マーガレット

英名の Marguerite、マーガレットと呼ばれることはあっても、
和名 木春菊と呼ばれることを聞くことは殆どない。
この白い花だけだと思っていたけれど、最近では様々な種類が登場して、どれもマーガレットと呼ばれている。

高校時代のマドンナのイメージはこの清楚な白だったから、誰もモクシュンギクとは呼ばなかった。
そう呼んだとしたらきっと気位の高い彼女は、たぶん、猛反発したことだろう。
今度会ったら聞いてみようと思っている。
尤も、気位が高い…なんて言ったらもっと叱られそうだけれど。






マーガレット　キク科 Argyranthemum frutescens（= Chrythanthemum frutescens）
(2010.05.09 大明石町)

こちらはシュンギク、春菊、野菜の花。
☆【後日談】
このマーガレットの花には後日談がある。
記事を書いた後、何度か小西のボタニカルアート展示会などで一緒になることもあったから
高校時代のイメージ、その当時抱いていた憧れなどと共に話したことがある。
『偏見は捨てんとあかんよ…』が彼女の答えだった。
淡い憧れはそのままだし、マーガレットのイメージは今も持ち続けているのだけれど
唯の一度きりしか会話したことのない人へのそれはやはり偏見だったのかも知れない。2016.03
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