タカサゴユリ、高砂百合。
大正年間に、台湾から渡来。
語源は、台湾の一地名、高砂からとも、台湾の呼称・サカサングからの転訛とも。
園芸種のテッポウユリより少し大きいし、茎も太いが、葉が極端に細い。
花壇には咲かない…と思うのだけれど、似ているから空き地で増え続けていた。
JR大船と藤沢の線路際には何ヶ所か咲いていたし、
鎌倉中央公園近くの空き地では、園芸種?と思えるように、
周りの雑草をすっかり刈り取って貰って咲いていた。
そんな花なのだろう、野生化して増えている。
(2010.08.19 林)
タカサゴユリ(高砂百合) ユリ科ユリ属 Lilium formosanum
テッポウユリに似ているが葉が細いので、ホソバテッポウユリと呼ばれることもある。
画像2枚追加 (2010.08.23 林崎町)
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猛暑の中 涼しげに 咲いてくれてます
テッポーゆりのように 香りはあまりありませんが 毎年夏の楽しみです~
この花は残されていますから、雑草扱いはされていないですね。
種子から開花まで時間がかかる他のユリに比べて、次の年にはもい花を咲かせている。
園芸種にはない素朴さが、大事にされている理由でしょうか。