CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

よたびの台湾旅行 05 MRTと悠遊カード

2015-02-28 19:12:19 | よたびの台湾旅行(2014)
さて、出発前に、今回MRT(地下鉄)用に、
悠遊カードを買ったというか、借りたので
その件を書いておくのであります
手元のガイドブックの情報が古いせいなのか、
デポジットの返金時に、使っていても手数料がかかるとか
初期購入料金が300元で十分だったりとか
あれこれあったのであります

あと、書き忘れていたのでメモっておくこととして、
今回の旅のレートでありますが、ずいぶんと悪化しておりまして
10000円で、2557元と、1元≒4円で、前まで3円で計算してましたので、
なんというか、一気に割高になったかのように
錯覚してしまうのでありました
なんでも100元で食べられると考えているレートが
300円から、400円になってしまうという
本当に残念であります、仕方ないね

と、そんな貧乏ったらしい話はさておきまして、
悠遊カードであります

これの購入方法がよくわかんなくて、
混雑する西門町の改札で、列に並んで駅員に質問したら、
ここじゃねぇと言われて一蹴されたという
悲しい思いをしつつ、自販機めいたもので
手に入れることができましたので
それを書くのであります


駅にある、こんな感じの機械がそれであります
てっきりお金下ろす機械だと思ってましたが
これがカード販売機であります
券売機とも違うからまた、ややこしいんだよな


こっちみんな
この画面の、右真ん中の「購買悠遊カード」をタッチ


で、次の画面で普通を買うのであります
優待はお年寄り用だそうですので、まだお世話になりません
このあと、最初の画面で加値で、チャージを行って完了
私はデポジットあわせて300元で三日間過ごしてお釣りがきました

このカードだと、無条件で料金が2割引
さらにMRTからバスを乗り継ぐとバス代が激安になるなど
非常にお得でありました
私は結構、MRT乗り継ぎまくるので、一日票のほうが
よい場合もありますが、たいがいはこっちが無難でありましょう
なお、返金は窓口でやる必要があるので
兌換の発音がわからず、龍山寺の怖い駅員に英語でお願いしました
change moneyで通じるのでがんばりましょう

そんなわけで、いよいよ移動いたします

たまたま、松山線の開線すぐだったので
北門駅で、台北っ子もスマホで写真撮っておりました


知らないうちに駅名が変わっていたりしましたが、
ともかく乗り継いで、台北の北へと急ぐのであります
ガイドブックの地図の外から、外へと移動します

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【読書】「おっさんレンタル」日記

2015-02-27 21:47:41 | 読書感想文とか読み物レビウー
「おっさんレンタル」日記  著:西本 貴信

おっさんをレンタルしてくれる
そういう副業を試してみたおっさんの、
その事業というか、まぁ、暇つぶしめいたチャレンジ中の
あれやこれやを書いた本でした、
あっという間に読めてしまった

特に目を見張るような内容はなかったものの、
ただのおっさんが、勇気を出して、
こんなことをしてみたというのは、
自分に照らしたときに、できないことだし
すげぇなと素直に感心できてしまうのでありました
ただ、ただのおっさんというには、
やっぱり、こんなことをしようと思うくらいなので、
なんというか、営業やってるサラリーマンとか、
そういうタイプではないのでありました
まぁ、そこは特に気にすることもあるまいか

しかし、おっさんと1時間何かしらできる、
そういういかがわしい商売で、
何の気なしにあれこれと誘いがくるというのが
凄いことだなと真剣に思わされたのであります
この人だから大丈夫だったと
言っていいのか悪いのか、
いや、実際起きた話じゃなく
嘘なのかもしれないなんて思ったりしつつ、
アイドル志望の女子中学生だとか、
なんか、そういう危なっかしい子供との邂逅もあったり、
これを読んで、
そういう目的の人が悪いことしないだろうかと
いらんことを心配したりでありましたとさ

内容といえばいいのか、エピソードについてですが、
笑う話と、泣ける話と、
当然のようにたくさんの人とあれこれなので、
そういうのがうまくちりばめられていて
さらさらっと読めて、
なんとなしいい話だったねという読後感で、
まずまず楽しかったようにも思うのであります
もっとも、中身がなかったとも
感じるところであります
なんというかな、そのとおりだということが書いてあるんだが
あまりにもそのとおりすぎて、感動がないというか
残らない、あっさりなのでありました

