敢えてニホンズイセンと書く。
一つの茎に幾つかの花が房咲き、一重も八重もある。
白い花弁6枚、萼片・花弁各々3枚。
内花被片、外花被片と呼んでいるけれど
花びら6枚で通ってしまうのが普通だ。
雄しべは6個、雌しべは1個。
黄色の副花冠の一部が歪になり、白くなっている。
八重咲きは、雄しべの花弁化だけではなく、副花冠の花弁化も含まれる。
副花冠は雄しべの托葉が発達し、合着して副花冠を形成したものと言われている。
雄しべは長くて目立つ3本と、その内側に短い3本。
長い雄しべの花糸は副花冠に合着している。
だから副花冠から生えているように見える。
ニホンズイセン(日本水仙) ヒガンバナ科スイセン(ナルシサス)属 Narcissus tazetta var. chinensis
(2015.01.04 林崎町)
--------------------------------------------------------------
冬のスイセン スイセン、幾つか
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます