HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)

2017-04-06 | 【独り言】

『また、コゴメイヌノフグリですか?、他に撮るモノが無いのです?』
そう言われると、以前ならこう答えていた。
「同じものが気に入らないなりゃ、見ないけりゃいいでしょ…」

最近はそんな過激な事は口走らない。
黙ってまた同じモノを撮っている。














フラサバソウほどでは無いけれど、葉も茎もかなり毛深い。

葉裏も赤褐色だから芽生えの頃は間違える。











オオイヌノフグリと同じように午後には萼が花冠下部を絞り出すように動く。

ゆっくりではなく、瞬く間に花冠は萼から押し出される。

花冠を押し出した萼は、即座にではなくゆっくりと閉じてゆく。

ゆっくりとだが僅かな時間の間にはこの辺りまで閉じている。



探せば幾つものおしべ付きの花冠が落ちている。



やがて数日で果実は育つ。
花冠は無毛だが、果実は有毛、中に種子が2個入っている。
コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)
 オオバコ(←ゴマノハグサ)科クワガタソウ属 Veronica cymbalaria
(2017.03.24 林)
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コゴメイヌノフグリ



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