ともあれ、とりあえず読み終えたと
メモっておくのであります

【読書】勁草の人

2015-02-26 21:26:56 | 読書感想文とか読み物レビウー
勁草の人  作:高杉良

久しぶりに高杉良を読みました
骨の太い経済小説を期待してと
思っておりましたが、
経済小説というよりは、人物伝という形で
ちょっと事前知識がないと、
全体を捕まえるまでに時間がかかる
そういう手ごたえを覚えながら、読みきりました
正直、一回だけじゃちゃんと理解できない

どうも、昭和、高度経済成長期の日本興業銀行というものの
役割というか、それにまつわる事件、政治、出来事を
前提知識として持ち合わせていないと、
これだけ読んでも、なんというか、
次々と知らない名前が出てきて、
誰が結局主人公なのか、半分くらいまで進めないと、
私の頭では理解できなかったのであります
会話で進んでいくというのが、
なんというか、全体をよりわかりにくくしていると
そんな風に感じてしまった
私の読解力が落ちているという証左かもやも

そんなわけで、田中角栄だとか、
日本興業銀行だとか、アブダビ油田だとか、
そういった商社華やかなりし頃といっていいのか、
不毛地帯なんかでおなじみの
あの昭和を生きた、そして政経の舵を取った
中山素平という傑物のお話でありました

当然、私のような無知蒙昧の徒が
知るはずもなく、これを読んだ分だけ
理解したという具合なのでありますけど、
国益という考え方に基づいて、
経済を動かした人物だったようであります
手放しで礼賛とまで、していいのかどうか、
私には判断する知識も、知能もありませんが
非常に優れた仕事をなされたのは間違いない様子でありました

油田に関する話なんかは、不毛地帯の向こうにあたる話だなと
貴重な昭和史だと引き込まれて読んだのでありますが、
国益というそれをどう支えたか、
そのポリシーというか正義というか、信念というものが
ありあり描かれていて、納得でありました
ただ、それは独善的でもあって、
味方を代えると、国益という名を借りた暴挙であったかも
そうとも読めたのであります
もっとも、そんな書き方してないんだが
天邪鬼に読むとそうなってしまう

相変わらず、小泉竹中の話をけなすことは忘れないと
そんな按配の小説でありましたが、
銀行の役割というか、高度経済成長というのを
馬力をかけて進めていた中枢、
その力というのを見えたようで
面白い小説でありました

しかし、長生きしすぎだな、鞍馬天狗

よたびの台湾旅行 04 剥皮寮老街から西門町へ

2015-02-24 22:14:56 | よたびの台湾旅行(2014)
新富市場も満喫というか、
あわただしくスルーしまして、
うろうろとその北側に出ました


なんとなし、ジャッキーチェンを彷彿とさせる香港映画的街並み

初めての旅行時に、わからないまま歩き倒した
剥皮寮老街に出ました
生憎、朝9時から営業というかオープンになるため、
まだ8時にもなってない時分では、
外から見るしかなかったわけですが、
せっかくなのでと、あれこれ見える範囲内を激写




オープンしていれば、中で新進気鋭の芸術家の作品だとか、
なんとなし、清王朝を偲ばせるような建築などなどを
ふんだんに楽しめる歴史的地域として
なかなか面白いところなのでありますけども
早朝の人気のないそれをそっと見納めて、
行き先急ぐため、すたこらと西門町まで歩くのであります

前日夜に、迷子になりながら到着したわけでありましたが
我ながらよくたどり着いたなと感心
街の辻辻というか、通の名前なんぞを見ていくと
なんというか、見覚えでもないんだが、
この龍山寺から、西門町に歩いていく途中、
康定路を北上していくわけですが
長沙、そして、成都と、
三国志めいた単語を見て、ふっと思い出したと
まぁそういうわけなのであります
書いててわかりづらいな、つまるところ、
知らない台湾の町なのに、
長沙とか、成都という三国志で知った名称が出てきて、
前回旅行中に発見して覚えていたからわかった、
そんな按配であります

…本当、最近日本語が乏しいな
ともあれ


成都路を東に入っていくと、西門町に出るのであります


西門町前のアルタっぽい大きなスクリーン
そして遺憾なく発揮される萌え文化
日本の悪影響が垣間見られます(酷い)

