秋の終わりに辛うじて花と果実を、冬に果実を撮った
女房殿が先々週、この花の蕾を見ていた
だから「八重のドクダミ」の整理に上がった折
温室に立ち寄ってこの花を撮った
温室の外にはギンバイカ、沈床花壇にはコボウズオトギリ
昔はシベの多いのは苦手…と言っていたのが
撮り慣れてきたのか、平気で撮っている
何でもそうだと思うけれど、慣れるというのが一番の近道
うまく撮ってやろうという邪念が入らなければ…だ
温室の植物を撮るのは邪道だ…と
大船ではよく言われた
そこに咲かないものが植えられているからだ…と言われた
花壇の花だって同じだろうと反発して殆どの花を撮って
職員の教材用に使って頂いた
狭い日本の、狭い地域のものだけを保護することも確かに大事だ
ホームセンターで買った花を花壇に植え日常を飾ることも大事だ
それでも温室でしか育たないの日本では育てにくいからだ
手間暇掛けないと、勝手には育たない
だからこそ、こんな植物だって花を咲かせ実を付けている
ジャボチカバ（英名 Jabuticaba）フトモモ科ジャボチカバ属 Myrciaria cauliflora
（2012.06.26 須磨離宮公園）
【覚え書き】幹生花・幹生果 熱帯・亜熱帯の植物にフトモモ科は多い。
幾つかは枝を伸ばすことなく幹から直接花を咲かせ、実をつける。
そこに棲む動物たちの果実摂食がたやすいように、
つまりは種子散布の効率を考えてのことだと言われている。
雰囲気はちがうけれどハナズオウも、直接幹から花が咲いているので幹生花である。
余談だけれど、この科名を見て特に女性の嬌声が必ず聞こえる。
気にしなければなんと言うことも無いのだけれどとにかくうるさい。
狭い温室内では声も響き渡るから盛り上がるのは外にして欲しい。
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新宿のカカオ 京都のサガリバナ 加西のカンキチク
熱帯の植物には特に多いようですが・・・
花が咲いているところを見てみたくなりました。
花のときにも展示されていたのだと思いますが見逃しているのかもしれないです。
接木をしても結実するまでに５，６年はかかるということでした。
味見をしてみたいところでしたがつままずに鑑賞するだけ。
花の割には一粒が大きいのですね～
ジャングルでなくても、熱帯では植物もいろいろと種子散布に知恵を絞っているのでしょうね。
細くて長く伸びた枝先より、しっかりとした幹から直接出ている花や果実の方が、訪花も期待出来るのでしょうか。
果実も採って貰いやすいから、散布の手助けも期待出来そうだし。
と、あくまで人間側からの想像でしかないのですけれど。
須磨では寸足らず木ですが、毎年しっかり花を咲かせて実も少しは出来ているようです。
とんちゃんさんの、ところで「ジャガチカバ」を見てきました。
花は、どんなのでしょうか？
しべは、あります。花びらもあった、がくは？
実になるころには、幹から直接ついている！！
なんとも、不思議です
植物も、いろいろ考えて進化してきているのでしょうね。たぶん、もぎり取ってすぐ食れるように
とんちゃんさんは、テレビでサルが食べているところを見たそうですが
これから、自然や動物をテーマにした番組を見る楽しみが増えました。
幾つかのテレビ番組では、最近動物と植物の自然界での共生を取り上げているようですね。
ニュース以外殆どテレビは見ないのですが、野の花を撮っていると良く話を聞くことがあります。
それぞれの立場を人間が想像したり解説をして『へえぇ～、そうなんだ』と感じるのですね。
人智を越える部分が作られたドラマよりもおもしろいのだと思います。
果実の付き方も、見慣れたものでない分、おもしろい…と言うことになるのでしょう。
食べ慣れているリンゴやイチゴなども、植物のどの部分を食べているのか…と調べると、やはりへえぇ～、そうなんだ…と言うことが幾つもありますから、是非ご興味の範囲でお調べ下さいね。