章 学校をやめた人へ
おわりに


僕がこの中で「いい言葉だな」って感じたのは、
(1)やりたいことがないのは不幸なことではない
(2)勉強とは、「ワケわからん」にあきらめないこと
(3)悩んで、悩んで、悩みつくす
(4)気楽に「頑張る」なんて言わないことだ
(5)とにかく行動してみること
(6)知らない誰かとのつながりから見えてくること
(7)個性や専門性なんて簡単には身につかない
(8)自分のためのノート
(9)とにかく「ありがとう」だけは言っておく
(10)自分のボスは自分だ
(11)困ったときには相談してほしい
(12)リストラの真実
(13)フリーターではダメなのか
(14)「ウィークタイズ」という言葉
(15)自分の弱さと向かい合う

って15個も挙げたらまとめになってないな・・・。とりあえず今高校3年の姉貴の一番上の娘に読ませたいなと思っています。

14歳からの仕事道

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books30「50代にもよくわかる「ブログ」入門」(滝田誠一郎著・ベスト新書)

2005年07月21日 21時47分25秒 | books
ブログの基本的な仕組みを知りたくて購入したが、「50代にもよくわかる」という趣旨のためか、仕組みよりも「実際に書き始めよう」という主張に重きをおいて書かれていて、ちょっと期待はずれだった。

それに「50代にもよくわかる」というタイトルにも、ちょっと違和感を覚える中途半端な内容だったと思う。例えば、いろいろなブログの画面の写真を掲載してあるのは良いのだけけれど、初めてブログを見る人には、いったいどこに何が書かれているのかさえ見当が付かないのだから、新書サイズの小さな写真ではまるで意味不明なんじゃないかと思う。僕でさえ掲載されている写真の内容を注意深く見てみようという気が起きなかった。

本来は、1章「ブログとはなにか?」、2章「ブログを作る」が50代にとっての難関なんだろうけど、そういう問いに対する答えとして中途半端な説明を付けるよりも、マニュアル本やマニュアルサイトを紹介してそちらに任せることにして、逆に3章「何を書くか?どう書くか?」に絞って整理した方が、新書版のブログ案内として面白かったのではないかと思う。

4章「「目立つ」「ウケる」ための工夫とテクニック」や5章「ブログを使いこなして楽しみ倍増」に至っては、「これからブログを始めよう」という50代にはちょっと難解だったのではないかと感じた。ブログ画面を掲載するだけでなく、○で囲んで、矢印で引っ張って「ここにはこんなことが書いてある」とか、もっとビジュアルに説明を加える必要を感じたが、そこは新書サイズの制約でできなかったのだろう。

そうは言っても40代の僕にとっては、RSSリーダーのことがちょっとだけ理解深まったり、新しいポッドキャスティングの基本的な仕組みを知ることができたりして、基礎知識のおさらいとして役に立った。コメントのつけ方なんかもあいまいに理解していた「ネットルール」みたいなものが少し分かって良かった。

「ブログ」入門―50代にもよくわかる

ベストセラーズ

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books29「CD付き 1分間「ちょこっとヨーガ」健康法」(番場裕之著・講談社+α新書)

2005年07月20日 23時42分09秒 | books
このところベルトがきついこと著しいのですが、暑くてスポーツする気も起きず、このままではイカンなあ~と思ってたところ、いきつけの書店でこんな本を見つけました。

「ヨーガを始めるにあたって、身体の硬さや年齢などを気にされる方が多いようですが、基本的にこうした心配は必要ありません。「○△のポーズ」というように、何らかの体位をとることをヨーガだと理解している方もいるようですが、ヨーガが大切にするのは「ポーズ」ではなく、その「プロセス」です。つまり、形を完成させることが大切なのではなくて、「○△の体位」を実修することによって、全身と対話しながら、呼吸に合わせて全人格的に働きかけるプロセスを大切にしているのです。」(本文25ページ)

という説明が気に入って読み始めました。
寝る前にちょっとずつやると、不思議と眠りが深くなります。特に呼吸法を練習することによって、精神的な落ち着きが得られる気がします。手話通訳者の頸肩腕障害にもとても良いのではないかと感じています。ストレッチの次はヨーガだな。
NHKから師匠の番場一雄氏のビデオが発売されているので、実際に始めるにあたってはビデオを見ながらやることをお奨めします。

1分間「ちょこっとヨーガ」健康法

講談社

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Googleの「Maps」「Local」は、すごい!

