ツユクサ科Commelina benghalensis L.
ツユクサ(Commelina communis )同様、畑地では強雑草として嫌われている。
それでも、露地に咲いていると、優しい青ですねぇ~、と好まれているようだし、
中にはわざわざ染物の下絵を描くために栽培される仲間もいる。
関東生活では、ついぞ見なかったこの幅広の葉を持った、
花はかなり小振りのツユクサだが、四国・松山には普通に咲いていた。
ツユクサ同様、草本では珍しく同一株に雌しべと雄しべを持つ両性花と、雄しべしかない雄花の二種類の花をつけている。
花色は、人間には爽やかな色だけれど、
昆虫類を頼みとする他家受粉には不向きだそうで、かなりの個体は自家受粉する。
解りにくいけれども、上が雌蘂を持たない雄花、下が両性花、果実を結ぶ。
(2006.08.19 松山)
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