稚内市は9日(金)、お昼過ぎから夕方にかけて大雨に見舞われました
稚内では非常に珍しい局地的とも言える集中豪雨で
道路は川のように水があふれ、床上、床下浸水などの被害が発生しました
降り始めて30分過ぎても一向に収まる気配がなく
あまりに激しすぎる雨だったので、急遽、FMわっぴ~では中継班を出すことに
午後1時過ぎから僕はわっぴ~号に乗り込み
市内各所をパトロールしながら現況をリポートしました
元々、低い土地である末広付近は歩道まで水が溢れいました
続いて萩見地区の道路冠水は特にひどく
国道40号の商工高校坂下の交差点は洪水状態で
その裏の脇道の殆どが川のような状態になっていました
萩見地区の緑富岡環状線沿いでもマンホールから水が飛び出すほどで
排水溝が詰まったのか、処理能力が低いのか全体的に萩見地区の冠水はひどかったです
またスポンサー企業でもある「電建」から
裏山から土砂が流れ込んで来ているとの情報を頂き急行すると
「ホテルさかえ」の前の通りと、その下の踏み切りまで茶色い土砂と枯れ葉が流れてきていました
港地区の「ホテル喜登」の裏山では治山ダムから溢れた泥水を下水に流しこむ作業で消防車が出ていました
雨の降り方は港~大黒~緑~潮見~萩見~富岡地区が特に強かったせいか
中央より北は目立った被害は確認できませんでした
再び大黒地区に戻ると図書館と「ホテル奥田屋」の間を流れるクサンル川の一部が氾濫しており
こちらも消防車やパトカーが来ていました
富岡は丘の上なので大丈夫かと思いきや
「ユアーズ」「信金富岡支店」の前でも排水溝がつまったのか道路が冠水
警察官が一時通行止めにしていたようです
FMわっぴ~では午後2時半から一部プログラムを変更し
中継班による現場中継を継続的に行い、各所から集められた交通情報等を伝えました
稚内市でも災害対策連絡室を設置し、災害対策や情報収集に当たっていましたし
市内建設・土木業者も土のうの手配などの対応に追われていたようです
激しい雨は午後4時頃くらいにはピークを越えましたが
この間市内は大混乱しJRも運休や遅れなど影響が出ました
台風が殆ど通過することのない稚内ですから
雪には強くとも、こうした豪雨には意外と弱いのかも知れません
激しい雨の中、災害対策、対応、警戒に当たった各関係機関の皆さま大変御苦労様でした
萩見地区①国道40号(商工下)
萩見地区②国道40号(商工下)
萩見地区③緑富岡環状線(朝日交番付近交差点)
大黒地区①クサンル川(図書館裏)
大黒地区②クサンル川(ホテル奥田屋付近)
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