ともあれ、西門町の駅に到着し
長距離移動に向けるのでありました

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木曜時代劇 風の峠~銀漢の賦~

2015-02-23 22:28:55 | ドラマ映画テレビ感想
木曜時代劇枠であります
おっさん二人が友情がどうしたという
青臭いことをいいながら、それを確かめるという
実にすばらしい時代劇でありました
ものすごく面白い、と、言い切ってしまうのは
私の趣味が入りすぎていると思いつつも
いい脚本といっていいのか、ストーリーで
涙しながら最終回を見終えたのであります

子供の頃の友情を思いつつ、
大人になってから、それぞれ違う道を歩み、
忌むようにしていたことも、
なんというか、解けていくようにして沁みて
そして、そういう話を
軽妙に、説教くさく、感動を押し付けるようでなくして
するっと描いたという感じでありまして
いかにも、木曜時代劇という雰囲気が
たまらん一作でありました

さて、そして殺陣
これについては、第一話が一番よかったのであります
最終決戦もなかなかよかったんだけども、
第一話の、それも、子役の源吾がよかった
子供のなりながらも、しっかりと腰がすわってて、
説得力のある太刀筋で見事でありました

そして、その子役をさしおいて、二人決戦をするという
平岳大と渡辺大がこれまたよかったのであります
この二人も、力まかせの殺陣ながら、
いい見せ方でありまして、
また、ガタイがいいから映えるというのがステキであります
子役と対比がきいてて、実に見栄えのする殺陣でありました
そして、久しぶりに興奮したのが、
謎の必殺剣「龍牙」なる技が披露されたところであります
これを破る技もすげぇかっこよかったし、
それを会得しての最終回という見せ方もまた、
ステキだなと感心しきりだったわけでありますが
ああいう、嘘っこ剣法が、かっこよく決まるというのは
なかなか見られないので、楽しくて仕方なかったのであります
背中で逆刃に持ち替えての逆手裏打ちなんて、
凄い見栄えしてステキじゃないか、
忍者っぽい技なのに、ちゃんと剣士のそれに見えたし

と、まぁそんなかっこいい殺陣を
さらっと、柴田恭兵さんがやってたのにも驚きましたが
両足を踏ん張っての大立ち回りがまた、似合っていて
スター性のある俳優さんは、本当貴重だなと
眼福だったのであります

話もほどよくコメディでありまして、
薄暗くなりそうなテーマなのに、
うまくいなしたつくりになってて
当方とても満足でありましたと
つれつれ書いておくのであります
次のはどんなのやるんだろうか、楽しみであります

花燃ゆ  熱血先生誕生

2015-02-22 20:48:29 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
今週は、ばたばたしてて面白かった
いっそのことこういうのでいいのかもしれない
だけども、松蔭が最後にともに学ぼうというあたりは
まぁ、確かに、松蔭っていうと
ああいう感じなんだけども
今の時勢、流行らんよなとも思うところ
いっそ、斬新な松蔭にしてくれたほうが
もっと見たかったそれなのかもと
思ったりなんだったりであります

久坂の再び顔見世という感じでありましたが
煽りバトルはなかなか面白いというか、
現在もネット上で行われているそれこれを
彷彿とさせるというか、
なんだろう、面白いんだけど
これはウケが悪いだろうななどと
いらぬ心配をしながら見ていたのでありました

言ってることも至極まともというか
正論でありまして、正論というのは
言われると頭くるそれだよなと
物凄くわかりやすく作られていて
ステキだわねなどと感心したのであります

畳み掛けるように塾生も揃っていくようで
また楽しみなのでありますところ
いい子ぶる感じの話じゃなくて
もっとわやくちゃな集団として、
できれば、楽しいサークルではないそれを
見せて欲しいと願いながら
来週を待つのであります

よたびの台湾旅行 03 萬華駅から新富市場

2015-02-21 22:12:57 | よたびの台湾旅行(2014)
そして二日目、早朝から出立と思いきや
ちょっと前日の歩き詰めにやられていたのか
出発が7時とかになってしまって、
焦って出かけることにしました


ホテルのすぐ近くにあるゲーセン

萬華駅

明るいと道もわかるものでありまして、
このままいけば、龍山寺に出るなと
なんとなしわかるようになったわけですが、
せっかく前日歩いたので、
ここは西門町までまた歩いてしまおうと
ぶりぶりと進んでいきます
その前に、早朝の市場を見ておきたいと
新富市場に寄っていきます


裏手から入ったので、この怪しさ爆発な感じが
たまらんわけであります


初めての台北旅行時に、気づいたら迷い込んだ市場ですが、
早朝ともなれば流石に活気に溢れておりました



前回の双連朝市と同じく、生肉がぷらぷらしてましたが、
ちょっと絵的にアレなので、
当たりさわりないので濁しておきますところ
それにしても、朝から旨そうな匂いと雰囲気でありました

お惣菜なんかも販売されているようで
買って家に帰るというスタイルなのか
その場で食べるという雰囲気ではないものの
なんとなし食べたくなるようなものばかりでありました
とりあえず通りすがりという感じなので
ささっと見て、雰囲気だけ楽しんだら
すぐに次の目的地へと向かうのであります


野良わん子
ふらふらしてましたが、市場の人に可愛がられていて
なかなか愛されているようでありました

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【読書】ZERO to ONE

2015-02-20 23:00:03 | 読書感想文とか読み物レビウー
ZERO to ONE  著:ピーター・ティール

ゼロから何かを生み出す
それがビジネスの根幹にある大切なものだと、
まぁそういう話であったように思います
かなり面白いので、
割とすいすい読んでしまったのですが、
通勤途中の電車で読むには適さない、
しっかり時間とって読み込むべき本でありました

著者のことはさっぱり知らないのですが、
スタートアップ企業に対する
ステキな投資家であるようでして、
その哲学を書いた本であります
いかにしてゼロからイチを生み出すか
それには、
圧倒的な力を持ち、
小さい市場から独占し、
創業者グループがたがうことなく、
創り続けること
だというお話だったと思います
当たり前とも思えますが、
非常にいいなと感じたのが、
小さい市場で圧倒して、それを拡大していく
これが重要だと
ここまではっきりと言い切ってもらえると
なんというかな、それできたら
俺でも億万長者というか、凄いことになるんじゃないかしらと
思ったり思わなかったりでありました

他と違うことをする
そういうことではあるんだが、
秀逸なたとえとして、パロアルトにイギリス料理の店を出す
というのが出てくるわけなんだが、
市場はちゃんと選べ、なによりも、その力がどこまで影響力を持つか
孫子にも近いそれこれを学ぶのでありました

あとは、市場の測り方
みんなが言ってるから、それが嘘だとわからずに、
もしくは見ないふりして、盲目的に信じるという
おぞましい事態が時折起きる
それが、環境ビジネスだったという話も
胸がすくようでありまして、楽しい一冊でありました

なかなか楽しめる一冊であります

【ドラマ】全力離婚相談所

2015-02-18 20:52:24 | ドラマ映画テレビ感想
ドラマ10枠でありました
最近、NHK名古屋の枠が結構充実しているよねと
今回のも、おっかなびっくり見ていたのですが、
NHK名古屋は、こういう感じのコメディ調の番組で
あたりが多いと感じた次第であります
以前だと、恋するハエ女も非常によかったし、
なかなかであります
ただ、反面といっていいのか、
社会派の内容をやるとどうもはずれというか、
悪くないんだけど、普通という感じになってしまうので
今後もこの枠でがんばってほしいなどと
願ってしまうのであります

そんなわけで、今作が先日終了いたしました
大変面白かった、いいホームドラマだったと
真剣に感激というか、感動したのであります

名古屋で大須を舞台にしてという具合でありましたが、
まぁ、名古屋っぽいところなんて、
宮地がしれっと出演していたくらいで、
あとはさほどになんということもなかったのですが、
昔慣れ親しんだ風景が懐かしくもあり、
ついつい見入ったのであります

と、ロケーションはさておきまして、
ドラマの内容が実によかった
さまざまな離婚案件を片付けていくという話で、
夫婦のあり方を見せるという安直なそれだけでなくて、
いろんな人がいるよねという、生活めいたところの描写がしっかりしてて、
趣味だとか、弱さだとか、人情だとか
そういうのをないまぜにしながら、
軽く、深刻になり過ぎないで、変にてらいもなく
すばらしく描かれていたので感心しきりでありました

メインであった、親子のありかた、
娘に懺悔する、その後悔の重さと、そこに対していく姿というのは
もう全員の演技もよかったし、物語もわかりやすく
感情移入しやすくて凄いよかったのでありました
これは本当、さらっと見て感動できてと、
実に私好みでありました

あとは、名古屋凱旋といっていいのか、
舘ひろしさんが、渋くてかっこいい役柄で、
それでいてコメディという、実にいい役どころをゲットしてて
見ていてとても楽しく過ごせたのでありました

NHK名古屋発のドラマが
今後も続いてほしいと願ってしまう
いいドラマを見終えたのであります

【読書】中国語はこんなに日本語と似ている

2015-02-17 20:57:35 | 読書感想文とか読み物レビウー
中国語はこんなに日本語と似ている  著:樋口 真二

中国語は英語と似ている、だから日本人には難しい
なんていう風評被害に待ったをかけて、
そうではなく、むしろ日本語に近いということを
まぁ、本のほとんどの内容で説明というか、
解説というか、書き添えていった本でありました
内容の半分くらいは繰り返しじゃないかと思うくらい
なんというか、濃厚に類似点を挙げている本であります
あんまり類を見ない

これを読んだら、台湾旅行が楽になるかしらと
そういう興味をもって読んだのでありますが、
残念ながら、言語の本というには
いろいろと異なる趣でありまして、
ともかく、日本語と中国語は似ているという
その原理を説明するために、あれこれと、
類似点と思しき部分を揚げ連ねていき、
その反面で、英語との違いを得々語るといった具合でありました
まぁ、英語とは違うんだろうし、
日本語とも似てるんだろうねと
そういう感想を持たざるを得ない分量でありました

しかし、読んでみて感じていたのは、
そういう具体例が挙がるほどに
なんというか、それはもう、そう見たいから見えてる
そういうものではないか、
思い込みを強く念じているのではないかと
感じてしまう部分も多々ありまして、
実際に、凄い似てるとはいえないし、
それを言い出すと英語と日本語も、
コミュニケーションの何かなんだから
似てるところもあるだろうさなんて
ひねて読んでしまったりでありました

ともあれ、その熱い思いというか、
中国語を習ってみようかしら、
そんだけいうなら簡単なのかなと
思わせてくれるだけで、なかなかよかったと
そういう気持ちなのでありますが
最後に触れていましたとおり、
書く、読むは漢字と語順、文法が似てるから
なんとかなるだろうけども
話すのはまた別だという話になってしまうと
まぁ、なんだろうか
四声って、そんなに難しいのかと
考えさせられるのであります

そもそも、北京語と台湾語も違うんだよなと
いまさら書いておくのであります
ニィハオではなく、リィホーなんだよな

よたびの台湾旅行 02 南機場夜市と水餃子

2015-02-16 20:47:12 | よたびの台湾旅行(2014)
そんなわけで、夜の台北下町へと繰り出しました
向かうは、ホテルから歩いて15分くらいの
隠れたといったらいいか、
最近旅行者にも人気が出てきたと噂の
南機場夜市であります


いわゆる地元の夜市というやつなのでありましょう、
ところ狭しとお店は並んでいるものの、
龍山寺や、士林のと違って、こじんまりしてて、
何よりも日本語がさほどに通じない、
通じないとなると、ほぼ捨て置かれるという、
実に私好みの場所でありました
この突き放された感がいいですな、
何一つ気兼ねしなくていい

で、この夜市でありますが、
一周するのに30分もかからないほどでありまして、
本当実にこじんまりしていました、
結構な暗がりもあったりして、ちょっと
おっかなびっくりでしたが、何があるわけでもなく
にぎやかな夜市に戻って、目的の一つでありました
水餃子を探したのであります

來來水餃(ライライシュエイチャオ)という有名店があると
聞きかじって訪れたわけですが、いや、本当
探しても探しても見つからない、
というか混雑が凄すぎてわけわかんない
結局小雨ふるなか、3週して発見できなかったので
目に付いた別のお店に入ったのであります



価格も手ごろだし、なんか客寄せしてたおじいさんに
「寄ってけよ、日本人かい?言葉はわかるのか?」
と、言われた気がした(まったく言葉は理解できていない)ので、
その店に決めたのであります
地元の人が、あれこれ言いながら食べてるし、
凄い勢いで餃子作ってたのでおいしそうだからいいやってなもんです


