◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

大阪で実験に立ち会ってました。

2010-09-07 | 防火ログ
今日は午後一番から いざ大阪へ・・新名神が出来てから大阪も近くなりました。

用件は、日本ログハウス協会の防火関係の試験をしているので、その状況を見に行きました。


午前中は行けなかったので、試験結果を聞きました。
いつも紹介しているのとは違って、丸太は丸太でも ログハウスには使わないような樹種
広葉樹なども燃やして、一分間にどれだけ燃えるかなどを調査していました。

これは何か役に立つの??ということもあるかと思いますが、、、結構重要です。
大型物件 特にP&Bのような建物の場合 柱とか梁を化粧で見せたい場合、JASマークの製材とか集成材の場合だと、
もえしろ設計と言って、何分経ったらどれだけ燃えるかわかっているので、
その分を大きく作れば木材をあらわしてもOKという基準があるんですが、
それに当てはまらないもの、丸太などは適用が無いので、しかたなく角材にする必要があるんです。

ということで、急に認定とはいかないまでも、長いスパンで実験をして公に認めて
もらおうと言うことです。面白いのは樹種によって表面の炭部分が膨らむものと
少し縮むものがあるということ。

そして、本日のメインイベント・・・床を燃やす(室内からの写真なので変かな~)

床を燃やすってタイトルはおかしいのですが、二階建て以上の場合のその下部の
天井を燃やす実験をしました。これで何を?
公共建築物をはじめとする大型物件でもログハウスで作れるようにする為の実験です。
バーナーで60分間燃やし続けて床が落ちなければOK(落ちなくっても温度とか色々条件あり)
と言うような感じのものですが。。今日も暑い中 燃焼実験をしました。
内容は、来月行われる 私も入っている耐火委員会で正式な見解が出るのでそれまで
お預けです・・・個人的にはOKかな グラスウールとプラスターボード
そして無垢の板材の能力を肌で感じることが出来ましたよ。では!!
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
もちろん、P&Bも問題無しです。

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