いつも通り木の枝を拾った...ぽん子。
それを無視して進む相方。
すると急にリードが軽くなった。
えっ
振り返ると固まるぽん子。
首輪が抜け...口先の枝に引っかかっている。
すると...ぽとん...と枝が口から。
にやっと笑ったかと思えばドピューーーーーンと走り去る。
近づいては離れていくまるで戦闘機のような...ぽん子。
どうしても捕まらない。
「ぽん子は、かまってチャンなのできっと次の飼い主にはよくしてもらえる...。」
そう思いながらとぼとぼ帰路に着く相方。
その横を又三郎のようにすり抜け今度は休耕田の草立ちの中へ。
まるで狐のように飛び上がっては見えなくなったそうな....。
そして散歩している友達を見つけそっちを向いているすきに捕獲されたそうな。
凄い運動量のぽん子と精神的疲労の相方。
昼休み。
ぷんぷんと怒っている相方。
今晩は....シャンプーの刑だぞとぽん子をビビらせる。
そして夜。
帰宅すると相方がぽん子に優しくしている。
それもハンドヒーリング。
何？
すると晩御飯を作っていた時だそうな。
ぽん子の悲鳴が聞こえた。
急いで行ってみると首のあたりを無性に搔いている。
そして首をかしげたまま固まった。
何かに刺された。
いや耳に何かが侵入？
地球外生命体の仕業か？
元気のないぽん子。
御飯も食べない。
当然シャンプーの刑は無し。
かたまったままのぽん子。
明日...病院に連れて行くか？
でも原因わからんし。
何もできないのでエステマッサージ。
軽く軽く。
すると気持ちいいのか眠ったようだ。
どうか元気なぽん子に戻りますように...と祈る。
