CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】べっぴんさん

2017-04-12 21:20:00 | ドラマ映画テレビ感想
NHK朝の連続テレビ小説であります
無事今作も見終えました
何話か飛ばしてしまったので、
完璧にとはいえませんけども、おおむね満足して
最終回まで見たといえると思うのであります

よかったところは、一にも、二にも、
高良健吾さんの演技のよさでありまして、
本当、一人だけずば抜けて上手いなとあっけにとられたというか
圧倒されてしまったのであります
若い頃は、当然に年齢相応なんだけども、それでも
どこか危うさと、度胸のよさを見せていて、
面白いなぁと、キャラクタもあいまって楽しませてもらっていたけども、
年齢を重ねていく演技が本当にうまくて素晴らしかった
最終盤の、おじいちゃんの演技なんか、
完全におじいちゃんだったので驚いた、
一人だけおじいちゃんになっちゃったと、ほかがあまりにも変わらないだけに
なんというか、もったいないと思ってしまったのであります
早い段階で、大河ドラマとかでも主役やってくれるんだろうと
楽しみにしたいと思うほど
今回は脱帽というか、喝采、拍手を送りたいと思うのでありました
本当素晴らしい、俺が小学生くらいのときに、爺ちゃんがあんな動きしてたと
喋り方もあわせて、物凄く研究しているそれに感動したのでありました

と、のっけから、俳優さんべた褒めで終わってしまいそうでありますけど、
話のほうは、斬新とは違うけども、どこまで史実だったのか
気になりつつも、おおむね楽しめたと思うのであります
特に、娘世代が、うちの両親と同じくらいということもあって、
そのあたりと話をしながら見ていると楽しいテレビになりまして、
孫が生まれたあたりは、自分と同世代かと思うと
これもまた、なかなか楽しいと思えたのであります
着実に、朝ドラ視聴レベルが上がっているな、俺

さておき
本当にああだったのか、あんなお嬢さんのおままごと的な始まりだったとは
到底思えないのでありますけども、それは修正することなくというか、
二週くらいまわって、それが本質で、ぶれないところなんだと気付いたら
ドラマに自分を合わせて楽しめるようになったというか、
あの独特のほのぼの感は好きだと思ったのであります

実際は、それはないだろうという展開が
相当数あったと思うのですが、それはうっちゃって、
どたばたしながらも過ぎていく時間を楽しめたというか
あの時代を楽しめたようにも思えて満足できたのでありましたとさ

ひとつツッコミというか、それだけはなかろうと言っておきたいところでは、
明美さんが、栄介とくっついたくだりでありまして、
アレは、たけちゃんかわいそうすぎるでもないが、
たけちゃんとのくだりが、どうなってしまうんだと
衝撃を受けた展開だったわけで、
だけど人生はまま、ああいうもんだよなとも思ったりして
この感じが、自分が独身男性たるゆえんでもありそうだなと
妙に納得というか、深く考えさせられた展開でありました
一般的には、ごく普通の流れなんだろうなといったらいいか、
なんともかんともである

また、新しい朝ドラが始まるのだが、
なかなか楽しめた一作だったと、メモを残しておくのであります
ああ、あと、紀夫くんも好きだった、
彼もまた、まったくぶれない、変化のない生き方で
人間ドラマとして面白かったと思うのである
彼と、龍ちゃんは勝ち組人生であったなぁ