2005年07月15日 14時16分36秒 | Weblog
Googleが地図/地域情報サービスの「Maps」「Local」を日本でも開始という記事を読んだ。(その記事自体もGoogle Newsで知ったのだが・・・)

これまでは、ライブドア・マップなんかが、縮尺が大きくて使いやすいと思っていたけど、最近は「楽しい」地図が増えてきた。先日も、はてなマップで会社の先輩の自宅を衛星写真で見たりして職場で盛り上がった。

しかし、グーグルの新しい地図は、「面白くて簡単」だ。ちょっと驚きの衛星写真と、それと連動させてイラストの地図も表せるところがとても分かりやすい良い。しかもドラッグでぐりぐり地図を上下左右に動かせるし、縮尺も左側のスケールで自在に変えられるので、周辺の地図を見るのも地図帳の上で目を走らすようだ。

さらに「面白くて簡単で気が利いてる」のがグーグル・ローカル。地域名とキーワードでいきなりアンド検索できる地図だ。これで「つくば市」「ラーメン屋」と入力すれば、つくば市内の主だったラーメン屋が瞬時に地図上にマッピングされて表示される。面白すぎる!

アメリカ版の「グーグル・アース」は、無料のソフトウェアだけど、こっちの「マップ」と「ローカル」はブラウザー上で実現されているので、URLをブックマークすれば誰にでも簡単に楽しめる。これはやってみるっきゃない!

 * Google日本版
  http://www.google.co.jp/
 * Googleマップ
  http://maps.google.co.jp/
 * Googleローカル
  http://local.google.co.jp/
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books28「正しい保健体育」(みうらじゅん・理論社)

2005年07月07日 02時38分53秒 | books
 本屋で、山田ズーニーさんの新刊を買おうとして、ついふらふらとすぐ近くにあった「みうらじゅん」を買ってしまった。いっかんなぁ~こういうことでは・・・。

正しい保健体育

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books27「法律を読む技術・学ぶ技術」(吉田利宏・ダイヤモンド社)

2005年07月07日 02時32分26秒 | books
 障害者自立支援法案の勉強をしていて、やっぱ法律そのものがキチンと読めるようにならないといけないよなぁ~と思って「政令と省令」の違いを調べていて検索でヒットした本。

 私のような素人にも「基本の基本」から丁寧に、かつ、平易な言葉で解説してくれているので、大変分かりやすかった。

 「2章 法律の基本ルールを知ろう」では、本則と附則の関係や、改正法の構造などが優しく解説されている。

 また「3章 法律学習の基礎知識」は、さらに法律用語の解説まで詳しく書かれていて、「及び」と「並びに」の違いなど、大変基礎的な事がらを明快に理解できる。

 「4章 法律のヒエラルキーを知っておこう」では、最初に検索した「政令と省令」に違いなどが書かれている。

 中盤は「図解編」として、「5章 法律の全体像をつかむ図解術」が書かれている。( )書きの読み飛ばし方とか、図解することによって法律の階層構造を理解しようとする姿勢は、法律だけでなく一般的なものの考え方にも通じる参考になる話しだ。

 後半は「法律編」ということで、「7章 民法」「8章 憲法」「9章 行政法」とちょっと難しくなるが、前半だけでも買って手元に置いておく価値があるテキストだと思う。

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術

ダイヤモンド社

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