まったり~

まったり~っとしながら、お気に入りのものたちの紹介や、日々の出来ごと、読んだ本の感想などなど・・・日常生活を綴ります

最近の読書記録

2018年11月03日 | 本の記録
あっという間に11月ですね。
2018年も残すところ2か月をきりました。
昨日は母を病院に連れって行った際に一緒にインフルエンザの予防接種を受けてきました。
冬支度・・・そんな言葉が似合う季節になってきました。


さて読書記録です。



<「99歳、いくつになっても いまがいちばん幸せ」 吉沢久子著 大和書房 >

書店で、ほかの人が手にとって無造作に置いていったのでしょうか。たった一冊がほかの本の上に乗っていて、私の目を惹いたものです。

手に取ってパラパラとめくると一人暮らしについてや、食べ物は大切。人とのおつきあいなど興味深いテーマに分かれたエッセイ集でした。

一人暮らしの母に読ませてあげようと思い購入したのですが、私も読んでみると共感出来る部分が多く、私もこんな風に歳を重ねていきたい。
老後もこんな風に過ごしていけたら・・・と思える内容でした。

一人暮らしをしていても、一人を慎み自分を甘やかしすぎないで生活するということ。
日々、今日が一番幸せだったと思いながら生きていく姿勢。
自分なりの楽しみをみつけ、楽しく生きなければ損!と思いながら暮らしていくこと。
人生こうあるべし。と決めつけずに自由に自分らしく生きていくこと。
他人の悪いところは目につくが、どうせ付き合うなら良いところを見つけ出せるような人となること。その方がお付き合いも気持ち良く出来ること。

などなど、挙げたらきりがないくらい共感出来る部分。教えていただいたと思える部分がたくさんです。

こういう性格でこういう気持ちを持って生きている方だから99歳(現在は100歳になられているそうです。)という歳までお元気に立派に生きていらっしゃるのだなぁと思いました。

私もこれから先、自分らしく、楽しく歳を重ねていけたらいいなと思います。

この本を読むまで吉沢久子さんという方を全く知りませんでしたが、若いころは速記者、現在は家事評論家やエッセイストであり、お料理も得意で、生活の知恵などもたくさん持っている方のようです。

機会があれば、そのような本も読んでみたいと思います。


そしてもう1冊

<「江ノ島西浦写真館」 三上延 著  光文社文庫 >



作者の三上延さんは、何年か前に剛力彩芽さん主演のドラマにもなった「ビブリア古書堂の事件手帖」の作者でもあります。
鎌倉や江ノ島などいわゆる湘南を舞台にしたミステリー小説が多いですね。

西浦写真館は主人公の祖母の写真館。
子供のころから祖母から借りた古いフィルムカメラを片手にたくさん写真を取ってい主人公。
大学も写真関係の課があるところに進学したほどでしたが、ある出来事があってからカメラを全く手にしなくなって写真から離れてしまいました。

それから何年かして。祖母が亡くなって、遺品整理のために久しぶりに西浦写真館を訪れた彼女が、一緒に遺品整理を手伝ってくれることになった人に何故カメラを持たなくなったのか?を説明していくうちに・・・自分の心も整理され、様々に浮かび上がった謎も解き明かされていくというミステリー小説です。

最初から、かなり引き込まれて、続きが気になって仕方ないところはビブリア古書堂と同じです(笑)
そして、女性が謎を解き明かしていく役目を担うのも三上延さんの小説らしいところ。

続きが気になりながらあっという間に読み終わってしまいました。

こちらは、シリーズものでなく読みきりなので、サラッとミステリーが読みたいときにおすすめです。




話が変わり、先日深川散歩をした際に立ち寄った「リカシツ」で購入した試験管のセットに
ガーベラ(生花)を飾ってみました。



やはり生花はいいですね。
黄色とオレンジのビタミンカラーのガーベラ。元気が出ます。
キッチンの窓辺に飾ってみました。

毎日お水を取り替えて、11日間も咲いていましたよ。

お花(生花)がある生活は、やはりいいですね(^^)/
これからも、たまにお花屋さんをのぞいて、気に入ったものを飾ってみようと思います。


(今は造花のガーベラを飾っています)


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