明石川河口まで走った
まだ夏の日射しが残っている
かつては流れてきた土砂が
潮流に押し戻されて河口付近に堆積していた
だから河口の両側は極端に狭まり
そこには多くの魚が集まっていた
海流の複雑な動きで河口近くの水深はかなり深かった
大人たちはその砂の上に太い竿を何本も並べてボラ釣りをしていた
深みが幾つもあるからと、当然遊泳禁止だったが子どもの釣りも禁止されていた
それでも大人に混じって何人かはボラ釣りに興じていた
今は両岸ともに護岸堤防が出来、遊歩道まで整備されて河口も広がった
波よけブロックにウミウが休んでいる光景は、昔もあっただろうか
釣り人は全く見なくなったし
両側の護岸堤防もすっかり視界を遮って、淡路島影だけが昔日のままだ
(2012.09.05 明石川)
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