凄い勢いで、水餃子が茹でられていくのであります

幸いなことにというか、
來來水餃は、白菜餃子だと聞いていたので、
ニラ入りだというこの店なら、明日もう一度チャレンジしても
モノか被らないからいいやと注文
韮菜水餃15個(75元)、酸辣湯(30元)であります



どっちもなかなか旨かった、
翌日、ようやっと來來水餃も発見できたのですが、
そっちよりも酸辣湯はおいしかったように思います
ほどよい酸っぱさがなかなかステキでありました
15個も餃子食べると、結構お腹にしっかりたまるようで
とりあえず満足して退散したのであります

で、帰り際に、この店の割と近くにしれっと
來來水餃を発見して、うなだれたのでありますが
それはそれ、翌日の楽しみとしまして
とりあえず一日目は、速めの休息をとったのであります


夜市から離れると結構暗い夜道でありまして、
大阪だったら怖くて歩けないけど
台北なら大丈夫という、自分のおのぼりさんっぷりに
あきれたりしたわけでありました

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花燃ゆ  放たれる寅

2015-02-15 20:43:36 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
寅次郎、出獄する
そういうお話でありましたね

特段に語るところがないといってしまうと
情けないところでありますが、
なんだろうかな、ずいぶん置きに来たというか、
本当、泰造の演技以外にこれといって
心に残らなかったのでありました残念
ちゃんと見てなかったからじゃないかとも思うんだが
なんだろうか、確かにその通りだったんだろうけど、
きれいすぎるというか、
やっぱり移入しづらい感じであります
そういう意味で、松蔭先生っぽいといえばそうなのかもしれない

もう獄中の人々と会うことはないのかと思うと
残念至極なのでありますが、
寅次郎が死んだあかつきには、
彼らが慟哭する様が描かれるであろうと
願ってやまないのであります
なんだかんだ、あの獄の人たちは楽しかったと
思い出のように語るわけであります
まぁ、罪の大小ではなく、身分で獄が分かれているというのが
本当、特殊に見えるなと現代人として
感想を述べておく次第なのでありました
知識というか、知力が同じくらいだから
なんだかんだと、楽しいところだったのかもしれないと
思わされてしまうじゃないか
いいなぁ

次回から、ようやっと
松下村塾編に入るようで、
番組としても力を入れているところに入るであろうことから
はすに構えつつも見ていこうと
じっくり想いをつのるのでありましたとさ

よたびの台湾旅行 01 夜の故宮博物院

2015-02-14 18:28:36 | よたびの台湾旅行(2014)
さて、ずいぶん寝かせてしまったのでありますが
数ヶ月前にしれっと台湾旅行にいってきた
そのレビウをしたためるの巻であります
とうとう四回目というわけで、慣れたものと
かなり嘗めて挑んだわけですが、
4回目にして、
・関空のウイングがこれまでと逆と知らず迷子になる
・到着後のガイドが現れない
・ガイドマップ外に宿泊のためホテルから中心地まで迷子になる

つまるところ迷子だったのでありますが、
これは本当初めてのときじゃなくてよかったと
これらの迷子事情にも、慣れた感じで対応できたので
我ながら、年齢は重ねておくべきだなと感動しきりだったのであります
閑話

そんなつまらないことはさておき、またも台北に遊びにいき
右往左往したのでありました
集大成といってもいいほど、満喫したのでありますが
まずは初日、到着してからしばらくの行動であります


これが今回の宿、貴都飯店であります
クリスタルホテルなる名前で紹介されたと記憶してますが、
中身は日本のラブホテルに近い感じでありました
ほぼすけすけのお風呂だとか、なかなか新鮮であります
場所は龍山寺から南へ20分くらいのところ、
到着して、まず北がわからずに往生しましたが
何度か、ホテルの人に聞いて向かったのであります
初日から故宮へ、そのために龍山寺のMRT駅(地下鉄)

歩くこと1時間
すでに迷子だと途中で気づいたんですが
戻る道もわからず、あてどなく歩き続けたところ
なんか見覚えのあるところに、あれ?ひょっとして前回のと
気づいた俺は偉いと思うところ
まさかの、西門町まで歩き続けた様子で
歩けないことはないのねと納得
そこから、MRTで士林まで移動したのであります


