種子がこぼれ落ちた果実の殻が残っている。
冬芽が膨らんでいる。
蕾が膨らんでいる。
須磨では早々と咲き始めていた。
梅の季節にはいつも寂しい思いをするけれど、今なら充分楽しんで貰える。
(2015.12.22 大道町)
☆
まだ黄葉が残っている枝にビッシリと蕾。
花も早々に咲き始めている。
去年から今年にかけての須磨のロウバイは散々だった。
ムクドリの仕業だ言うけれど、それだけではあるまい。
鳥の写真を撮る人たちは、花に群がる鳥を喜ぶけれど
花にとっては迷惑千万。
昆虫だって同じだ…と思うけれど、鳥ほど酷くはない。
画像の狙いは人それぞれだろうし、あちら立てればこちらが立たずは世の常。
とかくのことは言わぬが花。
黄色は去年咲いた花の後に出て来た今年の葉
今咲いている花の後に出る葉は、先端部分に控えている。
物事には順序がある。
おしべが花粉を出す前から、蝿の類が花粉を食べている。
おしべが花粉を出し終えると、めしべが伸びて来る。
物事には順序がある。
開花直後、まだめしべは見えない。
かなりおしべが開き気味になっているから盛んに花粉を出している。
しばらくすれば、めしべの柱頭が顔を出す。
ソシンロウバイの黄葉、光則寺の裏山、土牢への道すがらのロウバイもそうだった。
花が咲いているのに気がつかないほど葉が残っていた。
ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属 Chimonanthus praecox f. concolor
(=Chimonanthus praecox f. luteus)
(2015.12.14 須磨離宮公園)
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今年のソシンロウバイ
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