かなり以前、カナメモチ（要黐／Photinia glabra・アカメモチ）の、葉がより赤い種類（ベニカナメモチ）が、盛んに街路や生垣に植えられた。
ただ、病害に弱く最近では、カナメモチとオオカナメモチの雑種から交配された
「レッドロビン（セイヨウカナメモチ、セイヨウベニカナメモチ）」が植えられるようになっている。
若葉の赤も濃いし、葉が大きく柔らかいのが特徴だが、何よりの特徴は
花が多く咲くにも関わらず、果実が殆ど出来ない事だろう。
交雑によって作り出されたもの、葯が白いままなので花粉が成熟しないのだろう。
セイヨウベニカナメモチの学名表示は Photinia x fraseri
'Red Robin'は、その中の代表選手的な品種名ということになる。
（2007.04.27 明石西)
【少し遅れていますが、4.27-30 自宅、明石、須磨離宮公園周辺の最新画像を下記ページに追加しました】
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おめでとうございます！
私、ブログ引越しました。
新ブログ「花のまわりで」でもよろしくお願いします。
その中の記事で「101回目のプロポーズ」のドラマをみて、何だかこの花に通じるものがあるような・・・と書いたんですが、
花は咲いても果実ができないんですか。
なるほど。
でも、１０１個目の花は実るかも・・・ですね。
五月になって、花も賑やかになって、書き足りなく
なってしまったのでしょうか。
hanaさんはお友達とお二人だったのですが、気さくな
方だったので初対面の挨拶もなくて、まるで旧知の
間柄のような会話でした。
嬉しい事ですね、自分の書いた記事・画像をカラープリントされて、それを持って「花捜し」して下さるのは。
自然交雑の場合は、不稔にはならないのでしょうが、
人為的な交配の場合は、どうしても植物の生殖部分を
操作してしまうので、花は咲いても…が増えますね。
交配が進めば進むほど、種子繁殖できないものが増え
周りは作り物ばかりになってしまいます。
ただ、街路樹・生垣用にはむしろ種子繁殖できない種類
の方が良いのかも知れません。
零れ種があちこちに散らばって、無用な場所で繁殖を
しないほうが景観上は良いでしょうから。