エビスグサは夷草
夷は、異国・外国、だから異国から来た草…の意味
近縁のハブソウとともに種子は生薬名・決明子(ケツメイシ)ボウコウナン(望江南)と呼ばれる
健康茶としても利用され、ハブ茶と呼ばれているのだけれど
大半はハブソウではなく、エビスグサが使われている…そうだ
同じような黄色の、開ききらない花をつけるけれど
エビスグサの葉先は丸く、莢は下を向き
ハブソウの葉先は尖って莢は上を向く
この田んぼの周囲には、毎年エビスグサが広がる
(2011.08.24 南王子町)
(2011.09.20 西新町)
エビスグサ(胡草、恵比須草、夷草)マメ科センナ(カワラケツメイ)属
Senna obtusifolia(=Cassia obtusifolia)
ハブソウ(波布草)Senna occidentalis(=Cassia torosa)
両者の種子から採る生薬名に、ボウコウナン(望江南)と書かれているブログもある
(2011.09.26 南王子町)
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去年のエビスグサ
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