ヤエムグラが目立ちはじめた。
ツツジの植栽の間に一緒に広がっているフラサバソウも目立ちはじめた。
だすら次々と引き抜かれ始めた。
(2015.03.06 玉津町)
☆
玉津のフラサバソウ。
環境センターの建物の北、道路沿いにヒラドツツジの植栽。
その植栽も所々、木が枯れてしまって空間が出来ている。
その空間を埋めるように、フラサバソウとヤエムグラが広がる。
もともと植栽の下に育っていたのだろう。
木が枯れてしまったことを良いことに我が物顔で広がっている。
午後になると花冠は落ちる。
直後にはまだ萼片は閉じていないから、残った雌しべの柱頭が辛うじて見える。
残った雌しべの柱頭は確かに見える…のだけれど、
葉にも萼にも毛が密集しているので見つけにくい。
次々と咲く一日花、次々と果実が出来る。
閉じた萼はやがて茶色くなってゆく。
果柄も茶色くなるので、緑の中では果実が目立つはじめる。
果実は最初緑色を帯びている。
左右に膨れた形態を牧野博士は「イヌのフグリ」とした。
包んでいる萼には毛があるが、果実は無毛。
フラサバソウ(ツタバイヌノフグリ) オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属 Veronica hederifolia
種小名hederifoliaは{蔦の葉」の意味
(2015.02.23 玉津町)
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玉津のフラサバソウ 明石公園のフラサバソウ 芽生え
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