いつもは、紅30のバスに乗りますが
やってきたのが304番、これも止まるっぽいと
わけもわからずに乗り合います

別枠でまた語ろうと思いますが、
今回はEASY CARD(悠遊カード)を利用であります
これがとんでもなくお得でありました
台北いくならこれ一枚もっておくべきであります



到着した故宮博物院、これももう四回目かと思うと
何をそんなに見る必要があるのかと
自分でも思うのでありますけど、
金曜、土曜は夜会がありまして、今回初めて見てきました
これはよい、物凄く空いてる(注:入館したのが18:50)
21時までやってますので、この時間に見ると
もうガラガラでありまして、じっくりとっくり、
以前は混雑で見えなかった乾隆帝コレクションも
独り占めするように見られたのでありました

今回も文物には感涙しきりで、
このところ、書にも開眼しつつあるので、
じっと名書の数々を見て感激して、
充実の一日目を過ごしたわけであります
さらに気分がのっていれば、
帰りに士林夜市も楽しめるから、
普通の旅行プランでもやったらいいのになどと
思ったりするのでありました
今後、一日目夜は故宮で決まりだなこりゃ

そんなことをして、充実し一時帰宿
そして、今回の第一の目的地である
南機場夜市へと向かうのであります


ちなみに、ホテル夜の概観です
完全にラブホだわ

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【読書】億男

2015-02-12 21:20:10 | 読書感想文とか読み物レビウー
億男  作:川村元気

お金にまつわる小説でありました
様々な金言というか、お金に関する偉人の台詞なんか
さらりさらりと引用したり、借りたりしながら、
物語はお金と幸せについて探求していくと
まぁ、そういう感じであります
なんというか、ちょっと説教味が強くて
あんまり得意ではないタイプの小説でありました
そこそこ面白かったんだけど、
なんだろうかな、オチがあまりにも説明的すぎてなあ

そんなわけで、心の底から楽しめる内容ではなかったものの、
お金を手に入れることと、幸せを手放すことが
同じであったり、そうではなかったり、
お金を手に入れて、人間が変わってしまうとはどういうことか、
何を失ってしまうのかということを
いくつかエピソードを交えながら紹介といった具合で、
主人公が狂言回しなので、
展開に振り回されっぱなしなのでありますけども
なかなか面白い見せ方でありました
もうちょっと、主人公に感情移入できたら
もっと面白かったようにも思うなぁ

ちょっと現実感のない話といったらいいか、
全体的に没入できないようなつくりなのは
わざとなのかもしれませんけども、
ちょっと俯瞰ではないが、離れて読まされる感じで
追体験するような話が、
もっと引き込まれていたら、面白いのになと
ギャンブルの話なんかを読んでいて
思い知らされたのであります
はまってなくてよかった

ともかく、それなりに面白いものの
ちょっと疲れているときには読みたくない
そういうお話でありました

【読書】店長がいっぱい

2015-02-11 15:42:35 | 読書感想文とか読み物レビウー
店長がいっぱい  作:山本 幸久

丼チェーン店の様々な店長さんたちが、
それぞれの人生とお店と仕事と
過ごしたり、考えたり、進んだりといった
なかなかステキな短編連作でありました
オチもいい塩梅できいてて、感動もあって
実にいい小説だった

読後感爽やかで、嫌味もなく、
明日もがんばろうと思わせてくれるほどの
説教臭さのない、イイ話ばかりでありました
人間を長くやってきたおかげか、
でてくる様々な店長たちの人生模様や、
越し方帰し方といったところが、
なんというかスムースにきいて、感動的でありました
最後の話なんざ、泣いてしまった
そんな凄い感動話というわけでもないんだけどもさ

そんなわけで、真面目に働くというほどでもないが、
人生を自分で踏ん張るということを
とつとつ描いているのが好感でありまして、
もっと疲れているときに読んだら
より、深く感動を受けてしまうかもしれないなどと
思ったりしたのでありました

ありふれた、成長話なんだけども、
嫌味じゃないというか、どれも深入りしないという感じの
ほどよい感動加減で、読みやすいし気持ちいいしと
なかなか感心しきりだったのでありました

お母さん的な人ががんばる系の話というのは、
どう読んだって感動してしまうものでありますが、
それはそれとしつつ、それぞれ、
自分がどうあるか、どうしているか、
何かしら考えた上で生きているという姿が
しみじみときいて、ステキ小説であったと
快哉なのでありました
とてもよかった